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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集

1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。

ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。

本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!

これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。

90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(81〜90)

Why Does It Always Rain On Me?Travis

Travis – Why Does It Always Rain On Me? (Official HD Music Video)
Why Does It Always Rain On Me?Travis

空気のように自然な、そしてどこか切ないメロディーに乗せて歌われるトラヴィスさんの歌声が印象的な本作。

1999年8月にリリースされた後、同年のグラストンベリーフェスティバルでの雨に濡れたパフォーマンスが契機となり、英国シングルチャートでトップ10入りを果たしました。

曲中に描かれるのは、罪悪感や恥の感情。

そんな重たい内容を、軽やかなメロディーで歌い上げる構成が魅力的です。

アルバム『The Man Who』に収録されたこの曲は、ブリットポップの金字塔として今なお多くの人々に愛され続けています。

雨の日にぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

きっと心に響くはずです。

FaithLimp Bizkit

アメリカのミクスチャーロックバンド、リンプビズキット、この曲はジョージ・マイケルのヒット曲のカバー。

90年代の後半、先輩格にあたるコーンの世界的成功のすぐ後。

モダンヘヴィネスとラップ、スクラッチなどヒップホップ的要素を掛け合わせ世界のストリートロックシーンに影響を与えました。

主要メンバーのギタリスト、ウェスさんの脱退後、ピュアなヘヴィロックぽくなる等、紆余曲折を経験しますが、現在は復帰し、順調に活動をキープし続けています。

The Kids Aren’t AlrightThe Offspring

The Offspring – The Kids Aren’t Alright (Official Music Video)
The Kids Aren't AlrightThe Offspring

90年代、ミクスチャーの時代を象徴する存在であるオフスプリングが放った本作は、まさに時代の空気を凝縮したような一曲です。

疾走感あふれるギターリフと耳に残るメロディーラインが印象的で、リスナーの心をつかんで離しません。

1998年リリースのアルバム『Americana』に収録され、翌年にはシングルカットされた本作は、世界中のチャートを席巻。

特にスコットランドやスウェーデンではトップ10入りを果たすなど、大きな話題を呼びました。

郊外の若者たちが抱える苦悩や不安を描いた歌詞は、世代を超えて共感を呼び、今なお多くの人々の心に響き続けています。

オフスプリングの魅力が詰まった本作は、90年代ロックを知りたい方にぜひオススメしたい一曲です。

Twisted TendernessElectronic

90年代を象徴する革新的なサウンドを生み出したエレクトロニックが放つ渾身の一曲。

ニュー・オーダーとザ・スミスという英国の名バンドから生まれたスーパーグループならではの、エレクトロニックとロックが融合した独特の世界観が魅力です。

1999年4月にリリースされたアルバム『Twisted Tenderness』に収録された本作は、複雑な人間関係や感情のもつれを描いた歌詞が印象的。

バーナード・サムナーさんとジョニー・マーさんの卓越した音楽センスが光る楽曲は、90年代ロックの魅力を存分に堪能したい方にぴったり。

心に響く歌詞と洗練されたサウンドで、今なお多くの音楽ファンを魅了し続けています。

Vapour TrailRide

儚くも力強いギターの旋律が、空を切り裂くように響き渡る本作。

ライドの魅力が凝縮された一曲で、90年代ロックシーンに新たな風を吹き込みました。

1990年リリースのアルバム『Nowhere』に収録され、後にアメリカでシングルカットも。

Gregg Arakiの映画『Totally F***ed Up』でも使用され、その幻想的な世界観が映像と見事にマッチしています。

愛とその儚さを歌った歌詞は、聴く人の心に深く刻まれることでしょう。

どんな気分の時にも寄り添ってくれる柔軟さがあり、90年代ロックの入門曲としてもピッタリです。

耳に残るメロディーと浮遊感のあるサウンドが織りなす美しさは、一度聴いたら忘れられない印象を与えてくれますよ。

Closing TimeSemisonic

Semisonic – Closing Time (Official Music Video)
Closing TimeSemisonic

90年代ロック界の革命児として知られるセミソニック。

彼らの代表曲『Closing Time』は、バーの閉店時間をモチーフにしながら、実は新しい生命の誕生を象徴するという深い意味を持つ楽曲です。

アルバム『Feeling Strangely Fine』に収録された本作は、1998年3月にヨーロッパでCDリリースされ、同年4月にはアメリカのラジオで放送開始。

映画やテレビドラマでも使用され、幅広い層に愛されています。

人生の新たな始まりや別れを経験した方に、ぜひ聴いてほしい1曲です。

90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(91〜100)

Runaway TrainSoul Asylum

Soul Asylum – Runaway Train (Official HD Video)
Runaway TrainSoul Asylum

90年代を代表するオルタナティブロックバンド、ソウル・アサイラムの名曲『Runaway Train』。

鬱病や喪失感を抱えた人々の心情を描いた、心に沁みる歌詞が印象的ですね。

1992年10月にリリースされた本作は、アルバム『Grave Dancers Union』からのシングルカットで、グラミー賞最優秀ロックソング賞を受賞しました。

ミュージックビデオでは失踪児童の写真を使用し、社会問題にも一石を投じています。

落ち込んだ時や、人生に迷った時に聴くと、きっと心に響くはずです。