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ラヴェルのピアノ曲|難易度低め&さらっと弾ける作品を厳選!

ピアノ独奏曲、ピアノ協奏曲、オペラ、バレエ音楽、室内楽曲など、幅広いジャンルの作品を世に送り出したフランスの作曲家、モーリス・ラヴェル。

ドラマティックな要素よりも、気分や雰囲気の表現に重きを置いた「印象派」の作曲家として知られ、まるで絵画を音楽に表したような繊細で優美な作風で広く愛されています。

本記事では、ラヴェルのピアノ作品の中から、比較的難易度が低く気軽に取り組みやすい作品をご紹介します。

ラヴェルの作品は、繊細タッチや表現を磨いていきたい方にピッタリ!

ぜひ、心ひかれた曲からチャレンジしてみてくださいね。

ラヴェルのピアノ曲|難易度低め&さらっと弾ける作品を厳選!

亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調Maurice Ravel

ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ/演奏:大導寺錬太郎
亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調Maurice Ravel

独創性にあふれた作風で多くのアーティストに影響を与えた作曲家、モーリス・ラヴェル。

日本でも多くのファンがいる作曲家ですね。

そんなラヴェルの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調』。

ト長調4拍子でロンド形式を取る本作は、ゆったりとしたリズムとエキゾチックな雰囲気を持った主題が特徴の作品です。

美しい旋律といえばこの作品の名前を挙げる方も多いのではないでしょうか?

おわりに

グラデーションのような繊細なニュアンスが美しいラヴェルのピアノ作品の中から、比較的難易度が低くチャレンジしやすい作品をご紹介しました!

とはいっても、ラヴェルの作品は平均して難易度が高く、テクニック的にそれほど難儀ではなくても、譜読みが大変な曲も多くあります。

まずはゆっくり譜読みから始め、焦らず徐々にラヴェル作品の弾き方や世界観をつかんでいきましょう!