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ルックスもサウンドも個性的なギター、SGモデルを使いこなすギタリスト

ボディ・シェイプからして強烈な個性を放つ、ギブソン社の人気モデルSG=エスジー。

ギブソン社といえばレスポールモデルが有名ですが、このSGモデルはレスポールの後継機種として生み出され、レスポールとはまた違う魅力を放ち多くのギタリストに愛されています。

レスポールよりも軽量でハイポジションが弾きやすいというメリットはもちろん、一方で相対的にヘッド側が重く左手で支えないと落ちてくるバランスや、ミドルに寄った暴れがちなサウンドといったデメリットさえ愛される人気者ギター。

そんなSGモデルを愛用する代表的なギタリストをご紹介します。

ルックスもサウンドも個性的なギター、SGモデルを使いこなすギタリスト(21〜40)

Chino Moreno

Deftones – Swerve City – live at Pukkelpop 2013 (2cam)
Chino Moreno

Deftonesのボーカリストとして知られるチノ・モレノさんは、ライブではSGを好んで使っています。

こちらの映像では後半のトレモロリフを情熱的に弾いていますね。

他にも彼は白いSGを所有しているのですが、伝説的ヒップホップグループN.W.Aの故Eazy-Eのステッカーを貼っています。

荒いパフォーマンスで何度もネックを折ったりしているのですが、そのたびに彼の専属ギターテックが修理しているそう。

Manuel Göttsching

Deep distance (Manuel Göttsching) 2013
Manuel Göttsching

Ash Ra Templeなどの活動で知られ、ミニマルミュージックの先駆者である、Manuel GöttschingもSGを愛用しています。

彼の作り上げる、アンビエントな音世界に、SGの音色は不可欠なのかもしれません。

岡本玲

Rei Okamoto – teenage days [PV]
岡本玲

日本の女優、タレントで作詞・作曲も行っています。

もともとは「ニコラ」の専属モデルで結成されたアイドルユニット「ニコモノ!」のメンバーとしてCDデビューしました。

ギブソンで特注したオリジナルのSGを愛用しており、タータンチェック柄のボディを採用した目をひくギターを使用しています。

おわりに

ルックスにおいてもサウンドにおいてもエレキギターとしての個性が強い楽器だけに、その愛用ギタリストも個性の強い方が多いですね。

世界的な定番モデルである同じギブソン社のレスポールや、フェンダー社のストラトキャスター、テレキャスターより扱いやすさは劣るモデルかもしれません。

しかし、個性を際立たせるにはこんなに頼もしい相棒はいません。

定番に飽き足りないギタープレイヤーの方は、一度その世界に踏み入れてはいかがでしょうか。