ロカビリーを代表する洋楽アーティストまとめ
突然ですが「ロカビリー」という言葉を聞いて、皆さんはどのようなイメージをされますか。
リーゼントヘアーで決めて跳ねるような踊れるリズム、シャウトするボーカル……それこそエルヴィス・プレスリーさんの姿を想像される方も多いかもしれませんね。
ロカビリーの全盛期はそれほど長くは続かなかったものの、ビートルズやローリング・ストーンズに代表される「ブリティッシュ・インヴェイジョン」に直接的な影響を与え、70年代後半から80年代にかけてストレイ・キャッツなどのネオロカビリー勢が登場するなど、音楽史において非常に重要なジャンルであり続けているのです。
そんなロカビリーを代表するアーティストをまとめて知りたい方は、ぜひこちらの記事を要チェック!
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ロカビリーを代表する洋楽アーティストまとめ
I Need a Manbarbara pittman

テネシー州メンフィス出身のバーバラ・ピットマンさんは、カントリー&ロカビリーの女性シンガー。
幼馴染のエルビス・プレスリーさんの影響で音楽の道へ進んだ彼女は、サン・レコードで数少ない女性アーティストとしてレコーディングを行いました。
1956年から1960年にかけて『I Need A Man』や『Two Young Fools in Love』など4枚のシングルをリリースしますが、レコード会社から十分なプロモーションを受けられず、商業的な成功には至りませんでした。
男性優位の音楽業界で、思うような活動ができなかったピットマンさん。
しかし2005年に67歳でこの世を去るまで、メンフィスを中心に精力的にライブ活動を続けました。
没後、ロカビリー・リバイバルの流れの中で再評価が進み、彼女の歌声は今なお多くのファンに愛されています。
Honky-Tonk ManJohnny Horton

1950年代から1960年代初頭にかけて人気を博したアメリカのカントリー、ホンキートンク、ロカビリー音楽家、ジョニー・ホートンさん。
持ち前の味わい深いボーカルで歴史をテーマにした物語風の楽曲を歌い上げ、「The Battle of New Orleans」や「North to Alaska」など国際的なヒットを飛ばした伝説的なシンガーです。
彼の音楽スタイルはホンキートンクやトラディショナル・カントリーを基調としつつも、エルヴィス・プレスリーさんに影響を受けたロカビリー・タッチを取り入れるなど、時代とともに変化を遂げていきます。
代表曲「Honky Tonk Man」は1956年にリリースされ、ビルボード・カントリー・チャートでトップ10入りを果たすなど、ホートンさんの代名詞的な一曲となりました。
そんな彼の音楽は、伝統的なカントリーとロカビリーの魅力をじっくりと味わいたい方にぜひオススメしたい逸品です。
Rock HouseRoy Orbison

1950年代から60年代にかけて全盛期を迎えたロカビリーを語る上で、避けては通れない伝説的なミュージシャンがロイ・オービソンさんです。
透明感のある高音ボイスと、オペラのようにドラマティックな歌唱スタイルから「ロックのカルーソ」の異名を持つオービソンさんは、1956年に『Ooby Dooby』でデビューを果たします。
代表曲『Oh, Pretty Woman』が全米チャート1位に輝くなど、数々のヒット曲を生み出し、グラミー賞を2度受賞。
私生活では悲劇に見舞われるも、音楽活動を通して前を向いて生きたその人生は、希望を求める全ての人にこそ聴いてほしい名曲の数々に詰まっているのですね。
おわりに
冒頭でも触れたようにロカビリーは後世のアーティストやバンドたちに多大なる影響を及ぼしており、ネオロカやパンクロックと融合したサイコビリーといったジャンルも登場しています。
クイーンにもロカビリー風の名曲『Crazy Little Thing Called Love』などがありますし、探してみればあなたの好きな曲もロカビリーの影響を受けているかもしれませんよ!