『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ
1986年の連載開始以降、漫画として、またアニメ作品として幅広い世代から人気を集めている、荒木飛呂彦先生原作『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。
いわゆる「超能力バトル」の先駆け的な作品で、手に汗握るストーリーや個性の強いキャラクターたちが多くのファンから愛され続けています。
そんな『ジョジョの奇妙な冒険』の特徴の一つといえば、登場人物の名前、また能力名などに、実在するアーティストやバンドの名前、曲名が元ネタとして使用されていること。
ということで今回この記事では『ジョジョ』シリーズに関連する洋楽曲をまとめてみました!
ぜひ音楽視点で『ジョジョ』の世界を覗いてみましょう!
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『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ(21〜30)
RoundaboutYES


プログレッシブロックの名曲として知られる本作。
1971年11月にリリースされたアルバム『Fragile』のオープニングを飾りました。
ドラマチックな展開と壮大なサウンドが特徴で、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のエンディングテーマにも起用されています。
くねくねと続くラウンドアバウトの旅を連想させる歌詞が、冒険心をくすぐりますね。
YESさんの音楽を知るきっかけとしても最適。
複雑なリズムと独特な世界観は、プログレファンにもジョジョファンにも響く一曲です。
1972年11月にシングルカットされた際は、アメリカのBillboard Hot 100で13位を記録。
BMIアウォードも受賞しているんですよ。
ドライブのお供にもぴったりな魅力的な楽曲です!
GoldPrince

ジャンルにとらわれない自由な音楽性で、多くのアーティストやリスナーに影響を与えてきた偉大なミュージシャン、プリンスさん。
彼の圧倒的なギターテクニックと作曲能力はずば抜けており、長きにわたって愛される名曲を量産してきました。
こちらの『Gold』もそういった作品の1つです。
そんな本作はジョルノ・ジョバァーナのスタンド名「ゴールドエクスペリエンス」の元ネタとして知られています。
荒木先生はプリンスさんが一番好きなアーティストと公言しています。
ぜひ今回の記事をキッカケにプリンスさんの他の曲も聴いてみてくださいね!
Walk Like An EgyptianThe Bangles


エジプト文化へのオマージュと時代の変化を映し出す、魅力的なポップチューンです。
バングルスさんのこの楽曲は、1986年にリリースされたアルバム『Different Light』からのシングルとして発表されました。
アメリカをはじめ多くの国でチャートのトップに輝いた大ヒット曲です。
異文化を祝福し、社会規範からの自由を促すメッセージが込められており、エキゾチックな魅力にあふれています。
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のエンディングテーマにも起用され、新たな注目を集めました。
エジプトを舞台にしたアニメの冒険的要素を見事に引き立てる一曲といえるでしょう。
Both Sides NowJoni Mitchell

『ジョジョの奇妙な冒険』の第七部「スティール・ボール・ラン」に登場するレースの騎手名は音楽ネタの宝庫でありますが、実はステージ名にもネタが隠されています。
第8ステージ「ボース・サイド・ナウ」はカナダが生んだ偉大なシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルさんが作詞作曲した永遠の名曲『Both Sides Now』が元ネタと言われており、この細かい引用はさすがの一言ですよね。
邦題『青春の光と影』と言われた方がピンとくる方も多いかもしれませんが、ちなみに最初にこの曲を歌ったのはジュディ・コリンズさんで1967年リリースの『Wildflowers』というアルバムに収録されていますよ。
Shine On You Crazy DiamondPink Floyd

イングランド出身のロックバンド、ピンク・フロイド。
アリーナロックやアートロックなどを基調とした音楽性で知られており、SUGIZOさんや松任谷正隆さんを筆頭に日本のシーンにも影響を与えてきました。
そんな彼らの名曲『Shine On You Crazy Diamond』はジョジョとつながりの深い作品です。
東方仗助の元ネタとして知られており、合計25分ほどの長い演奏を感じさせないほど、ディティールまで作り込まれています。
We RockDio

『ジョジョの奇妙な冒険』における裏の主人公といっても過言ではない人気キャラクター、ディオ・ブランドー。
元ネタを知らなければ、DIOといえばジョジョのキャラクターと記憶している方も多いでしょう。
そんなディオはハードロック界のカリスマ的なボーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオさんが率いたその名も「DIO」が元ネタなのですね。
レインボーやブラックサバスなど、歴史的なバンドで活躍したロニーさんはヘビーメタル好きであれば誰もが知っている「メロイックサイン」を広めた人でもあるのですよ。
ロニーさんはすでに亡くなってしまっていますが、ライブでも決して音程を外さないと言われるボーカルの素晴らしさは今もなお語り継がれいますから、キャラクターとしてのディオがお好きな方にもぜひロニーさんの歌声を聴いてもらいたいですね。
Dream OnAerosmith

1970年代にアメリカンハードロックの雄として本国はもちろん日本でも絶大な人気を獲得しつつも、ルーツに根差した幅広い影響源を咀嚼した音楽性で2020年代にいたるまで長きに渡ってシーンの最前線で活躍し続けたエアロスミス。
残念ながら2024年の8月にフロントマン、スティーヴン・タイラーさんの喉の不調でフェアウェル・ツアーが中止となったことは記憶に新しいですが、彼らの生み出してきた名曲の数々は色あせることなく愛され続けています。
ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」に登場するナランチャ・ギルガが使うスタンドが「エアロスミス」とバンド名そのままが引用されていますから、ぜひチェックしてみてください。






