近年、若者の間で使われることが多い言葉「エモい」。
感情に影響されやすい状態を指すエモーショナルという言葉が由来となっており、嬉しい、悲しい、寂しい、懐かしい、切ないといった感情を表した言葉として使われています。
今回は、そんなエモい楽曲を令和リリースに限定してリストアップしました。
リリックの内容はもちろん、メロディーやアンサンブルからエモいと感じる楽曲までありますので、若い世代はもちろん幅広い層のリスナーさんに「エモさ」を感じていただければ幸いです。
感情が揺さぶられること間違いなし!令和リリースのエモソング(1〜5)
Never endsNEW!Uru

癒やされない痛みを抱え後悔に押しつぶされそうな夜に、そっと寄り添ってくれる、Uruさんのバラードです。
この楽曲は、髙橋海人さんと中村倫也さんがW主演を務めたTBS金曜ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』の主題歌として書き下ろされました。
UruさんがTBSドラマへ主題歌を提供するのは、本作で5回目。
過酷な状況で戦う登場人物たちの葛藤を優しく包み込むように響く歌声は、圧巻です。
喪失感を抱えながらも、その中に確かな希望を見出そうとする歌詞がきっとあなたを救ってくれます。
usNEW!yama

斎藤工さん主演ドラマ『誘拐の日』の主題歌として、2025年7月に配信されたミドルナンバー。
記憶を失った少女が抱える痛みや、初めて触れる人の温もりといったシリアスな世界観が描かれています。
yamaさんの歌声は、まるで大切な人に寄り添いたいと願う純粋な思いそのもの。
そしてゆったりと響くストリングスとピアノが、切なさの中に確かな希望を感じさせてくれます。
孤独を感じる夜、人の優しさに触れたいと願う時に聴けば、きっと心が温まるはずです。
ハレの日にNEW!汐れいら

汐れいらさんがつむいだこの曲は、大切な人と過ごす何気ない時間が人生を花のように彩ってくれると歌う、温かなラブソングです。
本作はテレビアニメ『薫る花は凛と咲く』のエンディングテーマとして制作、2025年7月にリリースされました。
原作の持つピュアな愛情を、汐れいらさんならではの澄んだ歌声とドラマチックなサウンドで見事に表現しています。
うまくいかない日々に少し疲れてしまった時、この曲を聴けば、すぐそばにある幸せに気づいて優しい気持ちになれるかもしれません。
勿忘Awesome City Club

切ない恋心を優しく包み込む、男女ツインボーカルの魅力が詰まった心揺さぶるバラード。
儚くも美しい愛の記憶を大切に抱きしめながら、それでも前を向いて生きていく強さを歌い上げています。
映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングとして話題を呼び、ストリーミングでは3億回再生を突破する大ヒットとなりました。
失恋の痛みを乗り越えようとしている人や、大切な人との別れを経験した方の心に寄り添う、エモーショナルな1曲です。
Awesome City Clubが2021年2月にリリースしたアルバム『Grower』にも収録されている本作は、恋に揺れる全ての人の心を優しく包み込んでくれることでしょう。
10月無口な君を忘れるあたらよ

切なさと共感を呼ぶリリックが特徴の4ピースバンド、あたらよ。
デビューシングルとして2021年3月にリリースされた本作は、都会的な空気感漂うサウンドと、ボーカルひとみさんの透明感のある歌声が印象的ですよね。
切ない恋愛をテーマにした歌詞は、別れの痛みや後悔、そして未来が見えない関係への絶望感を繊細に描き出しています。
失恋の痛みを癒やしたい時や、秘めた恋心を抱えている時に聴きたくなる、エモーショナルな一曲ではないでしょうか。