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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集

1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。

ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。

本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!

これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。

90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(81〜90)

Crash Into MeDave Matthews Band

ガールフレンドとの関係を取り戻したい、男性の視点から歌われているトラック。

Dave Matthews Bandによって1996年にリリースされ、アメリカのチャートでNo.7を記録しました。

1859年のトラディショナル・フォーク・ソング「I’m the King of the Castle」からインスパイアされています。

Twisted TendernessElectronic

90年代を象徴する革新的なサウンドを生み出したエレクトロニックが放つ渾身の一曲。

ニュー・オーダーとザ・スミスという英国の名バンドから生まれたスーパーグループならではの、エレクトロニックとロックが融合した独特の世界観が魅力です。

1999年4月にリリースされたアルバム『Twisted Tenderness』に収録された本作は、複雑な人間関係や感情のもつれを描いた歌詞が印象的。

バーナード・サムナーさんとジョニー・マーさんの卓越した音楽センスが光る楽曲は、90年代ロックの魅力を存分に堪能したい方にぴったり。

心に響く歌詞と洗練されたサウンドで、今なお多くの音楽ファンを魅了し続けています。

RegretNew Order

New Order – Regret (Official Music Video)
RegretNew Order

90年代のロックシーンに革命を起こしたニュー・オーダーが放った珠玉の1曲。

セレブリティとしての生活がもたらす孤独や葛藤を、美しいメロディとキャッチーなビートで表現しています。

バーナード・サムナーさんの切ない歌声が、普通の生活を望みながらも、それが叶わない心情を見事に描き出しています。

1993年4月にリリースされたこの曲は、アルバム『Republic』からのリードシングルとして世界中で大ヒット。

米Billboard誌のAlternative SongsとDance Club Songsチャートで1位を獲得するなど、その年を代表する名曲となりました。

人間関係の機微や孤独を感じる全ての人に聴いてほしい1曲です。

The Sad PunkPixies

絶滅をテーマにした楽曲で、環境破壊や生命の危機を鋭く指摘しています。

スリリングなギターリフと独特な歌詞が印象的で、90年代オルタナティブロックの先駆者としての面目躍如といった仕上がりです。

1991年9月にリリースされたアルバム『Trompe le Monde』に収録され、批評家からも高い評価を得ました。

本作は、現代社会への警鐘を鳴らすメッセージ性の高さから、環境問題に関心のある方にもおすすめ。

ピクシーズの音楽性に触れたい方は、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

RocksPrimal Scream

Primal Scream – Rocks (Official Video)
RocksPrimal Scream

90年代ロックの革新性を象徴する楽曲が、この一曲に凝縮されています。

都市生活の陰鬱な側面を描きつつも、力強いギターリフと躍動感あるリズムで、聴き手を惹きつけてやみません。

1994年2月にリリースされた本作は、イギリスのシングルチャートで7位を記録。

シルバー認証も獲得し、20万枚以上の売上を達成しました。

70年代のハードロックをイメージさせるサウンドは、プライマル・スクリームの音楽性の広がりを如実に示しています。

都会の喧騒に疲れた時こそ、この曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

心の奥底にある反骨精神が、きっと呼び覚まされるはずです。

Vapour TrailRide

儚くも力強いギターの旋律が、空を切り裂くように響き渡る本作。

ライドの魅力が凝縮された一曲で、90年代ロックシーンに新たな風を吹き込みました。

1990年リリースのアルバム『Nowhere』に収録され、後にアメリカでシングルカットも。

Gregg Arakiの映画『Totally F***ed Up』でも使用され、その幻想的な世界観が映像と見事にマッチしています。

愛とその儚さを歌った歌詞は、聴く人の心に深く刻まれることでしょう。

どんな気分の時にも寄り添ってくれる柔軟さがあり、90年代ロックの入門曲としてもピッタリです。

耳に残るメロディーと浮遊感のあるサウンドが織りなす美しさは、一度聴いたら忘れられない印象を与えてくれますよ。

Closing TimeSemisonic

Semisonic – Closing Time (Official Music Video)
Closing TimeSemisonic

90年代ロック界の革命児として知られるセミソニック。

彼らの代表曲『Closing Time』は、バーの閉店時間をモチーフにしながら、実は新しい生命の誕生を象徴するという深い意味を持つ楽曲です。

アルバム『Feeling Strangely Fine』に収録された本作は、1998年3月にヨーロッパでCDリリースされ、同年4月にはアメリカのラジオで放送開始。

映画やテレビドラマでも使用され、幅広い層に愛されています。

人生の新たな始まりや別れを経験した方に、ぜひ聴いてほしい1曲です。

Runaway TrainSoul Asylum

Soul Asylum – Runaway Train (Official HD Video)
Runaway TrainSoul Asylum

90年代を代表するオルタナティブロックバンド、ソウル・アサイラムの名曲『Runaway Train』。

鬱病や喪失感を抱えた人々の心情を描いた、心に沁みる歌詞が印象的ですね。

1992年10月にリリースされた本作は、アルバム『Grave Dancers Union』からのシングルカットで、グラミー賞最優秀ロックソング賞を受賞しました。

ミュージックビデオでは失踪児童の写真を使用し、社会問題にも一石を投じています。

落ち込んだ時や、人生に迷った時に聴くと、きっと心に響くはずです。

There She GoesThe La’s

ザ・ラーズのフロントマン、リー・メイヴァースさんによって書かれた本作は、心地よいアコースティックギターのリフと彼のハスキーな声が印象的な、バンドの代表曲といえる1曲です。

