90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集
1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。
ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。
本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!
これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。
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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(91〜100)
SoberTool

Toolによって1993年にリリースされたトラック。
MetallicaのKirk Hammettや、System of a DownのSerj Tankianなどとのライブ・パフォーマンスでも知られています。
Orbitalの2001年のトラック「Tootled」でサンプリングされています。
AlrightCast

90年代ブリットポップの波に乗って登場したCastの名曲は、爽快感あふれるサウンドとともに、聴き手の心を自由にします。
1995年1月にリリースされたこの楽曲は、デビューアルバム『All Change』からの第2シングルとして発表され、UKシングルチャートで13位を記録。
リズミカルで温かみのあるギターリフが特徴的で、ジョン・パワーさんのボーカルが心地よく響きます。
挑戦と希望をテーマに、どんな困難な状況でも最終的には全てがうまくいくという信念を歌い上げており、自己肯定と前向きな気持ちを強調しています。
本作は、新たな音楽の地平を求めるリスナーにもオススメの一曲です。
90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(101〜110)
All The Small Thingsblink-182

ポップパンクの代表的バンド、ブリンク182。
彼らの楽曲は、シンプルで分かりやすいアレンジが特徴で、世界中で5千万枚以上のアルバムを販売しています。
本作は1999年にリリースされ、アルバム『Enema of the State』に収録されました。
アメリカのBillboard Hot 100で最高6位、イギリスではシングルチャートで2位を記録する大ヒット曲を記録しました。
ミュージックビデオはMTVで大成功を収め、『Kerrang! Awards』で「ベストビデオ」を受賞。
日常生活の小さな瞬間や行動がいかに大きな意味を持つかを讃えるメッセージが込められていて、ポップパンクを一般に広めるのに貢献しました。
キャッチーな洋楽を聴きたいという方にオススメです!
FaithLimp Bizkit

アメリカのミクスチャーロックバンド、リンプビズキット、この曲はジョージ・マイケルのヒット曲のカバー。
90年代の後半、先輩格にあたるコーンの世界的成功のすぐ後。
モダンヘヴィネスとラップ、スクラッチなどヒップホップ的要素を掛け合わせ世界のストリートロックシーンに影響を与えました。
主要メンバーのギタリスト、ウェスさんの脱退後、ピュアなヘヴィロックぽくなる等、紆余曲折を経験しますが、現在は復帰し、順調に活動をキープし続けています。
There She GoesThe La’s

ザ・ラーズのフロントマン、リー・メイヴァースさんによって書かれた本作は、心地よいアコースティックギターのリフと彼のハスキーな声が印象的な、バンドの代表曲といえる1曲です。
シンプルながらも心をつかむメロディは、その後の多くのアーティストに影響を与えました。
1990年10月にリリースされた本作は、イギリスのシングルチャートで13位に輝き、オアシスのノエル・ギャラガーさんからも賞賛されるなど、多くのミュージシャンから高い評価を受けています。
さわやかな朝の散歩や、友人とのドライブなど、心が晴れやかになるようなシーンで聴きたくなる1曲。
90年代ロックの魅力を凝縮したような本作は、これから洋楽ロックを聴き始めたい方にもおすすめです。
Got The LifeKorn

グランジ以降のアメリカにおいて、異質ともいえるヘビネスとねじれたグルーブと耳をふさぎたくなるようなトラウマを叫ぶボーカルが生み出した、誰も聴いたことがないサウンドでシーンに衝撃を与えたコーン。
1994年のアルバム・デビューから2020年代の今に至るまで、紆余曲折ありつつも常に第一線で活躍を続ける彼らの音に影響を受けたバンドは多く存在しています。
そんな彼らが完全に世界を制覇した特大ヒット作にして大傑作、1998年リリースのサード・アルバム『Follow the Leader』のリード・シングル『Got The Life』は、初期の2作品と比べて群を抜いてキャッチーなフックが盛り込まれ、裏打ちのドラムも含めて単純に聴くだけならノリの良いキラーチューンと言えるナンバーです。
この曲でKORNを知った、という方も多いのではないでしょうか。
前述したように聴きやすい楽曲ですから、KORNに興味があるという方が最初にチェックする曲としても良いかもしれませんね。
とはいえ、明らかな全く持ってストレートなロックやラップメタルとはいえず、KORNならではのオリジナリティは完全に確立されております。
余談ですが、当時はこの曲のキャッチーさにショックを受けた初期からのファンは多くいらっしゃいましたね……。
The Kids Aren’t AlrightThe Offspring

90年代、ミクスチャーの時代を象徴する存在であるオフスプリングが放った本作は、まさに時代の空気を凝縮したような一曲です。
疾走感あふれるギターリフと耳に残るメロディーラインが印象的で、リスナーの心をつかんで離しません。
1998年リリースのアルバム『Americana』に収録され、翌年にはシングルカットされた本作は、世界中のチャートを席巻。
特にスコットランドやスウェーデンではトップ10入りを果たすなど、大きな話題を呼びました。
郊外の若者たちが抱える苦悩や不安を描いた歌詞は、世代を超えて共感を呼び、今なお多くの人々の心に響き続けています。
オフスプリングの魅力が詰まった本作は、90年代ロックを知りたい方にぜひオススメしたい一曲です。






