90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集
1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。
ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。
本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!
これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。
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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(51〜60)
Kool ThingSonic youth

オルタナティブロックの先駆者、ソニック・ユースのメジャーデビュー作となったアルバム『Goo』に収められた、グランジシーンを語る上で欠かせない楽曲です。
本作は、ボーカルのキム・ゴードンさんがある著名なラッパーへインタビューした際の文化的衝突から生まれたのだそう。
性や権力への鋭い問いを、ヒップホップ界の重鎮チャックDとのクールな掛け合いで表現しています!
ノイジーなギターとポップな聴きやすさが同居したサウンドは、まさに革命的でした。
1990年6月にシングルとして公開された本作は、ゲーム『Guitar Hero III』などにも起用。
知的な刺激と90年代のヒリついた空気感を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか?
OutshinedSoundgarden

見た目は自信に満ち溢れているのに、心の中は不安でいっぱい。
そんな内面と外面のギャップに苦しむ心情を赤裸々に描いた、アメリカのロックバンド、サウンドガーデンによる楽曲です。
自信があるように振る舞いながらも、内面では自己不信に苛まれるという、誰しもが抱えうる葛藤が歌われています。
7/4拍子という変則的なリズムと重苦しいギターサウンドが、不安定な心象風景を巧みに表現しており、クリス・コーネルさんの力強くも切ない歌声が、そのやるせない感情を増幅させているようです。
本作は1991年10月発表のアルバム『Badmotorfinger』に収録され、歌詞の象徴的な一節は映画『Feeling Minnesota』のタイトルにもなりました。
周りと比べて落ち込んだ時に聴くと、心の澱を轟音で洗い流してくれるかもしれませんね。
Sex Type ThingStone Temple Pilots

重く歪んだギターリフが鼓膜を激しく揺さぶる、アメリカのバンド、ストーン・テンプル・パイロッツのデビューシングル。
ボーカルのスコット・ウェイランドさんが、横暴な男性目線を通じてマッチョイズムへの痛烈な皮肉を込めた、非常に挑戦的な作品です。
一聴すると攻撃的な言葉の裏に隠された、作り手の真逆のメッセージにハッとさせられる方も多いのではないでしょうか。
この楽曲は、1992年リリースの名盤『Core』から翌年にシングルとして登場し、全米ロック専門チャートで23位を記録しました。
社会や日常に感じる理不尽さでやりきれない思いを抱えた時、本作のパワフルなサウンドに身を任せて、心に溜まった鬱憤を吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか?
Hunger StrikeTemple Of The Dog

アメリカ・シアトル出身のスーパーグループ、テンプル・オブ・ザ・ドッグのアルバム『Temple of the Dog』収録曲。
亡き友人を追悼するプロジェクトから生まれた本作は、富や権力を持つことへの違和感と、持たざる者の抵抗を描いているそうです。
サウンドガーデンのクリス・コーネルさんと、当時まだ無名だったパール・ジャムのエディ・ヴェダーさんの魂のデュエットは圧巻!
二人の歌声が交錯する様は、社会の不条理に対する心の叫びそのもののようです。
1991年リリースのこの作品は、後にMTVで注目を集め大ヒットしました。
内面の葛藤を赤裸々に描く、グランジの神髄に触れてみてはいかがでしょうか?
90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(61〜70)
Even FlowPearl Jam

1990年アメリカ、ワシントンにて結成。
オルタナティブロックムーブメントの時代、ニルヴァーナ、サウンドガーデンと並び高い評価を受けました。
ハードで力強い王道的ロックサウンドを特徴としますが、ブルースやファンクなどの影響によるグルーヴ感も特筆するべきでしょう。
アメリカの鬱屈した若者に支持されたグランジロックの旗手としても称された存在。
現在も多数の後発ロックバンドに影響を与え続ける伝説的バンドです。
LingerThe Cranberries

1989年ホーガン兄弟とファーガル・ロウラーさんの3人によってアイルランドにて結成。
ネオアコースティック、フォークを感じさせるポップで美しいメロディーが特徴。
アルバムセールスは4000万枚を誇ります。
2009年活動再開するも、2018年ボーカルのドロレス・オリオーダンさんが死去。
翌年2019年にラストアルバム『IN THE END』を残し、惜しまれつつも解散。
日本では生茶のCMで印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
Know Your EnemyRage Against The Machine

ギター、ベース、ドラムス、ボーカル……ロック・バンドとして最もシンプルかつ基本的なフォーマットのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが生み出した革新的な、文字通り「オルタナティブ」なロックは多くの模倣を生み出しましたが、何十年過ぎようとも決してオリジナルを超えることはできません。
2000年に解散後、断続的に再結成を果たしてライブなどは行っておりますが、リリースしたオリジナル・アルバムはたったの3枚。
とはいえそれで十分なのではないかと思うほど、その完成度の高さは群を抜いておりますね。
変態的な技法を駆使したイントロから、一気に爆発的な展開へと雪崩れ込む瞬間のとてつもない緊張感が魂を震わせる超名曲『Know Your Enemy』を聴くだけでも、彼らの基本的な音楽性と政治的な態度、立ち位置などは掴めるはず。
1992年にリリースされたセルフタイトルの大・大傑作デビューアルバムに収録されており、ライブでも必ず演奏される代表曲の1つです。
「おまえの敵を知れ」という強烈なタイトルを叫ぶカリスマティックなフロントマン、ザック・デ・ラ・ロッチャさんの声はいつ聴いても身が引き締まる思いがしますね。
レイジの楽曲はストレートにカッコ良く、もちろん音を聴いているだけでも十二分に楽しめますが、やはり歌詞の内容を知ることでその曲がどういった意味を持っているのかが理解できますから、対訳などを駆使してぜひ現代においても色あせない彼らの言葉を読み込んでみてください。



