【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選
出会いと別れの「春」。
寒かった長い冬が終わり、花々が咲き誇る穏やかで美しいこの季節が、1年のうちで最も好きな方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな春にちなんだ楽曲のなかから、昭和の時代に生まれた春ソングをピックアップ!
当時を知る人にとっては懐かしい昭和歌謡から、今も歌い継がれている名曲まで、幅広くご紹介します。
令和の今とは異なる春のとらえ方や、表現の仕方にも注目しながらお楽しみください。
- 昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ
- 【春の歌】春うた・春の名曲。人気の春ソング
- 【高齢者向け】暖かな4月にぴったりな春の歌
- 60代に聴いてほしい春ソング。桜や別れを歌った名曲まとめ
- 【春うた】3月に聴きたい仲春の名曲。春ソング
- 春に聴きたい青春ソング。春の名曲、人気曲
- きっと青春時代を思い出す。40代におすすめの春ソング
- 【高齢者向け】人気の春の歌。音楽療法にもオススメの童謡と歌謡曲まとめ
- 聴くだけで思い出にタイムスリップする!50代におすすめの春ソング
- 【春うた】4月に聴きたい名曲。四月を彩る定番曲
- 春うたメドレー。春に聴きたい名曲ベスト
- 春に聴きたい元気ソング。ポカポカする春うたの名曲
- 春に聴きたい感動ソング。春の名曲、人気曲
【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(41〜50)
春咲小紅矢野顕子

矢野顕子さんの5作目のシングルで1981年2月リリース。
当時、一大ブームとなっていたテクノポップユニットであるYMOの全面バックアップの元に制作された、日本の「テクノ歌謡」の先駆けのような楽曲ですね。
カネボウ化粧品のCMソングに起用されていました。
タイトルになっていて歌詞の中にも出てくる「小紅」というワードが「神戸に」と聞こえるということもあって、同年に神戸で開催された「ポートピア博’81」のテーマ曲と思われることも多かったようですが、こちらとはまったく無関係だそうです。
明るい曲調と歌詞を矢野顕子さんの独特な明るい歌声がベストマッチで、聴いているだけで明るく楽しい春を感じさせてくれる…そんな一曲です。
矢野さんのモノマネ的に歌って楽しむのもいいかもしれないですよ!
【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(51〜60)
春の哀歌荘司史郎

昭和初期の空気を今に伝える荘司史郎さんの歌声が心に染みる名曲です。
1934年、時代の波に身を任せながらも、失われた愛と春のはかなさを象徴する花に託して訴えかけるこの楽曲は、その後の音楽シーンを彩る礎となりました。
別れの痛みを描き出した歌詞に、荘司史郎さんの声が寄り添い、心に迫る歌唱に仕上がっています。
コロムビアレコードからリリースされ、古関裕而さんとの出会いも生んだ本作。
どなたにとってもどこか懐かしく、胸に迫る思いを感じ取れるはずです。
春の訪れとともに聴きたくなる、時代を超えて愛される1曲となっています。
卒業-GRADUATION-菊池桃子

菊池桃子さんが1985年2月27日にリリースした『卒業-GRADUATION-』は昭和の春の名曲です。
彼女が出演した同名のドラマとの相乗効果でオリコンチャート首位を獲得しました。
歌詞には春風に誘われるようなフレッシュさと卒業という一つの節目の切なさが見事に織り交ぜられています。
学生時代のあの頃を思い返す方にも、新たな春を迎える若い世代にも、心に残る一曲として今も色あせることなく愛され続けています。
春の訪れとともに情感豊かなこのメロディを聴き、あふれる思い出とともに穏やかな気持ちにひたってみてはいかがでしょうか。
桜咲く国OSK日本歌劇団
昭和の時代を彩る名曲として知られるこの楽曲。
桜をテーマにした美しい歌詞が印象的で、春の訪れを感じさせてくれます。
OSK日本歌劇団さんの歌声が、聴く人の心に春風のような爽やかさを運んでくれますね。
1930年に初めて発表されてから、長い年月を経て今なお多くの人々に愛され続けています。
プロ野球チーム・近鉄バファローズの応援歌としても使用されていたそうです。
春の季節に新しい出発をする人にぴったりの1曲。
桜の花びらが舞う情景を思い浮かべながら聴くのもおすすめですよ。
春のおとずれ小柳ルミ子

小柳ルミ子さんによる昭和の名盤『春のおとずれ』は、1973年に発表された春を彩る切なくも温かい名曲です。
作品は、ある少女が初めて恋人を自宅に招き、父母との交流の中で感じる幸せや未来への期待を感じさせます。
とくに、父と恋人が楽しそうに話しているという描写は微笑ましく、彼女が感じたうれしい気持ちがこちらにも伝わってきます。
春の温かい陽気と幸せな雰囲気が感じられるこの曲に、ぜひ耳を傾けてみてください。
うれしいひなまつり河村順子

ぼんぼりの灯りに照らされた雛人形の優しい表情。
桃の花の香りが漂う中、五人囃子の音色が響き渡る。
河村順子さんの歌声が、そんな情景を目に浮かべさせてくれます。
1936年に発表されたこの曲は、春の訪れを告げる日本の伝統行事、ひな祭りを歌い上げた名曲。
サトウハチローさんによる歌詞は、家族の絆や女の子の健やかな成長を願う気持ちが込められており、聴く人の心に温かさを与えてくれます。
アルバム『河村順子・童謡の歩みI』『河村順子・童謡の歩みII』に収録されているので、ぜひ春の訪れとともに聴いてみてはいかがでしょうか。
さくらの花の咲くころに渡辺美里

渡辺美里さんの『さくらの花の咲くころに』は、春の訪れとともに新しい門出を描いた楽曲です。
1988年に発表されて以来、時をへても色あせることのない歌詞は、別れの季節に思いを巡らせます。
渡辺さんの優しくも力強い声は、多くのリスナーにエールを送り、春の日の爽やかな気持ちへと導くことでしょう。
風の強い春の日に心が揺れるときにこそ、この曲を聴いてみてください。







