【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選
出会いと別れの「春」。
寒かった長い冬が終わり、花々が咲き誇る穏やかで美しいこの季節が、1年のうちで最も好きな方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな春にちなんだ楽曲のなかから、昭和の時代に生まれた春ソングをピックアップ!
当時を知る人にとっては懐かしい昭和歌謡から、今も歌い継がれている名曲まで、幅広くご紹介します。
令和の今とは異なる春のとらえ方や、表現の仕方にも注目しながらお楽しみください。
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【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(1〜20)
卒業写真荒井由実

悲しい時にアルバムを開いて写真を眺めたり、街で見かけても声をかけられなかったり……。
誰もが一度は経験したことのある、青春の切なさが詰まった荒井由実さんの名曲です。
1975年2月にハイ・ファイ・セットへの提供曲としてリリースされ、同年6月には荒井由実さん自身が収録したアルバム『COBALT HOUR』に収められました。
その後、映画『Watch with Me』の主題歌や、ドラマ『卒うた』でも使用され、世代を超えて共感を呼んでいます。
懐かしい思い出に浸りたい時や、大切な人との別れを経験した時にそっと寄り添ってくれる、心温まる1曲です。
ひなげしの花アグネス・チャン

丘の上に咲くひなげしの花を使って恋占いをする少女の純粋な心情を描いた、アグネス・チャンさんの日本デビュー曲です。
遠い街へ去っていってしまった恋人への思いと不安、寂しさが透明感のある歌声で優しく紡がれています。
1972年11月にリリースされた本作は、オリコン週間ランキング5位を記録する大ヒットとなりました。
1973年の『第24回NHK紅白歌合戦』でも披露し、アグネス・チャンさんの人気に火をつけるキッカケとなりました。
甘酸っぱい恋の思い出を振り返りたい時や、春の訪れを感じさせる心温まる一曲として、今なお多くの人々に愛され続けています。
くちびるNetwork岡田有希子

甘く切ない恋心を歌い上げた、松田聖子さん作詞、坂本龍一さん作曲による岡田有希子さんの代表曲。
積極的でありながらも慎重さを併せ持つ女性の心情が、清楚な歌声と相まって胸に迫ります。
1986年1月に資生堂の春のキャンペーンCMソングとして起用された本作は、オリコン週間シングルチャートで初登場1位を獲得。
乙女心とモダンなサウンドが見事に融合した、1980年代を象徴する楽曲に仕上がっています。
恋する気持ちに共感したい人や、昭和のアイドルポップスに興味がある人にオススメです。
たんぽぽ太田裕美
繊細な恋心を独特の視点で捉えた名作です。
控えめながら純粋に恋する少女の心情が、道端に咲くたんぽぽのイメージと重ねられ、誰もが経験する切ない思いを優しく歌い上げています。
松本隆さんの詩的な歌詞と筒美京平さんのメロディが見事に調和し、太田裕美さんの清らかな歌声がその世界観を完璧に表現しています。
1975年4月に発売された本作は、後にアルバム『短編集』にも収録され、人気を博しました。
ひとりぼっちで寂しい心を抱えながらも、前を向いて咲き続けるたんぽぽのように、強く生きようとする人の心に寄り添う楽曲です。
片思いの切なさや恋する気持ちに共感したい方にオススメです。
春を待つ手紙吉田拓郎

遠く離れた2人の男女が手紙を通じて心情を語り合う様子を描いた吉田拓郎さんの名曲です。
1979年10月にリリースされ、オリコン週間シングルチャートで最高52位を記録。
ディレクターの陣山俊一さんとその妻である直子さんとの実際の手紙のやり取りをモチーフに作られた楽曲で、相手を思う切ない気持ちが温かな歌声とメロディに乗せて描かれています。
アルバム『ONLY YOU 〜since coming For Life〜』『吉田拓郎ベスト60』など、複数の名盤に収録され、世代を超えて愛され続けている1曲です。
遠距離恋愛中の人や、大切な誰かへの思いを募らせている人の心に寄り添い、春の訪れを待つような優しさと切なさを感じさせてくれる楽曲です。
美しき春加山雄三

甘く優しい恋の情景が目に浮かぶみずみずしい楽曲です。
春の訪れとともに芽生えた恋を描いたこの曲は、加山雄三さんの柔らかな歌声が春の温かさを感じさせます。
1968年4月にリリースされた本作は『君といつまでも』などとともにアルバム『君のために』に収録されています。
爽やかな若者文化を象徴する楽曲として多くのファンに愛され、春が訪れると聴きたくなる珠玉の1曲です。
季節の移ろいと恋の始まりを感じたい方に心からオススメできる作品といえます。