【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち
厳しい寒さで外出するのが億劫になりがちな冬は、温かい室内で音楽鑑賞&ピアノ演奏を楽しんでみませんか?
今回は、冬を連想させるクラシックの名曲のなかから、ピアノ曲やピアノアレンジがすてきなオーケストラ作品などをピックアップしました。
冬の透き通った空気や美しい雪景色は、ピアノの音色にぴったり。
おうちでゆったりと聴くのもよいですが、実際にピアノ演奏にチャレンジしておうち時間を充実させるのもオススメですよ。
ご自分にピッタリの心地よい方法で、冬にちなんだクラシック作品をお楽しみください!
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【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち(21〜30)
ユーゲントアルバム(子どものためのアルバム)作品68-38「冬の時 その1」Robert Schumann

19世紀ドイツを代表する作曲家、ロベルト・シューマンが1848年に子供たちのために書いた『ユーゲントアルバム』。
その中の1曲が、冬をテーマにしたピアノ小品です。
全16小節という短い曲ですが、シューマン特有のロマン派的な雰囲気が漂っており、冬の静けさや寒さを、穏やかながらも内省的な旋律で表現しているのが特徴的。
ピアノ学習者にとっては、音量コントロールや表現力を磨くのに最適な曲といえるでしょう。
冬の季節にシューマンの繊細な感性に触れながら、ゆったりとした気分で演奏したり聴いたりしてみてはいかがでしょうか?
アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart

クラシック音楽の巨匠ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが生涯最後の年に作曲したモテットです。
たった46小節の短い作品ながら、深い感動を呼ぶ崇高な旋律が特徴的。
聖母マリアから生まれた真の体を讃える歌詞は、イエス・キリストの犠牲を通じた救いのメッセージを伝えています。
本作は、弦楽器とオルガンを伴う合唱のために書かれましたが、ピアノ演奏でもその美しさを十分に味わえます。
冬の静寂の中で心を落ち着かせたい方にオススメの1曲。
モーツァルトの天才的な音楽性が凝縮された珠玉の名作をぜひ味わってみてくださいね。
歌曲集「冬の旅」第1曲「おやすみ」S.561 R.246Schubert=Liszt

フランツ・シューベルトが亡くなる1年前に作曲した連作歌曲集『冬の旅』。
リストがピアノ独奏用に編曲しました。
失恋した若者が冬の夜に故郷を去る様子が描かれており、静かでメランコリックな雰囲気が漂います。
シューベルトの美しい旋律をそのままに、リストならではのピアノ技巧が加わり、より深みのある作品に仕上がっていますよ。
ピアノの音色だけで、降り続く雪の静けさや冷たさ、そして主人公の絶望感が見事に表現されています。
冬の夜、窓の外を眺めながら聴いてみてはいかがしょうか?
無言歌集 第5巻 Op62-5 第3曲「ヴェニスの舟歌」Felix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンが残したピアノ小品集、名盤『Lieder ohne Worte』Op. 62に含まれる一曲です。
この楽曲の左手で奏でられる6/8拍子の伴奏は、ヴェネツィアの運河をゴンドラが進む様子を巧みに表しており、右手で歌われるメロディは水面に響く物悲しい歌のようです。
ただ暗いだけでなく、悲しみの中に凛とした気品や優雅さを感じさせるところが本作の魅力です。
1844年に刊行されたこの作品集はクララ・シューマンに献呈されています。
無理に元気を出したくない時、この美しい旋律に身を委ねて、心の深いところまで静かに沈んでいく感覚を味わいたい方におすすめです。
白鳥の歌 『セレナーデ』Franz Schubert

フランツ・シューベルトが1828年8月以降に手掛けた歌曲集、名盤『Schwanengesang』に収められている一曲です。
夜の静寂のなか、愛する人に秘めた想いを囁きかけるような、甘くも切ない旋律がとても印象的です。
この楽曲の繊細なピアノ伴奏は、主人公の心の震えや夜風の気配までも描き出しており、聴く人を物語の世界へ引き込みます。
1933年の映画『Gently My Songs Entreat』で使われたことでも知られています。
本作に漂う哀愁は、どうしようもない悲しみに暮れたい夜にそっと寄り添ってくれるので、感傷に浸りたい時にぜひ聴いてほしい名曲です。
3つのロマンス 作品11-1Clara Schumann

抑制された表現の中に、深い叙情性を秘めたピアノ作品です。
全3曲からなるロマンティックな小品集の冒頭を飾るこの楽曲は、1839年に作曲家が19歳の頃、婚約者ロベルト・シューマンへの想いを込めて書かれました。
長く続くアルペッジョに支えられて歌われる主題は、内に秘めた愛情や切なさを繊細に映し出すかのようです。
本作は、映画『Geliebte Clara』でもクララ・シューマンの内面を描写する重要な鍵として登場します。
静かに物思いにふけりたい夜、ピアノの歌うような音色に耳を傾けながら、じっくりと自分の心と向き合いたいときにぴったりの一曲です。
ソナチネ 嬰ヘ短調 M. 40 2楽章 メヌエットMaurice Ravel

静かに心と向き合いたい時におすすめなのが、モーリス・ラヴェルのピアノ作品『Sonatine』に含まれる一曲です。
本作は、古典的なメヌエットの優雅な形式をとりながら、内に秘めた憂いと洗練された響きが溶け合う、とても美しい楽章です。
メロディを聴いていると、悲しみの中にも凛とした気品を保つ情景が目に浮かぶようですよ。
1975年にはこの曲を含む作品全体がバレエとして振り付けられたことでも知られ、その物語性は聴く人の想像力をかき立てます。
激しい感情ではなく、ピアノの繊細な音色に静かに身を委ねたい時に、きっと心に寄り添ってくれることでしょう。