シンプルながらも心をつかむメロディは、その後の多くのアーティストに影響を与えました。

1990年10月にリリースされた本作は、イギリスのシングルチャートで13位に輝き、オアシスのノエル・ギャラガーさんからも賞賛されるなど、多くのミュージシャンから高い評価を受けています。

さわやかな朝の散歩や、友人とのドライブなど、心が晴れやかになるようなシーンで聴きたくなる1曲。

90年代ロックの魅力を凝縮したような本作は、これから洋楽ロックを聴き始めたい方にもおすすめです。

Friday Im In LoveThe Cure

毎週金曜日の夜の、恋人に対する愛情について歌われているトラック。

イギリスのロック・バンドであるThe Cureによって、1992年にリリースされました。

Tim Pope監督によるミュージック・ビデオは、MTV Video Music Awardsを受賞しました。

90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(91〜100)

Got The LifeKorn

Korn – Got The Life (Official HD Video)
Got The LifeKorn

グランジ以降のアメリカにおいて、異質ともいえるヘビネスとねじれたグルーブと耳をふさぎたくなるようなトラウマを叫ぶボーカルが生み出した、誰も聴いたことがないサウンドでシーンに衝撃を与えたコーン。

1994年のアルバム・デビューから2020年代の今に至るまで、紆余曲折ありつつも常に第一線で活躍を続ける彼らの音に影響を受けたバンドは多く存在しています。

そんな彼らが完全に世界を制覇した特大ヒット作にして大傑作、1998年リリースのサード・アルバム『Follow the Leader』のリード・シングル『Got The Life』は、初期の2作品と比べて群を抜いてキャッチーなフックが盛り込まれ、裏打ちのドラムも含めて単純に聴くだけならノリの良いキラーチューンと言えるナンバーです。

この曲でKORNを知った、という方も多いのではないでしょうか。

前述したように聴きやすい楽曲ですから、KORNに興味があるという方が最初にチェックする曲としても良いかもしれませんね。

とはいえ、明らかな全く持ってストレートなロックやラップメタルとはいえず、KORNならではのオリジナリティは完全に確立されております。

余談ですが、当時はこの曲のキャッチーさにショックを受けた初期からのファンは多くいらっしゃいましたね……。

Feel The PainDinosaur Jr.

90年代以降のグランジやオルタナティブロックへ多大なる影響を与えたバンド、ダイナソーJr.の6作目のアルバム『Without a Sound』からの代表曲です。

1994年8月にシングルカットされ、USモダンロックチャートで4位を記録するなど大きな成功を収めました。

この楽曲は、他人の痛みに共感しすぎるあまり、やがて何も感じなくなってしまうという虚無感を描いた、非常に内省的な作品。

明るくポップな曲調でリスナーを誘い込みつつ、その裏で後悔や不確かさを歌うのが彼らの得意な手法なのだそうです。

J・マスキスさんの歪んだギターサウンドと切ないメロディの融合は、まさにグランジの真骨頂ですね!

Nearly Lost YouScreaming Trees

サイケデリックな浮遊感とハードなサウンドで独自の道を歩んだ、アメリカのバンド、スクリーミング・トゥリーズ。

彼らの代表作は、LSD体験による幻覚か、あるいは鏡の中の自分に語りかけるような、崩壊寸前の危うい心情を描いた楽曲です。

ヴォーカルのマーク・ラネガンさんならではの深くしゃがれた声が、「もう少しで自分を見失うところだった」という切実な叫びとなって、聴く者の心を激しく揺さぶります。

この楽曲は1992年8月に公開され、アルバム『Sweet Oblivion』や映画『Singles』のサウンドトラックに収録されたことで、バンドの知名度を大きく高めました。

どうしようもない葛藤の中でもがいている人の心に、「お前は一人じゃない」と寄り添ってくれるのかもしれませんね。

TomorrowSilverchair

Silverchair – Tomorrow (US Version) (Official Video)
TomorrowSilverchair

90年代グランジシーンに彗星のごとく現れたオーストラリアのバンド、シルヴァーチェアー。

メンバーが15歳の時に作り上げたデビュー作は、世代を象徴するアンセムです!

本作で描かれるのは、恵まれた環境とは裏腹の心の渇きと、明日が見えないことへの焦燥感。

荒々しく歪んだギターサウンドに乗せた叫びは、聴く者の魂を激しく揺さぶります。

この曲は1994年9月に公開され、バンドコンペ優勝を機にTV番組で紹介されたことが名盤『Frogstomp』の成功にも繋がりました。

当時15歳という若さだったメンバーならではの楽曲で、行き場のない感情や衝動を抱えている時に聴けば、そのエネルギーを肯定してくれるようなパワーを持った一曲です!

