あまり知られていませんが、すぎやまこういちはもともとディレクターなどをしていたテレビマンです。
伝説の音楽番組「ザ・ヒットパレード」はすぎやまこういちが企画したもの。
その後、作曲活動に専念するため会社をやめ、現在まで数多くのCMソングやアニメ、ゲーム音楽に関わってきました。
今回はすぎやまこういちの人気曲をランキングにしてお届けします。
すぎやまこういちの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
勇者の挑戦すぎやまこういち1位

力強いオーケストラサウンドが心を掴む傑作です。
すぎやまこういちさんによる楽曲で、1988年『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のために制作されました。
世界の命運を賭けた最終決戦で流れる曲として知られ、勇者の闘志を体現するような緊迫感のある展開が素晴らしいんです。
ゲーム音楽の新たな可能性を切り開いた金字塔的な1曲。
人生の大勝負に挑むとき、背中を押してくれる音楽だと思います。
おおぞらをとぶすぎやまこういち2位

フルートの特徴を生かした曲として知られる本作は、すぎやまこういちさんが作曲し、1988年に『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のサウンドトラックの一部としてリリースされました。
ゲーム内で空を飛ぶシーンで使用され、まるで大空を自由に飛び回るような壮大さと冒険への憧れを感じさせる曲調が魅力です。
オーケストラ・ヴァージョンもあり、NHK交響楽団によって演奏されています。
すぎやまさんの「聴き飽きない音楽」を目指す姿勢が表れた一曲で、多くの人の心に響いています。
フルートの優しく美しい音色を堪能したい方や、壮大な冒険を音楽で体験したい方におすすめですよ。
おおぞらに戦うすぎやまこういち3位

『ドラゴンクエスト』の音楽を数多く手がけたすぎやまこういちさんの『おおぞらに戦う』は、戦闘の緊張感やワクワクが高まる楽曲です。
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』に使用され、臨場感があふれるサウンドがプレイヤーの熱を加速させました。
本編のラストバトルにこの曲が流れると、手に汗を握りながらプレイしたくなりますね。
壮大なオーケストラとアップテンポなビートは戦闘シーンに欠かせない曲です。
愛のこもれびすぎやまこういち4位

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』をプレイした方なら、胸が熱くなる1曲です。
木漏れ日のような温かさにあふれる名曲で、繊細なハープの音色から始まり、アルトフルートやオーボエ、そしてストリングスへと旋律が受け継がれていく構成は、まるで生命の物語を聴いているかのよう。
作中の「命の大樹」や、ベロニカとセーニャ姉妹のきずなを描く感動的なシーンで流れることで、多くのプレイヤーに深い印象を残しました。
ゲームの感動的な場面を思い出しながらじっくりひたるのも良いですし、日々の疲れを癒やしたい時の音楽としても楽しめることでしょう。
ドラゴンクエスト「序曲」すぎやまこういち5位

ゲーム「ドラゴンクエスト」BGMのなかでも最も印象的な楽曲!
吹奏楽やオーケストラの演奏会でもたびたび演奏されており、ゲームファンに限らず多くの人々を魅了している名曲です。
冒険の世界を表す壮大なサウンドが魅力的な曲ですが、メロディだけを取り出しても十分にワクワク感を感じられますよ。
隣の音に移っていく順次進行が多いので、1本指でもチャレンジしやすいはず。
冒頭のファンファーレは、ゆったり堂々と演奏し、メインのメロディからは少し進み気味で弾くと、変化が出てよりステキな演奏になりますよ。
序曲すぎやまこういち6位

シリーズのさまざまなキャラクターが共演する『ドラゴンクエストタクト』の魅力を、キャラクターたちのやり取りからコミカルに描いたCMです。
ここでは2人の長髪美男子のやり取りが描かれていて、初めは気楽な会話なのに、徐々に衝突に向かっていくという展開で、楽しさを表現しています。
そんな映像でも描かれる楽しい世界観をより際立たせているくれる楽曲が、すぎやまこういちさんの『序曲』です。
ドラゴンクエストを象徴する楽曲で、壮大なオーケストラによって冒険が始まるワクワクも伝えてくれますよね。
冒険の旅すぎやまこういち7位

『冒険の旅』はドラクエシリーズのフィールド曲を代表するような存在と言っても過言ではないですよね。
初出はドラクエIII、その後ドラクエXIなどでも使用されました。
雄大なサウンドで、「これから冒険に行くぞ」という気持ちにさせてくれるBGMです。