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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集

1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。

ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。

本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!

これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。

もくじ

90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(1〜20)

It’s My LifeBon Jovi

Bon Jovi – It’s My Life (Official Music Video)
It's My LifeBon Jovi

パワフルかつキャッチーなメロディが印象的なボン・ジョヴィの代表曲。

2000年5月にリリースされ、世界中でチャートを席巻しました。

自分の人生を自分らしく生きる大切さを歌った歌詞は、リスナーの背中を押してくれます。

ミュージックビデオは2021年6月に10億回再生を突破するほどの人気ぶり。

自己実現に向けて頑張りたい時や、自分を奮い立たせたい時にぴったりの1曲です。

本作を聴けば、きっとあなたも「今を生きる」ことの素晴らしさを実感できるはずですよ。

Song 2Blur

Blur – Song 2 (Official Music Video)
Song 2Blur

イギリスのブリットポップを代表するブラーが放った破壊力抜群のギターサウンドは、1997年の音楽シーンに衝撃を与えました。

それまでのイギリス的なポップさを一変させ、アメリカのインディーロックを意識した荒々しいサウンドと、意味を持たない即興的な歌詞が織りなす実験的な作品は、皮肉にも彼らの最大のヒット曲となりました。

アルバム『ブラー』から生まれた本作は、数十分で完成させたという衝動的な制作過程も相まって、ブラーの新境地を切り開きました。

映画やゲームでも多数起用され、その爆発的なエネルギーはスポーツの試合会場でも観客を沸かせています。

まさに、エネルギーを解き放ちたい時、心を躍らせたい瞬間に聴くのがぴったりの一曲です。

90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(21〜40)

Sweet Child O’ MineGuns N’ Roses

Guns N’ Roses – Sweet Child O’ Mine (Official Music Video)
Sweet Child O' MineGuns N' Roses

ヘヴィメタルの歴史を語る上で外せない1曲『Sweet Child O’ Mine』。

ガンズ・アンド・ローゼズのデビューアルバム『Appetite For Destruction』に収録された本作は、1988年6月にシングルカットされ、ビルボードホット100で1位を獲得しました。

スラッシュさんの印象的なギターリフから始まり、アクセル・ローズさんの感情豊かな歌声が重なります。

歌詞は、ローズさんが当時の恋人への思いを綴ったもので、愛する人への優しさと、過去の苦悩が感じられる内容です。

ビデオクリップは1987年に撮影され、YouTubeで15億回以上再生されるなど、今なお色褪せない魅力を放っています。

CannonballThe Breeders

不思議な歪みを帯びたベースラインから始まり、歪んだボーカルが重なる—ザ・ブリーダーズがアメリカのオルタナティブロック界に放った鮮烈な印象の一曲は、1993年8月に発売されたアルバム『Last Splash』からのリード曲です。

オハイオ州出身の彼女たちは、元ピクシーズのキム・ディールさんとその双子の妹ケリーさんを中心に結成。

フランスの哲学思想を風刺し「人生は競争ではない」というメッセージを込めた本作は、米Billboard Hot 100で44位、特にフランスでは30週間もチャートインする快挙を達成。

キム・ゴードンとスパイク・ジョーンズが共同監督したミュージックビデオも話題となりました。

長距離ドライブの爽快感を求める方や、90年代オルタナ黄金期の空気感を味わいたい方にぴったりです。

November RainGuns N’ Roses

1985年に結成され、ロック好きであればその名前を知らない人はいないほどの世界的大成功を収めたアメリカ出身のロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズの楽曲。

ピアノとストリングスによる壮大なアレンジで始まり、バンドサウンドが絡んでいく究極のハードロックパワーバラードの一つとして有名なナンバーです。

個性的なボーカル、ブルージーで叙情的なギターソロなど、バラード曲でありながらもガンズ・アンド・ローゼズの魅力が詰め込まれた名曲です。

Paranoid AndroidRadiohead

パズルのように楽曲が複雑に展開していく『Paranoid Android』。

元祖鬱ロック、レディオヘッドの代表曲ですね。

彼らの出現はロックシーンを大きく変えました。

『Paranoid Android』が収録されているアルバム『OK computer』と、その前作『The Bends』を聴き比べればその差は明らかなのですが、メジャーで明るめな響きの曲が多かったのに対して、一気にトーンが暗くなっているんですね。

ここから今のレディオヘッドの基盤が作られていたように思います。

中でもリード曲である『Paranoid Android』はアルバムの雰囲気をギュッと閉じ込めたような濃い1曲です。

「爽快感のあるサウンドだけがロックではない」と体現して見せたレディオヘッド。

クレイジーな展開とどっぷりはまり込んでしまう、中毒性たっぷりな鬱サウンドで新たな風を吹かせた1曲です。