【ピアノ】暑い夏に聴きたいピアノ曲!爽やかなクラシック作品を厳選
うだるような暑さに、体も心も参ってしまう日本の夏。
家の中はジメジメ、外は猛暑で、すべてのやる気を失ってしまいますよね。
そんな夏にオススメしたいのが、爽やかなピアノ曲鑑賞!
今回は、夏の暑さを忘れさせてくれる涼しげなクラシック音楽の中から、ピアノの名曲を厳選してご紹介いたします。
気温はコントロールできませんが、すてきな音楽を聴けば、心は前向きになれるはず。
紹介する曲も参考にしながらお気に入りの曲を数曲ピックアップし、暑い夏がやってくる前に「夏の暑さを吹き飛ばすお気に入りプレイリスト」を作っておくのもオススメですよ!
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もくじ
- 【ピアノ】暑い夏に聴きたいピアノ曲!爽やかなクラシック作品を厳選
- サマータイムGeorge Gershwin
- 小組曲:第1曲「小舟にて」Claude Debussy
- 夏の朝Heino Kasuki
- 森にてAlbert Ketèlbey
- 海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」Bohuslav Martinů
- 組曲「鏡」より「洋上の小舟」Maurice Ravel
- 夢Claude Debussy
- 練習曲「音の絵」 Op.39 第2番 イ短調 「海とかもめ」Sergei Rachmaninov
- 真夜中の火祭り平吉毅州
- 夜の海辺にてHeino Kasuki
- 夜想曲第2番 変ホ長調 作品9-2Frederic Chopin
- 「フレースエーの花々」第3巻 Op.16:第2曲 夏の隠れ家に入居してWilhelm Peterson-Berger
- 風の即興曲中田喜直
- ノクターン第2番Frederic Chopin
- 華麗なる大円舞曲Frederic Chopin
- 幸福 作品292-6Gustav Lange
- バレエ「シンデレラ」からの10の小品 Op.97 第2曲 夏の精Sergei Prokofiev
- ペール・ギュント 第1組曲 Op.46 第1曲 朝Edvard Grieg
- ベルガマスク組曲 第1曲 プレリュードClaude Debussy
- ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin
- 24の前奏曲 Op.28 第15番「雨だれ」Frederic Chopin
- 抒情小品集 第10集 Op.71 第2曲 夏の夕べEdvard Grieg
- 夏の夜の牧歌 Op.16Merikanto Oskar
- 夜のガスパール 第1曲 オンディーヌMaurice Ravel
- 水の戯れMaurice Ravel
- 子供の情景 Op.15 第7曲 トロイメライRobert Schumann
- 真夏の夜想曲Aaron Copland
- 「四季」12の性格的描写 Op.37bis 7月 刈り入れの歌Pyotr Tchaikovsky
- ピアノ組曲 第2曲 七夕伊福部昭
- 映像 第1集 水の反映Claude Debussy
- 巡礼の年 第3年 S.163/R.10 A283 第4曲 エステ荘の噴水Franz Liszt
- 舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin
【ピアノ】暑い夏に聴きたいピアノ曲!爽やかなクラシック作品を厳選(21〜40)
巡礼の年 第3年 S.163/R.10 A283 第4曲 エステ荘の噴水Franz Liszt

水の動きを表現したピアノ曲というのは、そのテーマや実際に鳴らされる響きも含めて暑い夏にちょっとした「涼」を与えてくれるものですよね。
こちらの『エステ荘の噴水』は、ハンガリー出身のピアニスト兼作曲家で超絶技巧でも知られるフランツ・リストによるピアノ独奏曲集『巡礼の年』の『第3年』の第4曲で、代表作の1つとして知られる作品。
繊細かつ大胆なアルペジオで水の動きを表現した華麗な楽曲であり、後にモーリス・ラヴェルの『水の戯れ』やクロード・ドビュッシー『水の反映』に直接的な影響を与えたとも言われています。
全編に渡ってアルペジオやトレモロの響きが実に美しくドラマチックですが、暑苦しいものではなくどこまでも繊細でロマンチックというのが本当に素晴らしいですよね。
暑くて眠れない夏の夜、きらきらと舞う水をイメージしながらぜひ聴いてみてほしいです。
舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

「舟歌」とは水の都ヴェネツィアのゴンドラをイメージしたピアノ曲であり、もともとは船頭が船に乗って口ずさんでいた歌が由来なのだとか。
クラシック音楽としての「舟歌」はメンデルスゾーンの『無言歌集』に収録された作品をはじめとしてさまざまな作曲家が世に残していますが、本稿では特に有名なフレデリック・ショパンによるピアノ独奏曲を紹介しています。
通常の「舟歌」はゆったりとした8分の6拍子で構成されるのですが、ショパンの『舟歌』は8分の12拍子を用いて雄大な、そして優雅な雰囲気を演出していることが特徴ですね。
ショパンにとっては晩年に近い後期の作品で、非常に評価も高く上級者レベルの技術が要求される楽曲でもあります。
陽光に照らされた水面に浮かぶゴンドラを思い浮かべながら、暑い夏の日にぜひこの曲を聴いてみてください!
おわりに
いかがだったでしょうか。
夏の暑さを紛らわせてくれる、爽やかなクラシック音楽のピアノ曲をご紹介しました。
やさしいピアノの音で奏でられる涼しげなピアノ作品は、暑さで火照った体と心をクールダウンしてくれます。
「音楽だけで気分が晴れるだろうか?」と思われている皆さんも、きっとその癒やし効果に驚かれるはずです。
ピアノが弾ける方はセレクトされた曲を弾いてみてもよいと思いますし、夏にピッタリのピアノ曲とともに、厳しい暑さを乗り越えましょう!