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【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち

厳しい寒さで外出するのが億劫になりがちな冬は、温かい室内で音楽鑑賞&ピアノ演奏を楽しんでみませんか?

今回は、冬を連想させるクラシックの名曲のなかから、ピアノ曲やピアノアレンジがすてきなオーケストラ作品などをピックアップしました。

冬の透き通った空気や美しい雪景色は、ピアノの音色にぴったり。

おうちでゆったりと聴くのもよいですが、実際にピアノ演奏にチャレンジしておうち時間を充実させるのもオススメですよ。

ご自分にピッタリの心地よい方法で、冬にちなんだクラシック作品をお楽しみください!

【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち(41〜60)

「雪だるま」よりパントマイムによる4つのやさしい小品 第1曲「雪だるまのワルツ」Erich Wolfgang Korngold

11歳で『雪だるま』を作曲したエーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト。

その才能は早くから注目を集め、後にハリウッド映画音楽の先駆者となりました。

彼の父ユリウスがパントマイム劇を創作し、その劇音楽としてピアノ独奏用に書いたのがこの『雪だるま』。

そのなかの第1曲は、軽やかなワルツのリズムが特徴的です。

雪だるまが踊る様子を音楽で表現し、優雅さとユーモアが融合した楽しい雰囲気が漂います。

1910年にウィーンで初演され、コルンゴルトの天才ぶりを世に知らしめるきっかけとなりました。

積もっている雪の中を遊んでいる様子が感じられる本作は、冬の音楽にぴったり。

クラシック音楽が初めての方も楽しめる、親しみやすい1曲です。

おわりに

今回はクラシック作品のなかから、冬にぴったりなピアノ曲やオーケストラ作品のピアノアレンジバージョンをご紹介しました。

冬の嵐や雪が降り積もる静かな夜、キラキラした雪景色など、ひと言で「冬」といっても、作曲家によってイメージする風景はさまざま。

ぜひ今年の冬は、いろいろな冬を鑑賞や演奏をとおして楽しんでみてくださいね!