RAG MusicFusion
素敵なフュージョン
search

フュージョンの人気曲ランキング

フュージョンといえばあなたはどんな曲を思い起こしますか?

もしかするとどんな曲調か思い浮かばない人もいるかも知れませんね。

フュージョンというのはジャズとロックを融合させた包括的なジャンルなので、明確な線引が難しく馴染みのない方には少し難解に思えるかもしれません。

CMやサウンドトラックなどのメディアの露出も多く、BGMとして幅広く起用されることが多いです。

京都でフュージョンに長年寄り添ってきた「ライブスポットラグ」が運営している当メディアがまちがいない名曲をご紹介いたします。

これまでに寄せられた音楽ファンの確かな声をもとに人気をリサーチ、ランキング形式でご紹介いたします。

フュージョンの人気曲ランキング(71〜80)

The Romantic WarriorReturn To Forever71

76年発表のアルバム「Romantic Warrior」収録。

72年頃に活動を開始したニューヨークの5人組。

Chick CoreaやStanley Clarkeが所属していました。

そよ風のようなピアノをバックに進行していく各々のプレイが10分もの曲を短く感じさせてくれます。

Talk to Your DaughterRobben Ford72

こちらはRobben Fordの「Talk To Your Daughter」という曲です。

とてもブルージーでかっこいい一曲ですね!

彼のソロを聴いているとかなりブルースが強いのですが、やはり所々にフュージョンを感じられます。

彼のキャリアの初期にはフュージョンバンド、Yellowjacketsで活動していた時期もありました。

そこでフュージョンの多大な影響を受けたに違いないですね!

サーチングRoy Ayers73

ソウルフルながら軽やかな声色だけに、繰り返し聴いても食傷気味にならないのが特徴のスローナンバー。

単純な構造ながらエレクトリックピアノはとろみを含んでおり、ふとした瞬間など、たまに聴きたくなる一曲となっています。

Ready to FlySadistics74

Sadistics Ready to Fly Long Edit 高中正義
Ready to FlySadistics

高橋幸宏さん、高中正義さん、後藤次利さん、今井裕さん――サディスティックスを構成するメンバーの4人をこうして書いてみると、いかにこのバンドが奇跡的な存在であったのかが分かりますよね。

サディスティック・ミカ・バンドのバック・バンドとして活動していた彼らが1976年に結成、1978年に活動を停止するまで非常に短い活動期間ながらも、残した作品の素晴らしさは邦楽フュージョン史はもとより日本の音楽史における重要作として、色あせない輝きを放ち続けています。

本稿で紹介している『Ready to Fly』は、1979年にリリースされたラスト作『Live Show』に収録されており、後に「ビクター和フュージョン・プレミアム・ベスト」としてリリースされた編集盤にも取り上げられた名曲です。

高中さんの流麗なギター・フレーズが全面に押し出された爽快なナンバーで、ラテン風味の軽快なビートも最高に気持ちいい!

高中さんご自身の代表曲としても知られている楽曲ですから、それぞれのバージョンの違いを楽しんでみるのもオススメです。

Incident At NeshaburSantana75

メキシコ出身のギタリスト、カルロス・サンタナさん率いるアメリカのバンド、サンタナ。

1970年に登場した名盤『Abraxas』に収められた、インストゥルメンタルの傑作です。

ジャズ、ロック、ラテン音楽が情熱的に融合し、目まぐるしく展開する構成と即興演奏は圧巻のひと言なのですね。

この楽曲は、ホレス・シルバーさんの楽曲の一部を引用しつつ、後半ではアレサ・フランクリンさんの楽曲を思わせる美しい旋律へと移り変わるドラマティックな構成が魅力。

タイトルには革命や解放といった強いメッセージが込められているとも言われ、その背景を知ると一層深く味わえることでしょう。

映画『Fillmore』(1972年公開)のサウンドトラックにも起用された本作は、バンドの音楽的進化を体感したい方や、魂を揺さぶる熱演に浸りたい夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。

TrinitySnarky Puppy76

Snarky Puppy – Trinity (Extended Version) (Empire Central)
TrinitySnarky Puppy

ジャンルの枠を超えた音楽性で注目を集める、アメリカ出身の音楽集団スナーキー・パピー。

彼らのディスコグラフィーに2022年に加わった、テキサスの大地と音楽的ルーツへの深い敬意が込められたインストゥルメンタル・ナンバーは、フュージョン音楽の新たな可能性を体現していますね。

ギタリストのマーク・レティエリさんが中心となり構想された本作は、故郷テキサスを流れる川の情景や、その地に根付くゴスペル音楽の精神性を巧みに音で描き出しています。

静寂から始まり、徐々に熱を帯びていく約8分間の展開は実に聴きごたえがありますね。

大編成ならではの分厚いアンサンブル、ギターやキーボード、ホーンセクションなどが一体となって織りなすダイナミックな音のタペストリーは、聴く者を壮大な世界へと誘います。

このナンバーは、2022年6月にまずシングルとしてお目見えし、同年の名盤『Empire Central』に収められました。

このアルバムは第65回グラミー賞で【最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム】に輝いており、その質の高さは保証付きと言えるでしょう。

壮大なスケールを持つフュージョンや、緻密なアンサンブルがお好きな方に、ぜひ体験していただきたい逸品です。

IT DOESN’T MATTERSpyro Gyra77

79年発表のアルバム「Morning Dance」収録。

75年にニューヨークで結成された5人組。

結成から現在までアルバムセールスが1000万枚を超え、最も成功したグループの一つとされています。

艶やかなギターサウンドがメロディラインの美しさとマッチしていて良いですね。