ボディ・シェイプからして強烈な個性を放つ、ギブソン社の人気モデルSG=エスジー。
ギブソン社といえばレスポールモデルが有名ですが、このSGモデルはレスポールの後継機種として生み出され、レスポールとはまた違う魅力を放ち多くのギタリストに愛されています。
レスポールよりも軽量でハイポジションが弾きやすいというメリットはもちろん、一方で相対的にヘッド側が重く左手で支えないと落ちてくるバランスや、ミドルに寄った暴れがちなサウンドといったデメリットさえ愛される人気者ギター。
そんなSGモデルを愛用する代表的なギタリストをご紹介します。
ルックスもサウンドも個性的なギター、SGモデルを使いこなすギタリスト(1〜10)
和嶋慎治

独自のスタイルでカルトな人気を誇るハードロックバンド、人間椅子のギタリストと知られている、和嶋慎治さん。
Black Sabathを思わせるような重たいサウンドに、SGギターは必要不可欠であるかもしれませんね。
Angus Young

オーストラリア出身のハードロックバンド、AC/DCのアンガス・ヤングさん。
短パン姿でSGを弾く姿こそ、この人のスタイルですね!
少し高めの位置で構えた姿が、妙にかっこいい、SGギタリストの模範的な姿だと思います!
坂本慎太郎

元ゆらゆら帝国で活躍し、ソロでの活動でも人気を誇る、坂本慎太郎さん。
この人はSG以外のギターを使ってることを見たことがないくらいに、SG愛好者です。
この人の影響で、SGを使用している日本のミュージシャンも多いのではないでしょうか?
Tony Iommi

オジー・オズボーンさんが率いる、ヘヴィメタルの元祖的バンド、Black Sabathのギタリスト、トニー・アイオミさん。
右手の指二本の先端をとある事故で失ったため、ダウンチューニングをして、テンションを下げた音が、特徴的です。
FRANK ZAPPA

多彩でちょっと不思議なミュージシャン、フランク・ザッパさんも、よくSGギターを使用しております。
さまざまなジャンルを飛びこえ、あらゆる音楽を作り続けた彼にとって、必要不可欠であったのが、このSGのサウンドではないでしょうか?
Robby Krieger

1960年代に活躍したロックバンド、The Doorsのギタリストとして知られている、ロビー・クリーガーさん。
SG以外のギターを思っている姿を見たことがないくらいの、SG愛用者です。
ロックバンドながら、フラメンコの影響で、指弾きの独特のスタイルが、一部のファンには人気のギタリストです。
中山加奈子

プリンセス・プリンセスのギタリストである中山加奈子はSGタイプのギターを愛用しています。
彼女のプレイからロックンロールが大好き!というのが伝わってきますね。
余談ですが、女性ギタリストがSGを選ぶ理由は「軽いから」ということもあるのだと聴いたことがあります。