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ルックスもサウンドも個性的なギター、SGモデルを使いこなすギタリスト

ボディ・シェイプからして強烈な個性を放つ、ギブソン社の人気モデルSG=エスジー。

ギブソン社といえばレスポールモデルが有名ですが、このSGモデルはレスポールの後継機種として生み出され、レスポールとはまた違う魅力を放ち多くのギタリストに愛されています。

レスポールよりも軽量でハイポジションが弾きやすいというメリットはもちろん、一方で相対的にヘッド側が重く左手で支えないと落ちてくるバランスや、ミドルに寄った暴れがちなサウンドといったデメリットさえ愛される人気者ギター。

そんなSGモデルを愛用する代表的なギタリストをご紹介します。

ルックスもサウンドも個性的なギター、SGモデルを使いこなすギタリスト(1〜20)

Jimmy Page

これをSGに入れていいのかどうかは、賛否両論がありそうですが、SGタイプの部類として紹介させてください。

Led Zeppelin一番の名曲、「Stairway to Heaven」で使用されている、ダブルネックのギターとして有名ですね。

Whipping PostDuane Allman

The Allman Brothers Band – Whipping Post – 9/23/1970 – Fillmore East (Official)
Whipping PostDuane Allman

ブルースとカントリーが禁断の出会いを果たしたロックバンドAllman Brothers Band。

ギタリストのデュアン・オールマンさんもSG愛用者としてよく知られています。

スライドギターやブルースハープの音色を思わせるギターソロはAllman Brothers Bandの楽曲には欠かせない存在ですよね。

アメリカの南部の出身である彼ら、奏でられるそのサウンドから彼らの生まれ育った背景が伝わってきますよね。

熱いです!

The AnswerFrank Marino

Frank Marino The Answer Extract from DVD
The AnswerFrank Marino

70年代に活躍したカナダのロックバンドMahogany Rush。

ボーカルのフランク・マリノさんはSGを使っております!

SGの特徴であるブライトな中音域はどんなにヘビーなバンドサウンドも切り裂いて耳に届きますね。

フランクさんの思わず笑ってしまうほど上手い超絶技巧の1音も逃さず、耳にお届けしてくれます。

SGはMahogany Rushのような、ギターが主役のバンドサウンドが欲しい時には持ってこいな楽器ですよ!

Heavy SoulPaul Weller

日本では、イギリスのポップ・ロックバンド『スタイル・カウンシル』のメインボーカル、ギターをつとめた人物として知られているポール・ウェラーさん。

彼はザ・フーなどに代表されるモッズアーティストに影響をうけており、その流行に左右されず自分の姿勢をつらぬく姿から『モッド・ファーザー』と呼ばれています。

ギターは『レスポール』に源流を持つ『ギブソン・SG』を愛用しており、日本人にも人気のあるアーティストの一人です。

Thom Yorke

Radiohead – Bodysnatchers – Live From The Basement [HD]
Thom Yorke

Radioheadのフロントマンであるトム・ヨークさん。

初期ではテレキャスターを使っていたイメージが強いですが、いつからか、SGを持っている姿をよく見かけるようになりました。

音楽性を進化し続けるバンドなだけに、求めるサウンドによって機材を変えているのかもしれませんね!