90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集
1990年代は、既存のロックにはあてはまらないオルタナティブロックやグランジと呼ばれた一派が台頭し、ロック・シーンが大きな変革を遂げた時代です。
ポップパンクやシューゲイザー、ニューメタルにラップメタル、ダンスミュージックやテクノをロックと融合させた革新的なサウンドなど、正しく「ミクスチャー」と呼びたい感性から生まれた90年代ロックは、2020年代の今も若いミュージシャンへ多大なる影響を及ぼしていますよね。
本稿では、そんな90年代の洋楽ロックバンドの名曲を一挙ご紹介!
これから90年代ロックに触れてみたいという方にもオススメしたい、基本かつ王道の名曲を中心としたラインアップでお届けします。
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90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(31〜40)
Vertual InsanityJamiroquai

クラブ世代による踊れるジャズ、アシッドジャズの代表的な存在であり、先鋭的なサウンドで世界的な成功を収めたイギリス出身のジャミロクワイ。
いまだに勘違いされやすいのですが、ジャミロクワイとはアーティスト名ではなく、フロントマンのジェイ・ケイさんのソロ・プロジェクト名なのですよ。
バッファローマンと呼ばれる印象的なロゴ、さまざまな種類の帽子がトレードマークのジェイ・ケイさんのキャラクターも含めて、ヨーロッパのみならずここ日本においても、デビュー当時からおしゃれな音に敏感な層を中心として絶大な人気を誇っておりましたね。
そんなジャミロクワイがアメリカでも成功を果たすきっかけとなったのは、間違いなく1996年に発表された代表曲の1つ『Virtual Insanity』でしょう。
洗練されたジャズ・ファンクによる文句なしのキラーチューンであり、ジョナサン・グレイザー監督による斬新なMVも含めて、まさに伝説的な1曲といっても過言ではない名曲です。
ちなみにこの曲については興味深いエピソードがありまして、ジェイ・ケイさんによると『Virtual Insanity』は本人が目にした「札幌の地下街」に着想を得て製作されたのだとか。
Tonight, TonightThe Smashing Pumpkins

スマッシング・パンプキンズによって1996年にリリースされたトラック。
ミュージック・ビデオは1902年のサイレント映画「A Trip to the Moon」からインスパイアされており、MTV Video Music Awardsを受賞しました。
デイデラスの2010年のトラック「LA Nocturn」でサンプリングされています。
Only ShallowMy Bloody Valentine

1990年代の洋楽シーンはロックだけ見ても多くの音楽ジャンルを生み出しましたが、ここ日本においても偏愛的なファンが多く存在するジャンルといえば、耳をつんざくような轟音ギターと幻想的な甘いメロディが融合した「シューゲイザー」でしょう。
グラスゴー出身のマイ・ブラッディ・ヴァレンタインは、最も有名なシューゲイザー・バンドであり、その枠内をこえた影響力を誇る存在です。
彼らが1991年にリリースしたセカンド・アルバム『Loveless』は、シューゲイザーの頂点に達する作品であり、後続の同系統のバンド全てがこのアルバムの影響下にあるといっても過言ではないほどの完成度を誇る名盤中の名盤です。
本稿で紹介している『Only Shallow』は『Loveless』のオープニングを飾る楽曲であり、イントロの無機質なドラムスからすさまじい音像のギターが耳に飛び込んでくる瞬間のぞくっとするような感覚と衝撃は、何十年と過ぎても色あせることはないですね。
個人的には、サウンドの革新性はもちろん、美しいメロディが口ずさめるほどのキャッチーさと存在感を誇っているからこそ、凡百のシューゲイザー勢とはまるで違うレベルにマイブラが君臨し続けている理由の一つだと感じます。
SheGreen Day

人生に迷っている少女について歌われているトラック。
グリーン・デイによって1995年にリリースされました。
フロントマンのBillie Joe Armstrongの当時のガールフレンドからインスパイアされています。
アメリカのチャートでNo.5を記録したトラックです。
Monkey WrenchFoo Fighters

1994年、元ニルヴァーナのデイブ・グロールさんによって結成されたロックバンド。
爆発力満点のアグレッシブかつモダンなヘヴィロックで日常の憂鬱を木っ端みじんにしてくれるような、ワイルドなロックンロールは現在進行形で続いています。
とにかく細かいことは言わずデカい音量で流してみればその意味がわかるはず。
暑い夏、ノイジーな蝉の音とともに、汗をかきながらフーファイターズとかどうでしょう。
ストレス解消になりそうなですね!
90年代ロック革命!~90年代を彩った洋楽バンドの名曲集(41〜50)
CreepRadiohead

孤独感や自己嫌悪を赤裸々に描いた楽曲として、多くの人々の心に深く刻まれた名曲『Creep』。
レディオヘッドのデビュー曲で、1992年9月にリリースされました。
アルバム『Pablo Honey』に収録された本作は、独特のギターサウンドと、トム・ヨークさんの切なく響く歌声が印象的です。
自分を「異常者」と感じる主人公の心情が、孤独を感じている人や、自分の居場所が見つからないと悩んでいる人にぴったりの1曲です。
Losing My ReligionR.E.M.

マンドリンのリフが印象的な楽曲は、R.E.M.の代表作として知られています。
「無報酬の愛」をテーマにした歌詞は、南部の表現を用いて「我慢の限界」を表現しており、リスナーの心に深く響きます。
1991年3月にリリースされたこの曲は、アルバム『Out of Time』からのリードシングルとして大ヒットを記録。
アメリカではBillboard Hot 100で4位を獲得し、R.E.M.の最大のヒット曲となりました。
ミュージックビデオも高い評価を受け、MTVビデオミュージックアワードで6つの賞を受賞しています。
恋愛の苦悩や人間関係の複雑さを感じている方に、特におすすめの1曲です。