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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集

1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。

ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。

本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!

これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。

90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(21〜30)

Only ShallowMy Bloody Valentine

My Bloody Valentine – Only Shallow (Official Music Video)
Only ShallowMy Bloody Valentine

1990年代の洋楽シーンはロックだけ見ても多くの音楽ジャンルを生み出しましたが、ここ日本においても偏愛的なファンが多く存在するジャンルといえば、耳をつんざくような轟音ギターと幻想的な甘いメロディが融合した「シューゲイザー」でしょう。

グラスゴー出身のマイ・ブラッディ・ヴァレンタインは、最も有名なシューゲイザー・バンドであり、その枠内をこえた影響力を誇る存在です。

彼らが1991年にリリースしたセカンド・アルバム『Loveless』は、シューゲイザーの頂点に達する作品であり、後続の同系統のバンド全てがこのアルバムの影響下にあるといっても過言ではないほどの完成度を誇る名盤中の名盤です。

本稿で紹介している『Only Shallow』は『Loveless』のオープニングを飾る楽曲であり、イントロの無機質なドラムスからすさまじい音像のギターが耳に飛び込んでくる瞬間のぞくっとするような感覚と衝撃は、何十年と過ぎても色あせることはないですね。

個人的には、サウンドの革新性はもちろん、美しいメロディが口ずさめるほどのキャッチーさと存在感を誇っているからこそ、凡百のシューゲイザー勢とはまるで違うレベルにマイブラが君臨し続けている理由の一つだと感じます。

Tonight, TonightThe Smashing Pumpkins

The Smashing Pumpkins – Tonight, Tonight (Official Music Video)
Tonight, TonightThe Smashing Pumpkins

スマッシング・パンプキンズによって1996年にリリースされたトラック。

ミュージック・ビデオは1902年のサイレント映画「A Trip to the Moon」からインスパイアされており、MTV Video Music Awardsを受賞しました。

デイデラスの2010年のトラック「LA Nocturn」でサンプリングされています。

90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(31〜40)

CreepRadiohead

孤独感や自己嫌悪を赤裸々に描いた楽曲として、多くの人々の心に深く刻まれた名曲『Creep』。

レディオヘッドのデビュー曲で、1992年9月にリリースされました。

アルバム『Pablo Honey』に収録された本作は、独特のギターサウンドと、トム・ヨークさんの切なく響く歌声が印象的です。

自分を「異常者」と感じる主人公の心情が、孤独を感じている人や、自分の居場所が見つからないと悩んでいる人にぴったりの1曲です。

Are You Gonna Go My WayLenny Kravitz

Lenny Kravitz – Are You Gonna Go My Way (Official Music Video)
Are You Gonna Go My WayLenny Kravitz

アメリカを代表する世界的ギタリストの1人で、特定のジャンルにこだわらないマルチプレイヤーとしても有名なシンガーソングナイター、レニー・クラヴィッツさんの楽曲。

日本でも多くの場面で耳にすることが多い楽曲で、とくにイントロのギターリフは有名ですよね。

繰り返されるキャッチーなギターリフに乗せたパワフルでエモーショナルなボーカルと、疾走感のあるタイトなビートが心地いい、まさに1990年代を代表するロックナンバーといえるのではないでしょうか。

Pretty Fly (For a White Guy)The Offspring

アメリカ、オレンジカウンティ発のポップパンクバンド、オフスプリング。

ビールとスケボーが似合うカラッとした陽気なパンクロックで、通算4000万枚の売り上げを記録。

ソーシャルディストーションのライブが見れなかったから、というバンド結成理由もナイス。

シンプルで速くてアッパーな名曲ぞろいなので即効性アリ、聴いた瞬間にテンションがあがります。

もちろん屋内でも限界まで爆音推奨です。

SheGreen Day

人生に迷っている少女について歌われているトラック。

グリーン・デイによって1995年にリリースされました。

フロントマンのBillie Joe Armstrongの当時のガールフレンドからインスパイアされています。

アメリカのチャートでNo.5を記録したトラックです。

Monkey WrenchFoo Fighters

Foo Fighters – Monkey Wrench (Official HD Video)
Monkey WrenchFoo Fighters

1994年、元ニルヴァーナのデイブ・グロールさんによって結成されたロックバンド。

爆発力満点のアグレッシブかつモダンなヘヴィロックで日常の憂鬱を木っ端みじんにしてくれるような、ワイルドなロックンロールは現在進行形で続いています。

とにかく細かいことは言わずデカい音量で流してみればその意味がわかるはず。

暑い夏、ノイジーな蝉の音とともに、汗をかきながらフーファイターズとかどうでしょう。

ストレス解消になりそうなですね!