90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集
1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。
ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。
本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!
これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。
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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(81〜90)
Sex Type ThingStone Temple Pilots

重く歪んだギターリフが鼓膜を激しく揺さぶる、アメリカのバンド、ストーン・テンプル・パイロッツのデビューシングル。
ボーカルのスコット・ウェイランドさんが、横暴な男性目線を通じてマッチョイズムへの痛烈な皮肉を込めた、非常に挑戦的な作品です。
一聴すると攻撃的な言葉の裏に隠された、作り手の真逆のメッセージにハッとさせられる方も多いのではないでしょうか。
この楽曲は、1992年リリースの名盤『Core』から翌年にシングルとして登場し、全米ロック専門チャートで23位を記録しました。
社会や日常に感じる理不尽さでやりきれない思いを抱えた時、本作のパワフルなサウンドに身を任せて、心に溜まった鬱憤を吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか?
Hunger StrikeTemple Of The Dog

アメリカ・シアトル出身のスーパーグループ、テンプル・オブ・ザ・ドッグのアルバム『Temple of the Dog』収録曲。
亡き友人を追悼するプロジェクトから生まれた本作は、富や権力を持つことへの違和感と、持たざる者の抵抗を描いているそうです。
サウンドガーデンのクリス・コーネルさんと、当時まだ無名だったパール・ジャムのエディ・ヴェダーさんの魂のデュエットは圧巻!
二人の歌声が交錯する様は、社会の不条理に対する心の叫びそのもののようです。
1991年リリースのこの作品は、後にMTVで注目を集め大ヒットしました。
内面の葛藤を赤裸々に描く、グランジの神髄に触れてみてはいかがでしょうか?
Cryin’Aerosmith

ロックンロールの真髄を体現するエアロスミスの名曲。
切ないメロディラインと力強いギターリフが絶妙なバランスを保ち、失恋の痛みと希望を見事に表現しています。
1993年6月にリリースされ、アルバム『Get a Grip』に収録された本作は、世界中でヒットを記録。
ノルウェーでは1位を獲得し、アメリカでもBillboard Hot 100で12位にランクインしました。
スティーヴン・タイラーさんの個人的な経験が反映された歌詞は、多くの人の心に響きます。
失恋を乗り越えようとしている方や、90年代ロックの魅力を存分に味わいたい方にオススメの1曲です。
Crash Into MeDave Matthews Band

ガールフレンドとの関係を取り戻したい、男性の視点から歌われているトラック。
Dave Matthews Bandによって1996年にリリースされ、アメリカのチャートでNo.7を記録しました。
1859年のトラディショナル・フォーク・ソング「I’m the King of the Castle」からインスパイアされています。
Twisted TendernessElectronic

90年代を象徴する革新的なサウンドを生み出したエレクトロニックが放つ渾身の一曲。
ニュー・オーダーとザ・スミスという英国の名バンドから生まれたスーパーグループならではの、エレクトロニックとロックが融合した独特の世界観が魅力です。
1999年4月にリリースされたアルバム『Twisted Tenderness』に収録された本作は、複雑な人間関係や感情のもつれを描いた歌詞が印象的。
バーナード・サムナーさんとジョニー・マーさんの卓越した音楽センスが光る楽曲は、90年代ロックの魅力を存分に堪能したい方にぴったり。
心に響く歌詞と洗練されたサウンドで、今なお多くの音楽ファンを魅了し続けています。
90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(91〜100)
RegretNew Order

90年代のロックシーンに革命を起こしたニュー・オーダーが放った珠玉の1曲。
セレブリティとしての生活がもたらす孤独や葛藤を、美しいメロディとキャッチーなビートで表現しています。
バーナード・サムナーさんの切ない歌声が、普通の生活を望みながらも、それが叶わない心情を見事に描き出しています。
1993年4月にリリースされたこの曲は、アルバム『Republic』からのリードシングルとして世界中で大ヒット。
米Billboard誌のAlternative SongsとDance Club Songsチャートで1位を獲得するなど、その年を代表する名曲となりました。
人間関係の機微や孤独を感じる全ての人に聴いてほしい1曲です。
The Sad PunkPixies

絶滅をテーマにした楽曲で、環境破壊や生命の危機を鋭く指摘しています。
スリリングなギターリフと独特な歌詞が印象的で、90年代オルタナティブロックの先駆者としての面目躍如といった仕上がりです。
1991年9月にリリースされたアルバム『Trompe le Monde』に収録され、批評家からも高い評価を得ました。
本作は、現代社会への警鐘を鳴らすメッセージ性の高さから、環境問題に関心のある方にもおすすめ。
ピクシーズの音楽性に触れたい方は、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
RocksPrimal Scream

