【懐メロ】70代の男性にオススメな泣ける邦楽曲まとめ
みなさんにとっての「泣ける曲」はどんな音楽でしょうか。
故郷の景色が目に浮かぶ曲、家族や昔の恋人が好きだった曲など、さまざまな作品が思い出されるかもですね。
さて今回この記事では「70代の男性にオススメ」をテーマに泣ける邦楽曲をまとめてみました。
60年代、70年代のヒット曲を中心にセレクト。
胸にしみる名曲ばかりを、ご紹介させていただいています。
ぜひ当時を思い出しながら、じっくりと聴いてみてくださいね。
【懐メロ】70代の男性にオススメな泣ける邦楽曲まとめ(1〜5)
ざんげの値打ちもない北原ミレイ

北原ミレイさんのデビューシングルであるこの曲は、人生の複雑さや人間関係の機微を鋭く描き出しています。
阿久悠さんの深みのある歌詞と村井邦彦さんの印象的なメロディが見事に調和し、聴く人の心に深く響きます。
デビュー当時、北原さんは事務所の指示で笑わず、しゃべらず、うつむいて歌うことを徹底されたそうです。
その姿勢が、曲の世界観をよりいっそう引き立てているのかもしれません。
1971年には東映映画とのタイアップも実現。
70代の方々にとっては、若かりし日の思い出と重なる一曲ではないでしょうか。
人生の岐路に立たされたとき、この歌を聴いて心に寄り添ってもらえたらステキですね。
酒と泪と男と女河島英五

河島英五さんの代表作で、酒に逃避する男性と涙を流す女性の姿を描いた名曲。
1976年6月にリリースされ、黄桜酒造のCMソングとしても使用されて大ヒットしました。
フォークソングの影響を受けたシンプルなメロディと、男性の強さと弱さを表現した歌詞が心に響きます。
本作は河島さんが19歳の時に叔父の姿を見て作詞作曲したもので、人生の悲哀とそれに立ち向かう男女の違いを描いています。
70代の方にとっては、若かりし日の思い出や人生の機微を感じさせる1曲。
大切な人を思い出しながら、ゆったりと聴いてみてはいかがでしょうか。
喝采ちあきなおみ

力強い歌声と情感豊かな表現力で、昭和を代表する名曲を歌い上げたちあきなおみさん。
1972年にリリースされた本作は、その年の日本レコード大賞を受賞し、彼女の代表曲となりました。
舞台上で輝く歌手の姿と、心の奥底にある喪失感を鮮やかに描き出した歌詞は、多くの人々の心に深く刻まれています。
ちあきなおみさんの歌唱力の高さと感情表現の豊かさが存分に発揮された1曲。
大切な人を思い出しながら聴くのもいいかもしれません。
懐かしい思い出とともに、心に染みる歌声を楽しんでみてはいかがでしょうか。
恋唄綴り堀内孝雄

堀内孝雄さんの代表作となったこの曲は、突如姿を消した恋人への思いを歌った切ないラブソング。
深い感情が込められた歌詞と、堀内さんの柔らかく豊かな歌声が見事にマッチし、聴く人の心に深く響きます。
1989年に麻生詩織さんが歌い、翌年に堀内さんがセルフカバー。
テレビ朝日系ドラマ『はぐれ刑事純情派』の主題歌にも起用され、大ヒットを記録しました。
オリコンチャートで最高5位を獲得し、累計販売数は100万枚を超えました。
失恋の痛みを抱えた方はもちろん、大切な人との思い出を振り返りたい時にピッタリ。
高齢者の方も、若かりし頃の恋を思い出しながら聴いてみてはいかがでしょうか。
湯の町エレジー近江敏郎

心に染み入る、哀愁漂う名曲。
伊豆の温泉町を舞台に、切ない初恋の思いを描いた本作。
ギター伴奏に乗せて歌われる歌詞は、月明かりの下、湯煙に包まれた町で過ぎ去った恋を懐かしむ情景を美しく描き出しています。
1948年6月にリリースされ、当時としては戦後最高の40万枚を超える大ヒットを記録。
翌年には同名の映画も製作され、近江俊郎さん自身が主演を務めました。
静かな夜に一人で聴くのもよし、大切な人とともに口ずさむのもよし。
懐かしい思い出に浸りたい時にオススメの1曲です。
【懐メロ】70代の男性にオススメな泣ける邦楽曲まとめ(6〜10)
酒よ吉幾三

人生の喜びや悲しみを酒に託して語りかける、心に染みる名曲。
吉幾三さんの独特な声質と感情を込めた歌唱が聴く人の心を揺さぶります。
1988年にリリースされ、彼の演歌歌手としての地位を不動のものにした楽曲です。
NHK紅白歌合戦にも出場し、多くの人々に愛されてきました。
一人で酒を飲みながら、過去の思い出や心の傷を振り返る様子が描かれており、人生経験豊富な方々の共感を呼ぶことでしょう。
大切な人との別れを経験された方や、人生の岐路に立たれている方に、心からオススメしたい1曲です。
あゝ上野駅井沢八郎

井沢八郎さんは1963年にデビューし、代表作『あゝ上野駅』で知られる演歌歌手です。
この曲は1964年にリリースされ、当時の日本を象徴する作品として多くの人々の心に響きました。
集団就職の若者たちの希望と不安が描かれており、今もなお上野駅の発車メロディとして親しまれています。
そんな背景があるので、故郷から離れてくれている人にとってはとくにしみるものがあるでしょう。
過ぎ去った時代の懐かしさや、家族や地元への深い愛情を感じさせてくれる名曲です。