【90年代音楽】渋谷系の名曲。おすすめの人気曲
昨今、若い音楽ファンからの再評価が進む「渋谷系」と呼ばれる音楽ジャンル及びムーブメントは、90年代初頭から中盤辺りの音楽・カルチャーを紐解く上で重要なキーワードです。
渋谷系なる音楽が生まれたきっかけは諸説あり、短い文章で説明するのは困難ですが、音楽もカルチャーも時代の最先端を走っていた東京は渋谷という街の空気感をまとったミュージシャンが作り出すサウンドは、耳の早い音楽ファンを大いに魅了したのですね。
今回は、そんな「渋谷系」と呼ばれた多種多様な名曲の数々をピックアップ。
当時を知る方には懐かしく、生まれる前の音楽という方にとっては新鮮なラインアップとなっております!
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【90年代音楽】渋谷系の名曲。おすすめの人気曲(1〜20)
夢見るシャンソン人形bridge

元フリッパーズ・ギターの小山田圭吾さんのトラットリア・レーベルを代表するアーティストだったのがブリッジで、ミスター・スウェーデンと呼ばれたカジヒデキさんが所属していたバンドでもあります。
彼らが1993年にリリースしたファースト・シングルは、フランスのポピュラー音楽であるシャンソンの名曲『夢見るシャンソン人形』のカバーでした。
三菱「ミニカ」のコマーシャルソングに起用されたんですよね。
アコーディオンなどフランスを感じさせる楽器も使いながら、見事にシャンソンの名曲をポップにアレンジした名曲なんです!
接吻-kiss-ORIGINAL LOVE

『接吻 -kiss-』は1993年にリリースされたORIGINAL LOVEの5枚目のシングルであり、彼らの代表曲です。
バンドを率いる田島貴男さんは渋谷系の重要人物で、小山田圭吾さんや小沢健二さんにも影響を与えました。
田島さんは当時、渋谷系と呼ばれることを嫌っていたそうです。
『接吻 -kiss-』は田島さんの夜やお酒が似合う大人な歌声とゆったりとしたリズムが癖になる名曲なので、ぜひ聴いてみてください!
今夜はブギー・バック(nice vocal)小沢健二 feat. スチャダラパー

『今夜はブギー・バック』は元フリッパーズ・ギターの小沢健二さんとラップユニットであるスチャダラパーのコラボレーションによって生まれた楽曲です。
1994年に小沢さんがメインのバージョンとスチャダラパーがメインのバージョンの2作品がリリースされ、50万枚を超えるヒットを記録しています。
小沢さんはこのころから「渋谷系の王子様」と呼ばれるようになり、人気を獲得していきました。
渋谷系を語るには欠かせない名曲なので、ぜひ聴いてみてください!
甘い生活テイ・トウワ

音楽プロデューサー兼DJであるテイ・トウワさんとピチカート・ファイブの3代目ボーカリスト野宮真貴さんの共演による1曲が『甘い生活』です。
1994年にリリースされたテイ・トウワさんのファーストアルバム『Future Listening!』に収録されていて、どこかラテンの雰囲気もあるミドルテンポの楽曲ですね。
二人は2011年にも野宮さんの楽曲『私の知らない私』で共演を果たしているので、そちらもチェックしてみてください!
Sugar Waterチボ・マット

『Sugar Water』はニューヨークを拠点に活動していたチボ・マットの楽曲で、1996年にリリースされたアルバム『Viva! La Woman』に収録されていました。
チボ・マットは本田ゆかさんと羽鳥美保さんによって結成され、1990年代後期のニューヨークで人気を博したクラブ系サウンドがかっこいいユニットですよね。
ミュージックビデオはフランスの映画監督であるミシェル・ゴンドリーさんの作品ということでも注目を集めたので、ぜひ見てみてください!
Fantastic Cat嶺川貴子

L⇔Rにも一時期メンバーとして加入していた嶺川貴子さんが、1997年にアメリカでリリースしたシングルが『Fantastic Cat』です。
嶺川さんは1990年にフリッパーズ・ギターが監修したオムニバス・アルバムに参加して活動を開始したアーティストなんですよね。
海外のアーティストとも積極的に交流していて北米や中国でも人気があり、日本という枠に捕らわれない個性的なサウンドを特徴としています。
まだ聴いたことない人は、嶺川さんの世界観を感じてみてください!