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【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選

出会いと別れの「春」。

寒かった長い冬が終わり、花々が咲き誇る穏やかで美しいこの季節が、1年のうちで最も好きな方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな春にちなんだ楽曲のなかから、昭和の時代に生まれた春ソングをピックアップ!

当時を知る人にとっては懐かしい昭和歌謡から、今も歌い継がれている名曲まで、幅広くご紹介します。

令和の今とは異なる春のとらえ方や、表現の仕方にも注目しながらお楽しみください。

【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(21〜40)

いい日旅立ち山口百恵

哀愁漂う歌声と物悲しいメロディーが心にしみる昭和の名曲です。

当時の日本国有鉄道がおこなう旅行誘致のキャンペーンソングとして制作され、山口百恵さん最大のヒット作『横須賀ストーリー』に次ぐ53.6万枚の売り上げを記録しました。

今居る場所から去り、幼き日の思い出を胸に新たな場所を目指して旅立つ切ないストーリーが描かれた本曲。

お祝いの席でたびたび歌われていたことに対し、作詞・作曲を担当した谷村新司さんは「祝いの場で歌うような内容ではない」とおっしゃったというエピソードも残されています。

じゃあねおニャン子クラブ

卒業ソングといえば、しんみりしたり感動的だったりするのが一般的。

おニャン子クラブの『じゃあね』は、このような常識を打ち破った明るく軽やかなお別れソングとして、ファンのみならず多くの人々から支持を得た楽曲です。

初のオリコンチャート1位、そしてグループ史上最高売り上げを記録しました。

「卒業を永遠の別れのように悲しんでしまうのはなぜだろう?」「これからも友達であることに変わりないのに……」明るいサウンドと前向きな歌詞が、そんな当たり前のことに気づかせてくれます。

春風の誘惑小泉今日子

小泉今日子 (Kyoko Koizumi) – 春風の誘惑
春風の誘惑小泉今日子

「花の82年組」と呼ばれたアイドル歌手としてデビューするも、他とは違う個性とセンスで唯一無二の存在として現在も高い人気を誇る、キョンキョンこと小泉今日子さんが1983年にリリースした初期名曲です。

シングルのジャケットには当時はやっていた聖子ちゃんカットの小泉さんを確認できますが、リリース後にばっさり髪を切ってショートカットへと変身、次作の『まっ赤な女の子』で本格的なブレイクを果たすことを踏まえると、70年代風のアイドル路線だった小泉さんの最後の楽曲といえるかもしれませんね。

楽曲自体も王道の昭和アイドル歌謡といった趣で、春の訪れとともにちょっぴり大人の恋に憧れる少女の思いをチャーミングに歌い上げています。

『艶姿ナミダ娘』や『ヤマトナデシコ七変化』といった楽曲とはまた違う、初々しいキョンキョンの春ソングをぜひ聴いてみてください!

乙女の春淡谷のり子

日本におけるシャンソンの先駆者、「ブルースの女王」の愛称でも親しまれた、淡谷のり子さんの楽曲です。

『乙女の春』は1934年、昭和9年に発表された楽曲で、作曲は古関裕而さん、作詞は島田芳文さんが担当しています。

昭和の空気を強く感じる、コロムビアオーケストラによるおだやかなサウンドが印象的で、春のあたたかさを伝えるイメージですね。

歌詞では春にまつわる女性の姿が描かれており、遠くに向かって思いをはせる様子、涙を流す様子などが表現されています。

【昭和に生まれた春の歌】時代を彩った流行歌&今も歌い継がれる名曲を厳選(41〜60)

春雷ふきのとう

ふきのとう/春雷  (1979年) ≪歌詞≫ 2024年 ≪No.6≫
春雷ふきのとう

春を彩る花々のように、昭和の音楽シーンに咲いたふきのとうによる1979年の名曲『春雷』。

曲の主人公は、突然の春雷とともに散る白い花を見つめながら、別れた人のことを思う様子が心情豊かに描かれています。

この涙腺を刺激する歌詞は、もともとは男女の別れを描いたものでしたが、山木康世さんの母への願いが込められ、現在の形に変更されました。

つらい別れを経験した人、温かい春の訪れを感じたい人へ、ぜひお聴きいただきたいオススメの1曲です。

萠黄色のスナップ安全地帯

昭和を彩る名曲『萠黄色のスナップ』は、安全地帯のメジャーデビューを飾る楽曲として、1982年2月25日にリリースされました。

この曲に込められた玉置浩二さんの繊細で芯のある作詞作曲の才能は、安全地帯の多様な音楽性の土台となりました。

そして、春の訪れを告げるような透明感あふれるメロディは、今聴いても新鮮な気持ちにさせてくれるんですよね!

春の風景を描いた美しい歌詞にも注目しながら、ぜひじっくりとお聴きください。