作曲初心者も必見!定番のコード進行まとめ
コード、日本語で和音と呼ばれる言葉の意味は、ざっくり言ってしまえば高さの違う楽音が2つ以上同時に重なって響く音のことです。
日ごろあなたが聴いている音楽も、複数の「コード」が展開していくさまざなタイプの「コード進行」を基準として作曲されているのですね。
もちろん1つのコードだけで成立している楽曲もありますし、知れば知るほど奥深いのがコード進行の世界です。
今回の記事では、J-POPや洋楽も含めてよく使われる定番のコード進行をまとめてご紹介!
これから作曲を始めたいけどコード進行とかよく分からない……という方もぜひ参考にしてみてくださいね。
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作曲初心者も必見!定番のコード進行まとめ(6〜10)
チェリースピッツ

J-POPの中ではポピュラーなスピッツの『チェリー』に使われている、レット・イット・ビー進行(1564進行)は、C→G→Am→Fという流れになっています。
ビートルズの『Let it be』の使用でも有名なこのコード進行は、どこか懐かしい響きを感じますね。
映画『アナと雪と女王』の主題歌としても知られている『Let it go』などでも使用されていて、日本人が好きな雰囲気の進行と言えるかもしれません。
Last ChristmasWham!

日本でも定番のクリスマスソングであるワム!の『Last Christmas』は、ジャズで定番の「1625進行」で作られています。
最後の「25」部分はジャズ理論では「ツーファイブ」と呼ばれていて、「1」に向かう強い進行感を感じるサウンドです。
そのため「1625進行」は永遠に繰り返して演奏できるため循環進行とも呼ばれているんですよね。
ジョージ・ガーシュウィンの名曲『I Got Rhythm』をはじめとするリズムチェンジの楽曲でも登場します。
Lovin’ YouMinnie Riperton

多くのアーティストにカバーされているソウルクラシックであるミニー・リパートンさんの『Lovin’ You』、この楽曲はサビの1か所を除いて「4321進行」でできています。
メジャーセブンなどの4和音で演奏されることが多く、メロウなメロディが良く似合う進行なんですよね。
邦楽ではオフコース『言葉にできない』のAメロ冒頭や、鈴木雅之さんのデビューシングル『ガラス越しに消えた夏』のAメロも「4321進行」です。
Stand By MeBen E. King

映画『Stand by Me』の主題歌としても知られるベン・E・キングさんの代表曲が『Stand By Me』です。
この楽曲は主要な4つのコードだけで構成される「1645進行」で作られていて、シンプルなサウンドが魅力なんですよね。
オールディーズでしばしば聴くコード進行で、ポール・アンカさんの『Diana』やライチャス・ブラザーズの『Unchained Melody』などがそうです。
日本でも井上陽水さんの『夢の中へ』が「1645進行」で作られています。
We Are Never Ever Getting Back TogetherTaylor Swift

テイラー・スウィフトさんの『We Are Never Ever Getting Back Together』などで疲れている4156進行。
F→C→G→Amという流れのこの進行は、ストレートな響きとおしゃれな響きのいいとこ取りといった感じの雰囲気が特徴的なんですよ!
ヨルシカの『ただ君に晴れ』や、米津玄師さんの『Lemon』などでも使われていて、独特の響きがクセになります。
ぜひ作曲にも活用してみてくださいね!