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【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選

出会いと別れの「春」。

寒かった長い冬が終わり、花々が咲き誇る穏やかで美しいこの季節が、1年のうちで最も好きな方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな春にちなんだ楽曲のなかから、昭和の時代に生まれた春ソングをピックアップ!

当時を知る人にとっては懐かしい昭和歌謡から、今も歌い継がれている名曲まで、幅広くご紹介します。

令和の今とは異なる春のとらえ方や、表現の仕方にも注目しながらお楽しみください。

【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(21〜30)

不思議なピーチパイ竹内まりや

1980年に発売された竹内まりやさんの4枚目のシングルです。

資生堂化粧品のキャンペーンソングに起用された本曲は、初のオリコンTOP10入りを果たしロングヒットを記録。

自身初のヒット作となりました。

恋する女性の弾む心を表すような明るいサウンドと、竹内まりやさんの女性らしいやわらかい歌声が見事にマッチ!

作詞者がレコーディングの際、彼女の歌声にピッタリのポップスだと絶賛したというエピソードにも納得です。

恋心がピーチパイにたとえられているのが、なんともかわいらしいですよね。

いい日旅立ち山口百恵

哀愁漂う歌声と物悲しいメロディーが心にしみる昭和の名曲です。

当時の日本国有鉄道がおこなう旅行誘致のキャンペーンソングとして制作され、山口百恵さん最大のヒット作『横須賀ストーリー』に次ぐ53.6万枚の売り上げを記録しました。

今居る場所から去り、幼き日の思い出を胸に新たな場所を目指して旅立つ切ないストーリーが描かれた本曲。

お祝いの席でたびたび歌われていたことに対し、作詞・作曲を担当した谷村新司さんは「祝いの場で歌うような内容ではない」とおっしゃったというエピソードも残されています。

【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(31〜40)

色・ホワイトブレンド中山美穂

1986年の発売当時、中山美穂さんはまだ15歳。

あどけなさの残る歌声に思わずきゅんとさせられる一曲です。

自身が出演した資生堂のキャンペーンCMソングに起用され、初めて売り上げ20万枚超えを記録しました。

楽曲を提供した竹内まりやさんが、歌詞中の英語の発音や歌い方を直接指導したのだそうです。

運命の人との出会いや、勇気を振り絞って連絡するドキドキ感。

若い頃の純粋な恋の記憶がよみがえり、ちょっとくすぐったくなってしまう方もいらっしゃるのでは?

北国の春千昌夫

[試聴] 千昌夫「北国の春」(ショート.ver)
北国の春千昌夫

1977年に発売された千昌夫さんの大ヒット曲『北国の春』は、故郷を懐かしむ歌詞が印象的な1曲です。

青空や南風、桜といった春の情景を水彩画のように色鮮やかに描き、遠くに離れた故郷への帰郷を夢見る主人公の切ない心情を感じさせます。

都会での喧騒を離れ、ふとした瞬間にふるさとの暖かさが懐かしくなる、そんな情感が伝わってくる本作は、春の始まりにふさわしい深い味わいを持っています。

心に染みる本作は、春の光があふれる部屋でじっくりと聴きたい名曲です。

春だったね吉田拓郎

春の訪れをキッカケに過去の恋愛を思い出し、その未練をつづった吉田拓郎さんの『春だったね』。

1972年のアルバム『元気です』の収録曲ですが、今聴いても色あせない魅力が詰まっています。

歌詞に込められた未練の気持ちには、共感できる方も多いと思います。

どんな時代にも通じる心の動きを描いた、優しくも力強いメロディと歌詞に注目です。

世代を問わずすべての人に聴いてほしい、昭和のノスタルジックな1曲です。

贈る言葉海援隊

春の卒業ソングといえばこちらの曲を思い出す一定以上の年齢の方も多いのではないでしょうか。

1979年にリリースされ、武田鉄矢さん主演のテレビドラマ『3年B組金八先生』のテーマソングとして使われたので卒業ソングという印象が強いですが、実際は女性にふられたことを描いた曲です。

曲に関してはジェームズ・ディーン主演の『エデンの東』に影響を受けて作られたそうで、聴き比べてみると世界観が響いてきておもしろいですよ。

春ラ!ラ!ラ!石野真子

石野真子さんの8枚目のシングルで1980年にリリースされました。

まさに正統派昭和のアイドルソング!!的なアレンジと石野さんのこれもまた昭和アイドル的な歌唱がとても印象的で、2022年の今、こうやってあらためて聴いてみると逆にとても新鮮に響いてきますね!

曲調、歌詞ともに「明るく楽しい春」を存分に感じさせてくれる仕上がりになっています。

春をテーマにした昭和の名曲、ぜひお楽しみくださいませ!