90年代ロックの革新性を象徴する楽曲が、この一曲に凝縮されています。
都市生活の陰鬱な側面を描きつつも、力強いギターリフと躍動感あるリズムで、聴き手を惹きつけてやみません。
1994年2月にリリースされた本作は、イギリスのシングルチャートで7位を記録。
シルバー認証も獲得し、20万枚以上の売上を達成しました。
70年代のハードロックをイメージさせるサウンドは、プライマル・スクリームの音楽性の広がりを如実に示しています。
都会の喧騒に疲れた時こそ、この曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
心の奥底にある反骨精神が、きっと呼び覚まされるはずです。
Vapour TrailRide

儚くも力強いギターの旋律が、空を切り裂くように響き渡る本作。
ライドの魅力が凝縮された一曲で、90年代ロックシーンに新たな風を吹き込みました。
1990年リリースのアルバム『Nowhere』に収録され、後にアメリカでシングルカットも。
Gregg Arakiの映画『Totally F***ed Up』でも使用され、その幻想的な世界観が映像と見事にマッチしています。
愛とその儚さを歌った歌詞は、聴く人の心に深く刻まれることでしょう。
どんな気分の時にも寄り添ってくれる柔軟さがあり、90年代ロックの入門曲としてもピッタリです。
耳に残るメロディーと浮遊感のあるサウンドが織りなす美しさは、一度聴いたら忘れられない印象を与えてくれますよ。
Closing TimeSemisonic

90年代ロック界の革命児として知られるセミソニック。
彼らの代表曲『Closing Time』は、バーの閉店時間をモチーフにしながら、実は新しい生命の誕生を象徴するという深い意味を持つ楽曲です。
アルバム『Feeling Strangely Fine』に収録された本作は、1998年3月にヨーロッパでCDリリースされ、同年4月にはアメリカのラジオで放送開始。
映画やテレビドラマでも使用され、幅広い層に愛されています。
人生の新たな始まりや別れを経験した方に、ぜひ聴いてほしい1曲です。
Runaway TrainSoul Asylum

90年代を代表するオルタナティブロックバンド、ソウル・アサイラムの名曲『Runaway Train』。
鬱病や喪失感を抱えた人々の心情を描いた、心に沁みる歌詞が印象的ですね。
1992年10月にリリースされた本作は、アルバム『Grave Dancers Union』からのシングルカットで、グラミー賞最優秀ロックソング賞を受賞しました。
ミュージックビデオでは失踪児童の写真を使用し、社会問題にも一石を投じています。
落ち込んだ時や、人生に迷った時に聴くと、きっと心に響くはずです。
There She GoesThe La’s

ザ・ラーズのフロントマン、リー・メイヴァースさんによって書かれた本作は、心地よいアコースティックギターのリフと彼のハスキーな声が印象的な、バンドの代表曲といえる1曲です。
シンプルながらも心をつかむメロディは、その後の多くのアーティストに影響を与えました。
1990年10月にリリースされた本作は、イギリスのシングルチャートで13位に輝き、オアシスのノエル・ギャラガーさんからも賞賛されるなど、多くのミュージシャンから高い評価を受けています。
さわやかな朝の散歩や、友人とのドライブなど、心が晴れやかになるようなシーンで聴きたくなる1曲。
90年代ロックの魅力を凝縮したような本作は、これから洋楽ロックを聴き始めたい方にもおすすめです。
Saint Of MeThe Rolling Stones

アルバム『Bridges to Babylon』の楽曲は、生々しいロックンロールの魂を纏いながら、新しい音楽性も垣間見える秀逸な一曲です。
The Rolling Stonesの歴史の中でも特別な位置づけを持つこの曲は、1997年9月にリリースされ、1998年2月にシングルカットされました。
力強くも繊細なギターリフ、ミック・ジャガーさんの特徴的なボーカル、そして現代的なサウンドが見事に融合し、聴く者を魅了します。
罪と救済、誘惑と贖罪といった普遍的なテーマを扱いながら、人間の本質に迫る歌詞は深い共感を呼びます。
本作は、ストーンズの変わらぬ革新性を示すと同時に、90年代ロックの多様性を体現する一曲として、音楽ファンならぜひ聴いておきたい楽曲ですね。
SoberTool

Toolによって1993年にリリースされたトラック。
MetallicaのKirk Hammettや、System of a DownのSerj Tankianなどとのライブ・パフォーマンスでも知られています。
Orbitalの2001年のトラック「Tootled」でサンプリングされています。
CannonballThe Breeders

不思議な歪みを帯びたベースラインから始まり、歪んだボーカルが重なる—ザ・ブリーダーズがアメリカのオルタナティブロック界に放った鮮烈な印象の一曲は、1993年8月に発売されたアルバム『Last Splash』からのリード曲です。
オハイオ州出身の彼女たちは、元ピクシーズのキム・ディールさんとその双子の妹ケリーさんを中心に結成。
フランスの哲学思想を風刺し「人生は競争ではない」というメッセージを込めた本作は、米Billboard Hot 100で44位、特にフランスでは30週間もチャートインする快挙を達成。
キム・ゴードンとスパイク・ジョーンズが共同監督したミュージックビデオも話題となりました。
長距離ドライブの爽快感を求める方や、90年代オルタナ黄金期の空気感を味わいたい方にぴったりです。



