【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った歌謡曲&今も歌い継がれる名曲を厳選
桜の便りが届き始めると、ふと口ずさみたくなるメロディーはありませんか?
春は出会いと別れの季節であると同時に、数々の名曲が生まれた季節でもあります。
昭和という時代には、戦前の叙情あふれる楽曲から、高度経済成長期のエネルギッシュな歌謡曲、そして華やかなポップスまで、春を彩る歌が絶え間なく届けられてきました。
懐かしい昭和の春の歌は、世代を超えて今なお多くの人の心に寄り添い続けています。
この記事では、昭和に誕生した春の歌の中から、時代の空気をまとった歌謡曲や、今も歌い継がれる珠玉の楽曲を幅広くご紹介します。
あの頃の風景を思い浮かべながら、ぜひお楽しみください!
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【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った歌謡曲&今も歌い継がれる名曲を厳選(31〜40)
江戸は春風高田浩吉

春風に吹かれて江戸の町を歩くような、そんな粋で軽やかな気分にさせてくれるのが本作ですよね。
昭和29年5月に発売された高田浩吉さんの楽曲であり、松竹映画『黒門町伝七捕物帖』の主題歌としても知られている1曲です。
野村俊夫さんが作詞、万城目正さんが作曲を手掛けた本作ですが、オーケストラの伴奏に三味線の音色が重なることで、時代劇ならではの和洋折衷な魅力が見事に表現されているのが特徴的ですよね。
映画の中で高田さんが演じる伝七の颯爽とした姿が目に浮かぶようで、聴いているだけで胸が踊るという方も多いのではないでしょうか。
春の陽気を感じながら、古き良き江戸の情緒に浸りたい時にはぴったりの名曲です。
ぜひ一度、その独特な世界観を味わってみてほしいですね。
憎や春風藤本二三吉

春の風に吹かれて、ふと誰かを想う……そんな経験はありませんか?
この曲『憎や春風』は、タイトルにある「憎や」という言葉が、憎しみではなく「憎いねえ」「粋だねえ」といった江戸っ子の洒落た感情を表しているのが素敵ですよね。
昭和6年4月にビクターの新譜として発売された本作は、作詞を伊藤深水さん、作曲を斉藤佳三さんが担当しており、当時の「ジャズ流行唄」としてモダンな魅力を放っています。
歌うのは「鶯芸者」として名を馳せた藤本二三吉さんで、その端唄仕込みの美しい節回しと都会的な情緒が融合し、聴く人の心を昭和初期のモダンな春へと誘ってくれます。
春の陽気に誘われて、少しレトロな気分でお酒を嗜みたい時や、粋な大人の恋心に触れたい時にぴったりの1曲ですね。
チューリップ童謡

春の訪れとともに花壇を彩るあの花、誰もが一度は口ずさんだことがある童謡ではないでしょうか。
赤や白、黄色といった鮮やかな色が並んで咲く様子を描き、どの花もそれぞれに美しいと肯定する歌詞は、シンプルながらも深い優しさに満ちていますよね。
実は本作、1932年7月に発行された『絵本唱歌 夏の巻』が初出なのですが、当時は作詞者名が伏せられており、のちに裁判を経て近藤宮子さんが作者として認められたという歴史があるのです。
1933年にはレコード化もされ、以来長きにわたり入園式や春の行事などで親しまれてきました。
小さなお子さんが初めて歌う一曲としてもぴったりですし、懐かしいメロディに耳を傾けて、穏やかな春の陽気を感じてみるのもすてきですね。
初恋村下孝蔵

春の訪れとともに、心温まる旋律がふとした瞬間にこみ上げてくる村下孝蔵さんの名曲『初恋』。
1983年2月25日にリリースされたこの1曲は、彼の代表曲となりました。
歌詞を紐解くと、初恋の甘く切ない感情が静かにつづられていて、聴く人の心に柔らかく寄り添います。
歌詞の主人公のように思いを伝えられないという経験がある方も多いかもしれませんね。
若者から年配の方まで、春の日差しを浴びながら、この曲を耳にしていただきたいです。
ほらね、春が来たうしろ髪ひかれ隊

工藤静香さん、生稲晃子さんが所属したうしろ髪ひかれ隊の4枚目のシングル。
アニメ『ついでにとんちんかん』のオープニングソングに起用されました。
「何かいいことが起こりそう!」「誰かいい人と出会えないかな?」春にそんな期待に胸を膨らませる様子が、ポップなサウンドと勢いの良い歌詞から伝わってきます。
出会いや別れ、環境の変化などで、なんとなく憂鬱になりやすい春。
そんな季節のモヤモヤした気分を吹き飛ばしたいときに聴きたい一曲です。
コットン気分杏里

花王コロンのリマーラCMソングに起用された爽やかな楽曲です。
1981年の発売から20年以上たった2004年には、大山なつさんによってカバーされ、日清紡のコットンフィールのCMに使用されました。
フロリダの青い海、白い砂浜、風に乗って運ばれる海の香り。
コットンの清潔でやわらかいイメージと歌詞の世界観が重なり合い、目の前に異国の海辺の風景が広がるのを感じます。
耳にするだけでコバルトブルーの海が見たくなる!
たまには車を走らせ海風に当たりに行くのもいいですよね。
い・け・な・いルージュマジック忌野清志郎、坂本龍一

こちらの曲は1982年にリリースされ、忌野清志郎さんと坂本龍一さんという大物の異色のコラボレーションとして注目されました。
個性的な二人、そして、い・け・な・いに危険な香りをまとわせた曲で、口紅のキャンペーンソングとしてヒットしました。
極彩色の春の歌といったイメージですが、時がたっても色あせない、そして時々聴きたくなるくせの強い曲ですね。
このようなコラボレーションは意外さと楽しさの両方が楽しめていいですよね。
不思議なピーチパイ竹内まりや

1980年に発売された竹内まりやさんの4枚目のシングルです。
資生堂化粧品のキャンペーンソングに起用された本曲は、初のオリコンTOP10入りを果たしロングヒットを記録。
自身初のヒット作となりました。
恋する女性の弾む心を表すような明るいサウンドと、竹内まりやさんの女性らしいやわらかい歌声が見事にマッチ!
作詞者がレコーディングの際、彼女の歌声にピッタリのポップスだと絶賛したというエピソードにも納得です。
恋心がピーチパイにたとえられているのが、なんともかわいらしいですよね。
春だったね吉田拓郎

春の訪れをキッカケに過去の恋愛を思い出し、その未練をつづった吉田拓郎さんの『春だったね』。
1972年のアルバム『元気です』の収録曲ですが、今聴いても色あせない魅力が詰まっています。
歌詞に込められた未練の気持ちには、共感できる方も多いと思います。
どんな時代にも通じる心の動きを描いた、優しくも力強いメロディと歌詞に注目です。
世代を問わずすべての人に聴いてほしい、昭和のノスタルジックな1曲です。
春ラ!ラ!ラ!石野真子

石野真子さんの8枚目のシングルで1980年にリリースされました。
まさに正統派昭和のアイドルソング!!的なアレンジと石野さんのこれもまた昭和アイドル的な歌唱がとても印象的で、2022年の今、こうやってあらためて聴いてみると逆にとても新鮮に響いてきますね!
曲調、歌詞ともに「明るく楽しい春」を存分に感じさせてくれる仕上がりになっています。
春をテーマにした昭和の名曲、ぜひお楽しみくださいませ!



