【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち
厳しい寒さで外出するのが億劫になりがちな冬は、温かい室内で音楽鑑賞&ピアノ演奏を楽しんでみませんか?
今回は、冬を連想させるクラシックの名曲のなかから、ピアノ曲やピアノアレンジがすてきなオーケストラ作品などをピックアップしました。
冬の透き通った空気や美しい雪景色は、ピアノの音色にぴったり。
おうちでゆったりと聴くのもよいですが、実際にピアノ演奏にチャレンジしておうち時間を充実させるのもオススメですよ。
ご自分にピッタリの心地よい方法で、冬にちなんだクラシック作品をお楽しみください!
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【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち(21〜40)
アヴェ・マリアCharles Gounod

クリスマス・シーズンの定番曲としておなじみのシャルル・グノーの『アヴェ・マリア』。
バロック時代を代表する作曲家ヨハン・セバスチャンバッハ作曲の『平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲 第1番 ハ長調 BWV 846』に、ラテン語の聖句「アヴェ・マリア」を合わせた声楽曲です。
上品な伴奏に優美なメロディが重なった非常に美しい作品ですが、非常にシンプルな構成のため、ピアノ初心者の方でも挑戦しやすい作品といえます。
おうち時間が多くなる冬に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
5つの小品「樹木の組曲」Op.75 第5曲「樅の木」Jean Sibelius

樅の木が並ぶ静かな雪山の景色を連想させる、穏やかで美しい1曲。
フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの『樅の木』は、ピヒラヤやポプラ、白樺といった樹木をモチーフにした組曲『5つの小品「樹木の組曲」Op.75』の第5曲です。
発表会や演奏会のアンコール曲として演奏される機会が多く、ピアノを習う大人の方からも人気の高い作品として知られています。
美しい雪化粧をまとった樅の木を連想させるはかなく美しい1曲、1音1音丁寧に演奏しながら、北欧の地に思いをはせてみてはいかがでしょうか?
バレエ音楽「くるみ割り人形」より第1曲「行進曲」Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの代表作の一つであるバレエ音楽『くるみ割り人形』。
クリスマスイブにくるみ割り人形をプレゼントされた少女が、人形とともに夢の世界を旅するメルヘンチックな作品で、クリスマスシーズンになると世界中でさまざまなバレエ団によって上演されています。
バレエ作品としてはもちろん、オーケストラ作品としてコンサートで演奏される機会も多く、ピアノソロ、ピアノ連弾でもたびたび演奏されています。
寒さで気持ちがふさぎがちな冬場には、第1曲『行進曲』をはじめとする明るく華やかな音楽が気分をあげてくれることでしょう。
12の練習曲 Op.25-11「木枯らし」Frederic Chopin

1837年に出版された『12の練習曲 Op.25』の第11曲目『木枯らし』は、芸術性が高く、非常に高度なテクニックを要する練習曲集として知られるフレデリック・ショパンの練習曲のなかでも、難曲の一つに数えられる作品です。
ゆったりとした主題の提示が終わったあとにやってくるのは、激しく流れ落ちる右手の16分音符の分散和音、そして左手の跳躍。
次々と激しいフレーズが押し寄せ、最後は重厚な和音で主題が再び示されフィナーレを迎えます。
子守唄 変ニ長調 作品57Frederic Chopin

冬の静寂と美しさを感じさせるショパンの名作。
1844年に作曲された本作は、繊細な子守唄の旋律に基づく16の短い変奏から構成されています。
ノアンにあるジョルジュ・サンドの別荘で過ごした静穏な環境が、ショパンの創作意欲を刺激したのでしょう。
優美な雰囲気が特徴的で、繰り返されるベースラインの上に装飾的な旋律が重ねられ、聴く人を包み込むような温かさが感じられます。
技術的にも高度な本作は、ピアニストにとってもよいレパートリーに。
静かな冬の夜に、ぜひ寝る前に聴いてみてくださいね。