Kool ThingSonic youth

オルタナティブロックの先駆者、ソニック・ユースのメジャーデビュー作となったアルバム『Goo』に収められた、グランジシーンを語る上で欠かせない楽曲です。

本作は、ボーカルのキム・ゴードンさんがある著名なラッパーへインタビューした際の文化的衝突から生まれたのだそう。

性や権力への鋭い問いを、ヒップホップ界の重鎮チャックDとのクールな掛け合いで表現しています!

ノイジーなギターとポップな聴きやすさが同居したサウンドは、まさに革命的でした。

1990年6月にシングルとして公開された本作は、ゲーム『Guitar Hero III』などにも起用。

知的な刺激と90年代のヒリついた空気感を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか?

OutshinedSoundgarden

見た目は自信に満ち溢れているのに、心の中は不安でいっぱい。

そんな内面と外面のギャップに苦しむ心情を赤裸々に描いた、アメリカのロックバンド、サウンドガーデンによる楽曲です。

自信があるように振る舞いながらも、内面では自己不信に苛まれるという、誰しもが抱えうる葛藤が歌われています。

7/4拍子という変則的なリズムと重苦しいギターサウンドが、不安定な心象風景を巧みに表現しており、クリス・コーネルさんの力強くも切ない歌声が、そのやるせない感情を増幅させているようです。

本作は1991年10月発表のアルバム『Badmotorfinger』に収録され、歌詞の象徴的な一節は映画『Feeling Minnesota』のタイトルにもなりました。

周りと比べて落ち込んだ時に聴くと、心の澱を轟音で洗い流してくれるかもしれませんね。

Sex Type ThingStone Temple Pilots

Stone Temple Pilots – Sex Type Thing (Official Music Video)
Sex Type ThingStone Temple Pilots

重く歪んだギターリフが鼓膜を激しく揺さぶる、アメリカのバンド、ストーン・テンプル・パイロッツのデビューシングル。

ボーカルのスコット・ウェイランドさんが、横暴な男性目線を通じてマッチョイズムへの痛烈な皮肉を込めた、非常に挑戦的な作品です。

一聴すると攻撃的な言葉の裏に隠された、作り手の真逆のメッセージにハッとさせられる方も多いのではないでしょうか。

この楽曲は、1992年リリースの名盤『Core』から翌年にシングルとして登場し、全米ロック専門チャートで23位を記録しました。

社会や日常に感じる理不尽さでやりきれない思いを抱えた時、本作のパワフルなサウンドに身を任せて、心に溜まった鬱憤を吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか?

Hunger StrikeTemple Of The Dog

アメリカ・シアトル出身のスーパーグループ、テンプル・オブ・ザ・ドッグのアルバム『Temple of the Dog』収録曲。

亡き友人を追悼するプロジェクトから生まれた本作は、富や権力を持つことへの違和感と、持たざる者の抵抗を描いているそうです。

サウンドガーデンのクリス・コーネルさんと、当時まだ無名だったパール・ジャムのエディ・ヴェダーさんの魂のデュエットは圧巻!

二人の歌声が交錯する様は、社会の不条理に対する心の叫びそのもののようです。

1991年リリースのこの作品は、後にMTVで注目を集め大ヒットしました。

内面の葛藤を赤裸々に描く、グランジの神髄に触れてみてはいかがでしょうか?

CannonballThe Breeders

不思議な歪みを帯びたベースラインから始まり、歪んだボーカルが重なる—ザ・ブリーダーズがアメリカのオルタナティブロック界に放った鮮烈な印象の一曲は、1993年8月に発売されたアルバム『Last Splash』からのリード曲です。

オハイオ州出身の彼女たちは、元ピクシーズのキム・ディールさんとその双子の妹ケリーさんを中心に結成。

フランスの哲学思想を風刺し「人生は競争ではない」というメッセージを込めた本作は、米Billboard Hot 100で44位、特にフランスでは30週間もチャートインする快挙を達成。

キム・ゴードンとスパイク・ジョーンズが共同監督したミュージックビデオも話題となりました。

長距離ドライブの爽快感を求める方や、90年代オルタナ黄金期の空気感を味わいたい方にぴったりです。

AlrightCast

90年代ブリットポップの波に乗って登場したCastの名曲は、爽快感あふれるサウンドとともに、聴き手の心を自由にします。

1995年1月にリリースされたこの楽曲は、デビューアルバム『All Change』からの第2シングルとして発表され、UKシングルチャートで13位を記録。

リズミカルで温かみのあるギターリフが特徴的で、ジョン・パワーさんのボーカルが心地よく響きます。

挑戦と希望をテーマに、どんな困難な状況でも最終的には全てがうまくいくという信念を歌い上げており、自己肯定と前向きな気持ちを強調しています。

本作は、新たな音楽の地平を求めるリスナーにもオススメの一曲です。