【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち
厳しい寒さで外出するのが億劫になりがちな冬は、温かい室内で音楽鑑賞&ピアノ演奏を楽しんでみませんか?
今回は、冬を連想させるクラシックの名曲のなかから、ピアノ曲やピアノアレンジがすてきなオーケストラ作品などをピックアップしました。
冬の透き通った空気や美しい雪景色は、ピアノの音色にぴったり。
おうちでゆったりと聴くのもよいですが、実際にピアノ演奏にチャレンジしておうち時間を充実させるのもオススメですよ。
ご自分にピッタリの心地よい方法で、冬にちなんだクラシック作品をお楽しみください!
【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち(11〜20)
「四季」-12の性格的描写 12月「クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの作曲家ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが、母国の1年の風物を12のピアノ曲で描いた『「四季」-12の性格的描写』。
12月『クリスマス』では、弾むようなワルツのリズムにのせて温かみあふれるクリスマスの様子が描かれています。
この曲を聴けば、クリスマス当日はもちろん、プレゼントを考えたりクリスマスツリーを飾り付けたりケーキを作ったりといった準備もより一層楽しくなるはず!
寒さの厳しい冬に、温かくほっこりとした気持ちにさせてくれる1曲です。
歌曲集「冬の旅」第1曲「おやすみ」S.561 R.246Schubert=Liszt

フランツ・シューベルトが亡くなる1年前に作曲した連作歌曲集『冬の旅』。
リストがピアノ独奏用に編曲しました。
失恋した若者が冬の夜に故郷を去る様子が描かれており、静かでメランコリックな雰囲気が漂います。
シューベルトの美しい旋律をそのままに、リストならではのピアノ技巧が加わり、より深みのある作品に仕上がっていますよ。
ピアノの音色だけで、降り続く雪の静けさや冷たさ、そして主人公の絶望感が見事に表現されています。
冬の夜、窓の外を眺めながら聴いてみてはいかがしょうか?
アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart

クラシック音楽の巨匠ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが生涯最後の年に作曲したモテットです。
たった46小節の短い作品ながら、深い感動を呼ぶ崇高な旋律が特徴的。
聖母マリアから生まれた真の体を讃える歌詞は、イエス・キリストの犠牲を通じた救いのメッセージを伝えています。
本作は、弦楽器とオルガンを伴う合唱のために書かれましたが、ピアノ演奏でもその美しさを十分に味わえます。
冬の静寂の中で心を落ち着かせたい方にオススメの1曲。
モーツァルトの天才的な音楽性が凝縮された珠玉の名作をぜひ味わってみてくださいね。
組曲「子供の領分」第4曲「雪は踊っている」Claude Debussy

大人が子供らしい気分に浸ることを目的に作曲された、フランスの作曲家クロード・ドビュッシーのピアノ組曲『子供の領分』。
第4曲『雪は踊っている』は、舞い降りてきた雪の妖精たちが地表を白いビロードで覆う様子を描いているのだそうです。
落ち着いた曲調は「妖精たちは一体何をしているんだろう?」と不思議そうに眺める子供たちの様子を表しているのかもしれませんね。
しんしんと降り積もる静かな夜に、ぼんやり窓の外を眺めながら聴いてみてはいかがでしょうか?
子守唄 変ニ長調 作品57Frederic Chopin

冬の静寂と美しさを感じさせるショパンの名作。
1844年に作曲された本作は、繊細な子守唄の旋律に基づく16の短い変奏から構成されています。
ノアンにあるジョルジュ・サンドの別荘で過ごした静穏な環境が、ショパンの創作意欲を刺激したのでしょう。
優美な雰囲気が特徴的で、繰り返されるベースラインの上に装飾的な旋律が重ねられ、聴く人を包み込むような温かさが感じられます。
技術的にも高度な本作は、ピアニストにとってもよいレパートリーに。
静かな冬の夜に、ぜひ寝る前に聴いてみてくださいね。
ユーゲントアルバム(子どものためのアルバム)作品68-38「冬の時 その1」Robert Schumann

19世紀ドイツを代表する作曲家、ロベルト・シューマンが1848年に子供たちのために書いた『ユーゲントアルバム』。
その中の1曲が、冬をテーマにしたピアノ小品です。
全16小節という短い曲ですが、シューマン特有のロマン派的な雰囲気が漂っており、冬の静けさや寒さを、穏やかながらも内省的な旋律で表現しているのが特徴的。
ピアノ学習者にとっては、音量コントロールや表現力を磨くのに最適な曲といえるでしょう。
冬の季節にシューマンの繊細な感性に触れながら、ゆったりとした気分で演奏したり聴いたりしてみてはいかがでしょうか?
【ピアノ】冬に聴きたい&弾きたいクラシックの名曲たち(21〜30)
Ave Verum CorpusWolfgang Amadeus Mozart

1791年6月に書かれたモーツァルトの聖体賛歌は、オーストリアの保養地で妻の療養を支えた友人の教会楽長へ贈られた作品です。
混声四部合唱と弦楽合奏、オルガンという素朴な編成ながら、静謐な祈りの言葉を透明な和声で包み込む晩年の円熟が光ります。
ピアノ編曲版も数多く残され、フランツ・リストやピョートル・チャイコフスキーも編曲を手がけました。
おごそかで温かみのある旋律は、クリスマスの静かな夜にピアノで奏でれば、聴く人の心を深く癒やしてくれるでしょう。
礼拝やホームパーティーでの演奏にもオススメです。


