90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集
1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。
ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。
本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!
これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。
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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(91〜100)
AlrightCast

90年代ブリットポップの波に乗って登場したCastの名曲は、爽快感あふれるサウンドとともに、聴き手の心を自由にします。
1995年1月にリリースされたこの楽曲は、デビューアルバム『All Change』からの第2シングルとして発表され、UKシングルチャートで13位を記録。
リズミカルで温かみのあるギターリフが特徴的で、ジョン・パワーさんのボーカルが心地よく響きます。
挑戦と希望をテーマに、どんな困難な状況でも最終的には全てがうまくいくという信念を歌い上げており、自己肯定と前向きな気持ちを強調しています。
本作は、新たな音楽の地平を求めるリスナーにもオススメの一曲です。
Friday Im In LoveThe Cure

毎週金曜日の夜の、恋人に対する愛情について歌われているトラック。
イギリスのロック・バンドであるThe Cureによって、1992年にリリースされました。
Tim Pope監督によるミュージック・ビデオは、MTV Video Music Awardsを受賞しました。
All The Small Thingsblink-182

ポップパンクの代表的バンド、ブリンク182。
彼らの楽曲は、シンプルで分かりやすいアレンジが特徴で、世界中で5千万枚以上のアルバムを販売しています。
本作は1999年にリリースされ、アルバム『Enema of the State』に収録されました。
アメリカのBillboard Hot 100で最高6位、イギリスではシングルチャートで2位を記録する大ヒット曲を記録しました。
ミュージックビデオはMTVで大成功を収め、『Kerrang! Awards』で「ベストビデオ」を受賞。
日常生活の小さな瞬間や行動がいかに大きな意味を持つかを讃えるメッセージが込められていて、ポップパンクを一般に広めるのに貢献しました。
キャッチーな洋楽を聴きたいという方にオススメです!
Got The LifeKorn

グランジ以降のアメリカにおいて、異質ともいえるヘビネスとねじれたグルーブと耳をふさぎたくなるようなトラウマを叫ぶボーカルが生み出した、誰も聴いたことがないサウンドでシーンに衝撃を与えたコーン。
1994年のアルバム・デビューから2020年代の今に至るまで、紆余曲折ありつつも常に第一線で活躍を続ける彼らの音に影響を受けたバンドは多く存在しています。
そんな彼らが完全に世界を制覇した特大ヒット作にして大傑作、1998年リリースのサード・アルバム『Follow the Leader』のリード・シングル『Got The Life』は、初期の2作品と比べて群を抜いてキャッチーなフックが盛り込まれ、裏打ちのドラムも含めて単純に聴くだけならノリの良いキラーチューンと言えるナンバーです。
この曲でKORNを知った、という方も多いのではないでしょうか。
前述したように聴きやすい楽曲ですから、KORNに興味があるという方が最初にチェックする曲としても良いかもしれませんね。
とはいえ、明らかな全く持ってストレートなロックやラップメタルとはいえず、KORNならではのオリジナリティは完全に確立されております。
余談ですが、当時はこの曲のキャッチーさにショックを受けた初期からのファンは多くいらっしゃいましたね……。
Cryin’Aerosmith

ロックンロールの真髄を体現するエアロスミスの名曲。
切ないメロディラインと力強いギターリフが絶妙なバランスを保ち、失恋の痛みと希望を見事に表現しています。
1993年6月にリリースされ、アルバム『Get a Grip』に収録された本作は、世界中でヒットを記録。
ノルウェーでは1位を獲得し、アメリカでもBillboard Hot 100で12位にランクインしました。
スティーヴン・タイラーさんの個人的な経験が反映された歌詞は、多くの人の心に響きます。
失恋を乗り越えようとしている方や、90年代ロックの魅力を存分に味わいたい方にオススメの1曲です。
Crash Into MeDave Matthews Band

ガールフレンドとの関係を取り戻したい、男性の視点から歌われているトラック。
Dave Matthews Bandによって1996年にリリースされ、アメリカのチャートでNo.7を記録しました。
1859年のトラディショナル・フォーク・ソング「I’m the King of the Castle」からインスパイアされています。
The Sad PunkPixies

絶滅をテーマにした楽曲で、環境破壊や生命の危機を鋭く指摘しています。
スリリングなギターリフと独特な歌詞が印象的で、90年代オルタナティブロックの先駆者としての面目躍如といった仕上がりです。
1991年9月にリリースされたアルバム『Trompe le Monde』に収録され、批評家からも高い評価を得ました。
本作は、現代社会への警鐘を鳴らすメッセージ性の高さから、環境問題に関心のある方にもおすすめ。
ピクシーズの音楽性に触れたい方は、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。