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【90年代音楽】渋谷系の名曲。おすすめの人気曲

昨今、若い音楽ファンからの再評価が進む「渋谷系」と呼ばれる音楽ジャンル及びムーブメントは、90年代初頭から中盤辺りの音楽・カルチャーを紐解く上で重要なキーワードです。

渋谷系なる音楽が生まれたきっかけは諸説あり、短い文章で説明するのは困難ですが、音楽もカルチャーも時代の最先端を走っていた東京は渋谷という街の空気感をまとったミュージシャンが作り出すサウンドは、耳の早い音楽ファンを大いに魅了したのですね。

今回は、そんな「渋谷系」と呼ばれた多種多様な名曲の数々をピックアップ。

当時を知る方には懐かしく、生まれる前の音楽という方にとっては新鮮なラインアップとなっております!

【90年代音楽】渋谷系の名曲。おすすめの人気曲(21〜30)

cream sodaSUPERCAR

SUPERCAR / cream soda (Official Music Video)
cream sodaSUPERCAR

青春のはかなさと現実の狭間で揺れ動く心情を描いた楽曲です。

SUPERCARのデビュー曲となった本作は、シューゲイザーとギターポップを融合した爽やかな音色と、夢と憧れをつづった切ない歌詞が印象的です。

メインボーカルの中村弘二さんが奏でる繊細なメロディに、いしわたり淳治さんが紡ぐ詩的な言葉が重なり、優しく心に響きます。

1997年9月にエピックレコードジャパンよりリリースされ、アルバム『スリーアウトチェンジ』にも収録されました。

ドライブ中や夕暮れ時のひと時、心が少し物憂げな気分の時に聴くと、懐かしい想い出がよみがえってくるような不思議な魅力を持った一曲です。

窓の外は風おどるSUPER BUTTER DOG

日常の忙しさから少し立ち止まって、自分の心と向き合う時間を大切にしたい – そんな想いが込められた珠玉のメロディが魅力的です。

SUPER BUTTER DOGが1997年11月に届けた意欲作は、ファンクとロックを融合させた軽快なリズムと、心に染み入るような繊細な歌詞で多くの人々の心を捉えています。

内面の揺らぎや孤独感、そして希望を優しく包み込むような永積タカシさんの歌声が印象的です。

TBS系音楽番組『BLITZ INDEX』のオープニングテーマとしても話題を呼び、アルバム『FREEWAY』にも収録された本作は、慌ただしい日々に疲れを感じている時や、ゆっくりと自分を見つめ直したい時にピッタリの一曲です。

心が少し重たくなった時に、そっと背中を押してくれる温かな楽曲として多くの方に愛されています。

若者たちサニーデイ・サービス

サニーデイ・サービス – 若者たち [TOUR 2023]
若者たちサニーデイ・サービス

優しい陽の光のように心に染み入る歌声と、美しいメロディが印象的な一曲です。

成長への不安や葛藤、自分らしさへの迷いを抱える青春期の繊細な心情を、日常のささやかな出来事や風景を通して描き出しています。

淡々としながらも深い余韻を残す歌声と、素朴ながら味わい深い演奏が、物語の世界に引き込んでくれます。

1995年4月にサニーデイサービスのメジャーデビューアルバム『若者たち』に収録され、バンドの代表作として長く愛され続けています。

静かな夜、一人で物想いにふける時間に聴くのがオススメです。

心の中にある言葉にできない感情が、優しく包み込まれるような体験ができるはずです。

おわりに

2020年代の現在、CITYPOPなどの盛り上がりもあって、洋楽からの影響を都会的な洗練されたセンスで昇華した「渋谷系」のミュージシャンたちを再発見する若いアーティストが多く存在しています。

単にオシャレな音楽というだけではない、90年代が生んだ重要なカルチャーを知る上でも、今回のプレイリストを参考にしながらぜひ深掘りすることをオススメします!