【ピアノ】暑い夏に聴きたいピアノ曲!爽やかなクラシック作品を厳選
きらきらと輝く日差しや、どこからか聞こえてくる蝉時雨。
そんな季節の情景を耳から味わってみたくなることはありませんか?
透明感のある音色を奏でるピアノは、暑い季節の空気を涼やかに彩ってくれる魔法のような楽器です。
なかでも、情景描写に優れたクラシック音楽によるピアノ曲は、夏の風情を表現するのにぴったり!
本記事では、思わず海辺や涼やかな森を連想してしまうような、ピアノで夏を感じる曲をたっぷりとご紹介します。
心地よいクラシックのピアノ曲を夏のプレイリストに加えて、季節の移ろいを音で楽しんでみませんか?
お気に入りの一曲を探す手がかりとして、ぜひお役立てくださいね!
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【ピアノ】暑い夏に聴きたいピアノ曲!爽やかなクラシック作品を厳選(21〜30)
ピアノ組曲 第2曲 七夕伊福部昭

日本が世界に誇る大作曲家であり、クラシックの分野から日本の映画史を彩る名作の数々、そして有名な『ゴジラ』シリーズなどの映画音楽等々、その功績を短い文章で語ることは到底不可能な偉人、伊福部昭さん。
本稿で取り上げている『七夕』は、伊福部さんが19歳という若さで作曲したピアノ独奏曲『ピアノ組曲』の1曲です。
どこか童謡を思わせるような、日本古来の風景を想起させるメインの旋律が形を変えて繰り返される作品で、聴いていると不思議とノスタルジックな気持ちにさせられますね。
伊福部さんに対して重厚な映画音楽のイメージしかない方であれば、こういった楽曲が存在していたこと自体に驚かれるかもしれません。
透き通るような美しさ、涼やかさを持ったこちらの『七夕』を聴いて、日本の夏を大いに楽しみましょう!
映像 第1集 水の反映Claude Debussy

美しく揺らめく水面に反射する光のきらめき……映像的、絵画的なイメージを想起させる美しい楽曲ですね。
水をテーマとしたクラシックのピアノ曲としては、直接的な影響を受けたフランツ・リストの『エステ荘の噴水』、そしてモーリス・ラヴェルの『水の戯れ』と並んで有名な曲として知られるクロード・ドビュッシーの『水の反映』を紹介します。
ピアノ曲集『映像 第1集』として発表された楽曲で、水の動きそのものに着目した『水の戯れ』とはまた違う視点で描き出された、作者の繊細な感性を通して生まれた音世界は、暑い日差しの威力を和らげてくれるような効果も持っておりますね。
古典的な作法から外れた自由な作曲方法で知られるドビュッシーの曲ですから、がちがちのクラシック曲は苦手……という方もぜひチェックしてみてください!
【ピアノ】暑い夏に聴きたいピアノ曲!爽やかなクラシック作品を厳選(31〜40)
森にてAlbert Ketèlbey

暑い夏の午後に、まるで木陰で涼んでいるかのような心地よさを運んでくれる、アルバート・ケテルビーのピアノ独奏曲はいかがでしょうか。
この楽曲を聴いていると、森の奥深く、木々の間から射し込む柔らかな光や、そよ風に葉が揺れる音までもが聞こえてくるような、そんな情景が目に浮かびます。
優しく親しみやすい旋律は、とても穏やかな時間の流れを感じさせてくれることでしょう。
本作は、1920年代に形になったと考えられているピアノ曲です。
アルバム『A Dream Picture』には1993年に録音されたローズマリー・タックの演奏が収められています。
日常の喧騒から離れてほっと一息つきたい時や、優しいピアノの音色に包まれて心静かに過ごしたい方に、ぜひ聴いていただきたい一曲です。
海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」Bohuslav Martinů

夏の暑さを忘れさせてくれるピアノ曲で、おすすめの曲はこちら。
ボフスラフ・マルティヌーが1921年に作曲したピアノ独奏のための小品集『Evening at the Shore H.128』より、その第3曲「海辺の夕暮れ」です。
この楽曲は、嵐の海辺にいるかのような情景が目に浮かぶようで、アルペジオが織りなす波の揺らぎと、しっかりとした音楽の形式美が巧みに表現されています。
中間部では嵐を思わせる激しさが展開され、技巧的なカデンツァを経て、最後は穏やかな再現で落ち着きを取り戻す構成も、本作の聴きどころとなっています。
夏の気だるさを忘れさせ、心に涼やかな風を届けてくれるでしょう。
情景が豊かな音楽に浸りたい方や、ドラマティックな曲調がお好きな方に聴いてほしい1曲です。
ベルガマスク組曲 第1曲 プレリュードClaude Debussy

クロード・ドビュッシーの『ベルガマスク組曲』といえば第3曲『月の光』が突出して有名ではありますが、本稿で取り上げているのは第1曲『前奏曲』です。
「ピアノの画家」と呼ばれることもあるドビュッシーらしい、絵画的なイメージが浮かぶような色彩豊かな旋律がとても美しく、まさに「プレリュード」というタイトルにふさわしい、何かの始まりを予感させるエモーショナルな楽曲展開は暑い夏にもぴったりと言えるかもしれません。
均整の取れた緻密な構成の楽曲というよりは、自由なテンポという指示のある作品ということもあって、演奏者それぞれの感性で作品の雰囲気が変わることも踏まえて、複数のピアニストによる演奏をチェックすることをおすすめします。
夏の夜の牧歌 Op.16Merikanto Oskar

フィンランドで生まれた楽曲で、懐かしさすら感じさせる素朴で優しいメロディが、日本人にとっても郷愁を誘う素晴らしい名曲ですね。
こちらの『夏の夜の牧歌』はフィンランドの作曲家オスカル・メリカントによる作品で、国際的な知名度はそれほどではないにせよ、フィンランドを代表する作曲家として国民の間で非常に愛されているそうです。
ゆったりとしたワルツのリズムで紡がれるノスタルジックなメロディは、冒頭でも触れたように日本人の琴線に触れるものがありますよね。
しばらく帰ってない地元の田舎の風景に思いをはせながら、この曲を聴いてみるのもいいかもしれません!
「四季」12の性格的描写 Op.37bis 7月 刈り入れの歌Pyotr Tchaikovsky

春夏秋冬、四季をテーマとしたクラシック音楽は多く存在しますが、こちらの『四季』はロシアが生んだ大作曲家のピョートル・チャイコフスキーによるピアノ曲で、ロシアの1月から12月までの風物を題材とした作品集です。
本稿で取り上げているのは、記事のテーマに沿って7月をテーマとした『刈り入れの歌』。
12曲の中で最も有名なのは6月『舟歌』ですが、こちらの『刈り入れの歌』は作品の中でも元気で明るい雰囲気を持っているのが特徴で、草を刈る民衆たちの生き生きとした姿が見事に描写されていますね。
涼しい気持ちにさせてくれるのではなく、暑い日差しを受けても活発に1日を始めたいという方におすすめです!



