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作曲初心者も必見!定番のコード進行まとめ

コード、日本語で和音と呼ばれる言葉の意味は、ざっくり言ってしまえば高さの違う楽音が2つ以上同時に重なって響く音のことです。

日ごろあなたが聴いている音楽も、複数の「コード」が展開していくさまざなタイプの「コード進行」を基準として作曲されているのですね。

もちろん1つのコードだけで成立している楽曲もありますし、知れば知るほど奥深いのがコード進行の世界です。

今回の記事では、J-POPや洋楽も含めてよく使われる定番のコード進行をまとめてご紹介!

これから作曲を始めたいけどコード進行とかよく分からない……という方もぜひ参考にしてみてくださいね。

作曲初心者も必見!定番のコード進行まとめ

4563進行

正義ずっと真夜中でいいのに。

ずっと真夜中でいいのに。『正義』MV
正義ずっと真夜中でいいのに。

2019年にリリースされたずっと真夜中でいいのにの、デジタルシングル『正義』のサビで使用されているのが「4563進行」です。

最後の「3」は「1」の代わりとなる「C/E」にあたるコードを置いたサウンドがエモいのが特徴なんですよね。

BUMP OF CHICKENの『車輪の唄』のイントロでも同じコード進行が使われています。

また「C/E」ではなく普通の「3」である「Em」を利用したのがヨルシカの『だから僕は音楽を辞めた』で、ピアノのメロが印象的なイントロで使用されているんですよね。

456進行

FAKE LOVEBTS

BTS (방탄소년단) ‘FAKE LOVE’ Official MV
FAKE LOVEBTS

日本のオリコンチャートでも第1位を獲得したBTSの『FAKE LOVE』は「456進行」のみで作られています。

「Ⅵm」に向かう進行の中でも定番のコード進行の一つで、BTSをはじめとするKpopでも多用されているんですよね。

KpopのみならずEDMからハードロックまでさまざまなジャンルで使用されていて、松任谷由実さんの『春よ、来い』やX JAPANの『Rusty Nail』のイントロも「456進行」で作られています。

6415進行

前前前世RADWIMPS

RADWIMPS – 前前前世 (movie ver.) [Official Music Video]
前前前世RADWIMPS

映画『君の名は』で大ブレイクしたRADWIMPSの『前前前世』は、サビが「6415進行」でできています。

「ポップパンク進行」とも呼ばれているこのサウンドは、世界中で使われている定番コード進行なんです。

特にこの楽曲ではシンコペーションを併用することで疾走感もありますよね。

他にもONE OK ROCKの『Re:make』や、ジャスティン・ビーバーさんの『Ghost』などが「6415進行」でできています。

おわりに

コード理論を知らなかったとしても、今回紹介した楽曲の音の響きを聴き比べてみると、同じコード進行パターンが共通している楽曲が似た雰囲気を共有していることが理解できたのではないでしょうか。

もちろん同パターンなのに全く違う曲のように感じることもありますから、おもしろいですよね。

アーティストたちがどのようなコードを使って作曲という作業をしているのかという観点で、ぜひお気に入りの曲を分析してみてください!