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『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ

1986年の連載開始以降、漫画として、またアニメ作品として幅広い世代から人気を集めている、荒木飛呂彦先生原作『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。

いわゆる「超能力バトル」の先駆け的な作品で、手に汗握るストーリーや個性の強いキャラクターたちが多くのファンから愛され続けています。

そんな『ジョジョの奇妙な冒険』の特徴の一つといえば、登場人物の名前、また能力名などに、実在するアーティストやバンドの名前、曲名が元ネタとして使用されていること。

ということで今回この記事では『ジョジョ』シリーズに関連する洋楽曲をまとめてみました!

ぜひ音楽視点で『ジョジョ』の世界を覗いてみましょう!

『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ(21〜25)

Under The BridgeRed Hot Chili Peppers

Red Hot Chili Peppers – Under The Bridge [Official Music Video]
Under The BridgeRed Hot Chili Peppers

日本で最も知名度の高い海外ロックバンドの一つといえば、おそらくレッチリことレッド・ホット・チリ・ペッパーズが筆頭に挙げられるでしょう。

ファンクやロック、ヒップホップを融合したミクスチャーなサウンドと破天荒なパフォーマンスで人気を博しながら、徐々にメロディアスなアメリカンロックとしての一面も見せて世界的な成功を収めたレッチリは、日本で東京ドーム公演を実現させられるくらいの存在ですから名前だけでも知っているという方は多いでしょう。

『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するギタリスト志望のロッカー、音石明が用いるスタンドが「レッド・ホット・チリ・ペッパー」という名前ですよ!

Rock the CasbahThe Clash

The Clash – Rock the Casbah (Official Video)
Rock the CasbahThe Clash

『ジョジョの奇妙な冒険』の洋楽ネタとしてパンクバンドも多く登場しますが、その代表的な一例が第5部「黄金の風」に登場するスクアーロのスタンド名「クラッシュ」でしょう。

1970年代のイギリスを代表するパンクバンドであり、アグレッシブなパフォーマンスとレゲエやダブなど多彩なジャンルを取り入れた音楽性、社会派としても知られるザ・クラッシュがその元ネタと言われていますね。

先述した通り、初期のパンキッシュなサウンドから音楽的な進化を遂げていく中期以降のアルバムもすべて魅力的ですから、パンクファンならずともぜひ聴いてみてほしいです。

Every Breath You TakeThe Police

The Police – Every Breath You Take (Official Music Video)
Every Breath You TakeThe Police

『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部「ダイヤモンドは砕けない」から第5部「黄金の風」にかけて登場するキャラクター、広瀬康一は「ポリス」という老犬を飼っているのですが、その元ネタと言われているのがイギリスのバンドであるザ・ポリスです。

スティングさん、スチュワート・コープランドさん、アンディ・サマーズさんという卓越したミュージシャンたちによる最強のトリオバンドであり、10年にも満たない活動の中で革新的な作品をリリースして世界的にも大ヒットを飛ばしたグループですね。

オリジナルアルバムは5枚ですが、数年のキャリアの中で驚異的な進化を遂げた彼らの歴史を感じるためにもぜひリリース順に聴いてみてください!

Dream OnAerosmith

1970年代にアメリカンハードロックの雄として本国はもちろん日本でも絶大な人気を獲得しつつも、ルーツに根差した幅広い影響源を咀嚼した音楽性で2020年代にいたるまで長きに渡ってシーンの最前線で活躍し続けたエアロスミス。

残念ながら2024年の8月にフロントマン、スティーヴン・タイラーさんの喉の不調でフェアウェル・ツアーが中止となったことは記憶に新しいですが、彼らの生み出してきた名曲の数々は色あせることなく愛され続けています。

ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」に登場するナランチャ・ギルガが使うスタンドが「エアロスミス」とバンド名そのままが引用されていますから、ぜひチェックしてみてください。

Killer QueenQueen

Queen – Killer Queen (Top Of The Pops, 1974)
Killer QueenQueen

イギリスのロックシーンを語る上で避けては通れないバンド、クイーン。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットにより若い世代の方もクイーンを知っているのではないでしょうか?

そんなクイーンの名曲『Killer Queen』は、印象的な悪役としていまだに根強い人気をほこる吉良吉影、もとい彼の扱うスタンドの元ネタとして知られています。

短調と長調が入れ替わる本作のメロディーは、サイコパスな吉良吉影の性格とマッチしていますよね。