【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選
出会いと別れの「春」。
寒かった長い冬が終わり、花々が咲き誇る穏やかで美しいこの季節が、1年のうちで最も好きな方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな春にちなんだ楽曲のなかから、昭和の時代に生まれた春ソングをピックアップ!
当時を知る人にとっては懐かしい昭和歌謡から、今も歌い継がれている名曲まで、幅広くご紹介します。
令和の今とは異なる春のとらえ方や、表現の仕方にも注目しながらお楽しみください。
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【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(21〜30)
初恋村下孝蔵

春の訪れとともに、心温まる旋律がふとした瞬間にこみ上げてくる村下孝蔵さんの名曲『初恋』。
1983年2月25日にリリースされたこの1曲は、彼の代表曲となりました。
歌詞を紐解くと、初恋の甘く切ない感情が静かにつづられていて、聴く人の心に柔らかく寄り添います。
歌詞の主人公のように思いを伝えられないという経験がある方も多いかもしれませんね。
若者から年配の方まで、春の日差しを浴びながら、この曲を耳にしていただきたいです。
ほらね、春が来たうしろ髪ひかれ隊

工藤静香さん、生稲晃子さんが所属したうしろ髪ひかれ隊の4枚目のシングル。
アニメ『ついでにとんちんかん』のオープニングソングに起用されました。
「何かいいことが起こりそう!」「誰かいい人と出会えないかな?」春にそんな期待に胸を膨らませる様子が、ポップなサウンドと勢いの良い歌詞から伝わってきます。
出会いや別れ、環境の変化などで、なんとなく憂鬱になりやすい春。
そんな季節のモヤモヤした気分を吹き飛ばしたいときに聴きたい一曲です。
不思議なピーチパイ竹内まりや

1980年に発売された竹内まりやさんの4枚目のシングルです。
資生堂化粧品のキャンペーンソングに起用された本曲は、初のオリコンTOP10入りを果たしロングヒットを記録。
自身初のヒット作となりました。
恋する女性の弾む心を表すような明るいサウンドと、竹内まりやさんの女性らしいやわらかい歌声が見事にマッチ!
作詞者がレコーディングの際、彼女の歌声にピッタリのポップスだと絶賛したというエピソードにも納得です。
恋心がピーチパイにたとえられているのが、なんともかわいらしいですよね。
春ラ!ラ!ラ!石野真子

石野真子さんの8枚目のシングルで1980年にリリースされました。
まさに正統派昭和のアイドルソング!!的なアレンジと石野さんのこれもまた昭和アイドル的な歌唱がとても印象的で、2022年の今、こうやってあらためて聴いてみると逆にとても新鮮に響いてきますね!
曲調、歌詞ともに「明るく楽しい春」を存分に感じさせてくれる仕上がりになっています。
春をテーマにした昭和の名曲、ぜひお楽しみくださいませ!
い・け・な・いルージュマジック忌野清志郎、坂本龍一

こちらの曲は1982年にリリースされ、忌野清志郎さんと坂本龍一さんという大物の異色のコラボレーションとして注目されました。
個性的な二人、そして、い・け・な・いに危険な香りをまとわせた曲で、口紅のキャンペーンソングとしてヒットしました。
極彩色の春の歌といったイメージですが、時がたっても色あせない、そして時々聴きたくなるくせの強い曲ですね。
このようなコラボレーションは意外さと楽しさの両方が楽しめていいですよね。
いい日旅立ち山口百恵

哀愁漂う歌声と物悲しいメロディーが心にしみる昭和の名曲です。
当時の日本国有鉄道がおこなう旅行誘致のキャンペーンソングとして制作され、山口百恵さん最大のヒット作『横須賀ストーリー』に次ぐ53.6万枚の売り上げを記録しました。
今居る場所から去り、幼き日の思い出を胸に新たな場所を目指して旅立つ切ないストーリーが描かれた本曲。
お祝いの席でたびたび歌われていたことに対し、作詞・作曲を担当した谷村新司さんは「祝いの場で歌うような内容ではない」とおっしゃったというエピソードも残されています。
リンゴの唄並木路子

戦後の日本に希望の光を灯した名曲を、並木路子さんの澄んだ歌声でつづった傑作です。
青い空を見上げながら、無垢な心で愛をうたう優しさに満ちた楽曲は、当時の人々の心に深く響きました。
モノラルの音質で刻まれた音の記憶は、昭和初期の空気感を鮮やかに伝えています。
本作は1945年10月公開の映画『そよかぜ』の主題歌として世に送り出され、翌年1月にレコード化されました。
作詞のサトウハチローさんと作曲の万城目正さんが紡ぎ出した温かなメロディーは、戦後の復興期を生きる人々の心の支えとなりました。
春の訪れを感じながら、懐かしい思い出とともに聴いていただきたい一曲です。






