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【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選

出会いと別れの「春」。

寒かった長い冬が終わり、花々が咲き誇る穏やかで美しいこの季節が、1年のうちで最も好きな方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな春にちなんだ楽曲のなかから、昭和の時代に生まれた春ソングをピックアップ!

当時を知る人にとっては懐かしい昭和歌謡から、今も歌い継がれている名曲まで、幅広くご紹介します。

令和の今とは異なる春のとらえ方や、表現の仕方にも注目しながらお楽しみください。

【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(11〜20)

卒業斉藤由貴

1985年にリリースされたこちらの曲は斉藤由貴さんのデビューシングルです。

ラーメンのCMのイメージソングとなり、ヒットしました。

この年、他に菊池桃子さんと尾崎豊さんも同じタイトルの曲を発表し、話題となりました。

いろいろな卒業ソングを聴き比べるのも楽しいですよね。

斉藤由貴さんのふわっとした歌い方と、学校を意識した鍵盤ハーモニカやサックスなどアレンジの音色が混然一体となって、彼女が歌ってこそのすばらしさがありますよね。

私のハートはストップモーション桑江知子

春の歌① 私のハートはストップモーション/桑江知子
私のハートはストップモーション桑江知子

予期せぬ出会いと恋のときめきを優しく包み込んだ桑江知子さんの渾身の一作。

春の訪れとともに芽生える恋心を、軽やかで爽快なメロディが見事に表現しています。

長い冬を過ごした心が、暖かな日差しとともに解きほぐされていく様子が印象的です。

1979年1月に発売され、オリコン週間チャートで12位を記録。

ポーラ化粧品バリオのCMソングとしても起用されました。

同年には第21回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞し、デビューアルバム『Born Free』にも収録。

恋の予感に胸を膨らませる人、春の訪れを心待ちにする人にオススメの1曲です。

なごり雪イルカ

イルカ [Iruka] / なごり雪[Nagoriyuki] (シングルバージョン) Official Audio with translation
なごり雪イルカ

イルカさんの3枚目のシングルで1975年11月リリース。

もともとは、これもまた昭和を代表するフォークグループのひとつである「かぐや姫」の楽曲でしたが、このイルカさんによるカバーバージョンが大ヒットして、世代を超えて聴き継がれ歌い継がれる名曲となりました。

筆者も本稿を書くために久しぶりにこの曲を聴いていますが、イルカさんの個性的で暖かい歌声が曲調にベストマッチしていて、この曲が時代を超えたロングセラーになっていることにうなづかされます。

春の雪解けの風景が目に浮かんでくるような歌詞の描写もすごくステキです!

まさに昭和の名曲ですね!

春なのに柏原芳恵

令和天皇陛下も大ファンだったといわれる柏原芳恵さん。

彼女の代表的な曲の一つといえば、こちらの『春なのに』でしょう。

1983年にリリースされたこちらの曲は中島みゆきさんが作った曲で、心がときめくはずの春の切ない別れを歌っています。

サビ前にテンポが落ちるところが今聴いてもハッとさせられますね。

中島みゆきさんがセルフカバーしているほか、名だたる有名歌手がカバーしている人気曲です。

カバーバージョンも聴いてみてくださいね。

遥かなる恋人へ西城秀樹

都会に出て、故郷に残した恋人への思いを切なく歌い上げた西城秀樹さんの心温まるミディアムバラード。

1978年11月リリースのこの楽曲はオリコンチャートで8位を記録しました。

力強い歌声で、遠く離れた大切な人への願いと春の訪れを待つ心情を優しく包み込みます。

長い冬を超えて恋人と再会したいという強い意志が美しい旋律とともに響き渡り、聴く人の胸に深く刻まれていきます。

本作は離れていても変わらない愛の尊さを伝える名曲として、恋人と離れて暮らすすべての人の心に寄り添ってくれることでしょう。

赤いスイートピー松田聖子

昭和のビッグアイドルだった松田聖子さんの8枚目のシングルで、1982年1月リリース。

作曲は松任谷由実さん、アレンジは松任谷正隆さんという松任谷夫妻の全面バックアップ体制で作られた昭和の名曲の一つですね!

まさに春のやわらかな日差しを感じさせてくれるようなほのぼのとしたメロディと曲調、そして松田聖子さんの明るい歌声が聴く人の気持ちまで温かくさせてくれます。

聴いているだけで、春の日差しを浴びたスイートピーの映像が浮かんでくるような名曲、ぜひお楽しみください!

【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(21〜30)

コットン気分杏里

花王コロンのリマーラCMソングに起用された爽やかな楽曲です。

1981年の発売から20年以上たった2004年には、大山なつさんによってカバーされ、日清紡のコットンフィールのCMに使用されました。

フロリダの青い海、白い砂浜、風に乗って運ばれる海の香り。

コットンの清潔でやわらかいイメージと歌詞の世界観が重なり合い、目の前に異国の海辺の風景が広がるのを感じます。

耳にするだけでコバルトブルーの海が見たくなる!

たまには車を走らせ海風に当たりに行くのもいいですよね。