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【90年代音楽】渋谷系の名曲。おすすめの人気曲

昨今、若い音楽ファンからの再評価が進む「渋谷系」と呼ばれる音楽ジャンル及びムーブメントは、90年代初頭から中盤辺りの音楽・カルチャーを紐解く上で重要なキーワードです。

渋谷系なる音楽が生まれたきっかけは諸説あり、短い文章で説明するのは困難ですが、音楽もカルチャーも時代の最先端を走っていた東京は渋谷という街の空気感をまとったミュージシャンが作り出すサウンドは、耳の早い音楽ファンを大いに魅了したのですね。

今回は、そんな「渋谷系」と呼ばれた多種多様な名曲の数々をピックアップ。

当時を知る方には懐かしく、生まれる前の音楽という方にとっては新鮮なラインアップとなっております!

【90年代音楽】渋谷系の名曲。おすすめの人気曲(1〜20)

恋におちたらサニーデイ・サービス

サニーデイ・サービス「恋におちたら」(Official Music Video)
恋におちたらサニーデイ・サービス

曽我部恵一さんが率いる「最後の渋谷系」と呼ばれたロックバンドであるサニーデイ・サービスが、1995年にリリースしたシングルが『恋におちたら』です。

彼らの通算3枚目の作品で、翌年にリリースされたアルバム『東京』にも収録されました。

アコースティックギターやエレクトリックピアノの音色がレトロで暖かく、穏やかな気分にさせてくれる名曲なんですよね。

はっぴいえんどのようなロックが好きな人にはオススメの1曲です!

ラブリー小沢健二

小沢健二さんの楽曲で『今夜はブギー・バック』と並ぶ代表曲が、1994年にリリースされたシングル『ラブリー』です。

ギターのカッティング奏法やブラスセクションなどが印象的な、明るいソウル調の楽曲ですね。

資生堂「ヘアエッセンスシャンプー」のコマーシャルソングにも起用されています。

のちに倖田來未さんや鈴木雅之さん、UAさんにもカバーされた名曲なんです。

「渋谷系の王子様」と呼ばれた小沢さんらしい軽快でハッピーなサウンドが気持ちいい楽曲なので、ぜひ聴いてみてください!

THE SUN IS MY ENEMY 太陽は僕の敵Cornelius

小山田圭吾さんがフリッパーズ・ギターを解散した後にソロユニットとして活動を始めたのがCorneliusで、そんなCorneliusのファースト・シングルとなったのが『THE SUN IS MY ENEMY』です。

管楽器やパーカッションが陽気なサウンドを生み出していて、疾走感のあるビートも相まってとても爽やかな楽曲に仕上がっています。

フリッパーズ・ギターから続く渋谷系の直系サウンドなので、渋谷系が好きなら必聴です!

LOUD MINORITYUnited Future Organization

『Loud Minority』はクラブジャズをけん引するジャムバンドであるユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイションの楽曲です。

彼らの2枚目のシングルとしてリリースされ、ジャズ・チャートでは第1位を記録しています。

楽曲のイントロではジャズ・ピアニストであるミシェル・ルグランさんの楽曲『La Pasionaria』のフレーズを引用しているんですよね。

インストなので歌はありませんが、オリジナル・ラブやMONDO GROSSOが好きな人にオススメしたい1曲です!

ELASTIC GIRLカヒミ・カリィ

ELASTIC GIRL / カヒミ・カリィ【Official Music Video】
ELASTIC GIRLカヒミ・カリィ

栃木県出身の渋谷系シンガーであるカヒミ・カリィさんが歌う『ELASTIC GIRL』は、1995年リリースのファーストミニアルバム『My First Karie』に収録された楽曲です。

作曲は小山田圭吾が担当しています。

カヒミ・カリィさんはアニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニング曲だった『ハミングがきこえる』を歌ったアーティストとしても知られていますよね。

軽快なリズムにアンニュイなカヒミ・カリィさんの歌声が絡む『ELASTIC GIRL』は、渋谷系を楽しめる名曲ですよ!

BABY MAYBYICE

ギタリストの宮内和之さんとボーカルの国岡真由美さんによるユニット・ICEの『BABY MAYBE』は、1996年にリリースされた彼らの6枚目のシングルです。

『BABY MAYBE』が収録されたアルバム『We’re in the Mood』は、オリコンアルバムチャートで第8位にランクインしています。

骨太のベースがグルーヴィにぐいぐい引っ張っていて、ワウの効いたギターもノリノリな楽曲なんですよね。

ORIGINAL LOVEが好きな人にはオススメの1曲です!