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フュージョンの人気曲ランキング

フュージョンといえばあなたはどんな曲を思い起こしますか?

もしかするとどんな曲調か思い浮かばない人もいるかも知れませんね。

フュージョンというのはジャズとロックを融合させた包括的なジャンルなので、明確な線引が難しく馴染みのない方には少し難解に思えるかもしれません。

CMやサウンドトラックなどのメディアの露出も多く、BGMとして幅広く起用されることが多いです。

京都でフュージョンに長年寄り添ってきた「ライブスポットラグ」が運営している当メディアがまちがいない名曲をご紹介いたします。

これまでに寄せられた音楽ファンの確かな声をもとに人気をリサーチ、ランキング形式でご紹介いたします。

フュージョンの人気曲ランキング(91〜100)

RENDEZVOUS渡辺貞夫92

栃木県出身のサックスプレーヤー、渡辺貞夫の楽曲です。

1984年にリリースされたアルバム「Rendezvous」に収録されています。

きらめくようなサックスの音色がステキですね。

余談ですがアルバムには、キーボード担当として、世界的に有名なベーシストMarcus Millerが参加しています。

Straight to the Top渡辺貞夫93

Straight to the Top - Sadao Watanabe
Straight to the Top渡辺貞夫

「ナベサダ」の愛称でも知られている、日本が世界に誇るサックス奏者である渡辺貞夫さん。

邦楽ジャズ・シーンにおいて欠かせない偉大な存在の渡辺さんは、フュージョン・アルバムも多くリリースしており、商業的にも大きな成功を収めていますね。

今回紹介している『Straight to the Top』は、世界的なジャズ~フュージョン・ピアニストであるデイヴ・グルーシンさんと組んで発表された1981年の『Orange Express』に収録されている名曲です。

エリック・ゲイルさんやマーカス・ミラーさんといった鉄壁の演奏陣はすべて海外のミュージシャンであり、純然たる邦楽フュージョンとは言えないかもしれませんが、この楽曲における渡辺さんの名演を愛するファンは多く、最高にロマンチックでメロディアスなフレーズに魅せられた方は数知れず。

こんな曲をBGMとして、海岸沿いをドライブしたら最高に気持ちいいでしょう!

バイブレイション笠井紀美子94

78年あたりに渡米する直前に収録された本作は、実は山下達郎が海外女性ボーカルに提供したバージョンがオリジナルなのですが、さまざまな事情でこちらの日本語バージョンが先にリリースされることになりました。

山下達郎はあまり気に入っていないバージョンらしいです。

ソウル色が薄まっただけに耳には心地良いですね。

Sports Men細野晴臣95

フュージョンにカテゴライズしてよいのかどうか判断に迷う作品ですが、彼にしか生み出せないエレクトロサウンドはさまざまなスタイルを貪欲に消化、その上で個性を提示していますから、やはり融合されているとまとめてもよいと考えます。

SEA LINE “RIE”角松敏生96

Toshiki Kadomatsu (角松敏生) – Sea Line
SEA LINE "RIE"角松敏生

近年、海外の音楽ファンの中で大ブームを巻き起こしている、1970年代後半から1980年代にかけて盛り上がった邦楽シティポップの中心的な存在である角松敏生さん。

シンガーソングライターであり、音楽プロデューサーとしても杏理さんや中森明菜さん、中山美穂さんなどの仕事でも知られているJ-POP界の大御所ですが、角松さんのルーツの1つでもあるフュージョンにフォーカスした、1987年のアルバム『SEA IS A LADY』を皆さんはご存じでしょうか?

インストゥルメンタル・アルバムであり、角松さんのギター・プレイを全面的にフィーチャーした作品なのですね。

先行シングルとなった『SEA LINE “RIE”』は、CM曲のタイアップとしても起用されたキラーチューンです。

縦横無尽に弾きまくる角松さんの爽快なギター・プレイ、メロディアスなシンセ・サウンド、ファンキーなベース・ライン、ど派手なブラス・セクション……まさに「夏と海」といった雰囲気が満載ですよ!

BLUE LAGOON高中正義97

日本を代表するギタリストにして作曲家、音楽プロデューサーとして著名な高中正義さん。

フュージョン系のギタリストの代表格として必ず名前を挙げられる方ですが、一定のジャンルの枠内をこえて、J-POPの歴史において欠かせない存在ですよね。

そんな高中さんがフュージョン・ブーム期の1979年にリリースした5枚目のアルバム『JOLLY JIVE』に収録されている『BLUE LAGOON』は、翌年の1980年にシングル・カットされ、CMのタイアップ曲としても起用、ヒットを記録します。

高中さんの名前をお茶の間に知らしめるきっかけとなった名曲中の名曲であり、コンサートにおいても必ず演奏される定番の楽曲となりました。

アルバムのジャケット通り、どこまでも広がる青い夏の海を想起させる爽やかなナンバーであり、一発で耳に残るギターのフレーズが素晴らしいですね。

夏のドライブのお供に、ぜひ!

Plumed Bird高中正義98

TAKANAKA SUPER LIVE 05 PLUMED BIRD
Plumed Bird高中正義

パーカッシブなリズムに乗せて力強いギターが暴れ回る疾走感のあるナンバーです。

アルバムバージョンとほとんど違わないギターソロがかなり卓越した技術を証明しています。

ラリー・カールトンの影響も見えますが、まちがいなく佳作でしょう。