恋愛、出会い、そして別れ。
心が動く瞬間を歌にのせて、世界中の才能豊かなアーティストたちが素晴らしいラブソングを生み出してきました。
心温まるバラードからパワフルなロックまで、洋楽バンドによる名曲の数々は、いつの時代も私たちの心に寄り添い続けています。
もちろん感動するポイントは人それぞれですから、今回はさまざまな形の「愛」をテーマとした人気バンドによるラブソングを、最新のヒット曲や注目曲、往年の名曲までたっぷりと紹介します!
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【2025】洋楽バンドの泣けるラブソング。おすすめの人気曲まとめ(1〜10)
RelationshipsHaim

カリフォルニアの太陽のようなサウンドで世界を魅了する三姉妹ロックバンド、ハイム。
70年代ロックや90年代R&Bを巧みに取り入れた音楽性で、グラミー賞にもノミネートされてきました。
そんな彼女たちの泣けるラブソングとしてオススメしたいのが、2025年3月に公開された一曲です。
本作は、現在制作中の4枚目のアルバムからの先行シングルで、好きという気持ちとは裏腹に、関係性の複雑さに耐えられないという恋愛の矛盾を描いています。
そのどうしようもない苦しみを歌ったリアルな描写が、聴く人の胸に深く突き刺さります。
MVに俳優のドリュー・スターキーが出演していることでも話題になりました。
好きだからこそ辛い、そんな複雑な恋に悩む人の心に寄り添う作品です。
Not Strong Enoughboygenius

フィービー・ブリジャーズさん、ジュリアン・ベイカーさん、ルーシー・ダッカスさんという、現代USインディー・シーンを代表する才能豊かな3人が結成したバンド、ボーイジーニアス。
2023年3月にリリースされた名盤『The Record』からの本作は、愛する人の期待に応えられないという痛切な感情を描いた一曲です。
自分はあなたのパートナーになるには弱すぎると告白する内容なのですが、その裏で自分を過信するなど、自己嫌悪と自己肯定の矛盾した心の揺れが見事に表現されていますよね。
この楽曲は2024年2月の第66回グラミー賞で「ベスト・ロック・ソング」を受賞。
恋愛において、相手を思うあまりに自分の不甲斐なさに苦しんでしまう、そんな複雑な心境に寄り添ってくれる名曲です。
HeavyFlorence Road

アイルランドのロックシーンで大きな注目を集めているバンド、フローレンス・ロード。
幼馴染で結成され、オリヴィア・ロドリゴさんからも支持されています。
そんな彼女たちが歌う、こちらの楽曲は、恋愛の中で感じるどうしようもない心の重さを描いた作品に仕上げられています。
ボーカル自身の激動の二週間がもとになったという本作は、グランジを思わせる轟音ギターと感情的な歌声が、聴く人の胸を締めつけます。
この楽曲は2025年3月にデビュー・シングルとしてリリースされ、後にEP『Fall Back』にも収録されました。
ただ甘いだけではない、リアルな恋の痛みに寄り添ってほしい方にオススメです。
Blame BrettThe Beaches

カナダ出身のオルタナティブ・ロックバンド、ザ・ビーチズ。
2024年のジュノー賞でグループ・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力派です。
そんな彼女たちの作品で、ひねくれているのに何故か泣けてしまうのが、2023年のアルバム『Blame My Ex』からの先行シングルです。
本作は、ボーカルの実体験から生まれた失恋ソングで、別れの痛みのせいで心を閉ざしてしまった主人公の姿が描かれています。
これから出会う誰かに「私の態度は元カレのせい」と宣言する歌詞は、一見するとただの強がりに聞こえるかもしれません。
しかし、その裏にはもう二度と傷つきたくないという悲痛な叫びが隠されており、その姿に胸を締め付けられます。
この痛々しいほどの自己防衛に、思わず共感してしまう方も多いはず。
失恋のどうしようもない苦しみを、少し違った角度から代弁してくれる名曲です。
Oh CarolineThe 1975

2010年代以降のイギリスのロックシーンを代表する存在、The 1975。
彼らが2022年10月リリースの名盤『Being Funny in a Foreign Language』に収録した一曲は、80年代を思わせるきらびやかでダンサブルなサウンドが特徴です。
しかし、その明るい曲調とは対照的に、描かれているのは愛する人への痛々しいほどの献身と、関係修復への悲痛な願い。
相手がいなければ自分は無価値だと訴えるような、ひたむきな想いが胸に迫ります。
UKシングル・チャートで29位を記録した本作は、叶わない恋に心を痛めている時に聴くと、その切実さに涙してしまうかもしれません。
ぜひ歌詞の世界に深く浸ってみてください。
Calling After MeWallows

爽やかで軽快なサウンドが耳に残る、ロサンゼルス出身のバンド、ワロウズによる一曲です。
映画『13の理由』主演のダイラン・ミネットさんが在籍することでも知られていますね。
この楽曲は2024年3月に公開され、アルバム『Model』に収録されています。
心地よいインディー・ポップのメロディーとは対照的に、リリックでは追いかけても振り向いてもらえない、もどかしい恋心が描かれているのが胸を打ちます。
相手に自分を呼んでほしいと願う主人公の切実な気持ちが、甘酸っぱくも切ない情景を思い起こさせますよ。
UKのロックチャートで第8位を記録した本作は、好きな人との距離を感じる時にぜひ聴いてみてください。
Anything But MeMUNA

シンセポップを武器に、世界中のリスナーを魅了するインディー・トリオ、MUNA。
恋愛をしていると、自分自身でいることが難しくなってしまう瞬間がありますよね。
本作は、そんな状況から抜け出すための、切なくも力強い決断を描いています。
相手への愛がまだ残っていても、「あなたのためには何にでもなれるけど、自分以外のものにはなれない」と告げて去る主人公の姿。
その潔さと自己肯定の裏にある痛みが、明るいサウンドと相まって胸に深く響きます。
この作品は2022年3月に公開され、名盤『Muna』に収録。
当時、テレビ番組で披露されたパフォーマンスも話題となりましたね。
今の関係に悩んでいる方には、きっと前を向く勇気をくれる一曲ではないでしょうか。