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『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ

1986年の連載開始以降、漫画として、またアニメ作品として幅広い世代から人気を集めている、荒木飛呂彦先生原作『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。

いわゆる「超能力バトル」の先駆け的な作品で、手に汗握るストーリーや個性の強いキャラクターたちが多くのファンから愛され続けています。

そんな『ジョジョの奇妙な冒険』の特徴の一つといえば、登場人物の名前、また能力名などに、実在するアーティストやバンドの名前、曲名が元ネタとして使用されていること。

ということで今回この記事では『ジョジョ』シリーズに関連する洋楽曲をまとめてみました!

ぜひ音楽視点で『ジョジョ』の世界を覗いてみましょう!

『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ(1〜10)

Born This WayLady Gaga

Lady Gaga – Born This Way (Official Music Video)
Born This WayLady Gaga

2000年代後半以降の音楽シーンにおける最強のポップスターにして女優としての評価も高く、音楽のみならず様々なカルチャーや社会的にも強烈な影響力を持つレディー・ガガさん。

親日家としても知られており、現代日本において最も有名なアメリカのミュージシャンの一人と言っても過言ではないでしょう。

そんなレディー・ガガさんの大ヒット曲『Born This Way』は、『ジョジョの奇妙な冒険』の第8部「ジョジョリオン」の登場キャラクターである虹村京のスタンド名として登場します。

ジョジョの洋楽モチーフの元ネタといえばハードロックやプログレッシブロックのイメージも何となく強いですが、8部ではレディー・ガガさんはもちろんリアーナさんといった現代的なポップスも含めてジャンルを問わず幅広い音楽からインスパイアされているというのも、荒木先生の趣味嗜好が感じ取れて興味深いですよね。

The RockThe Who

ビートルズ、そしてローリング・ストーンズと並ぶイギリスが世界に誇る三大バンドとしてその名を刻むザ・フー。

破天荒なパフォーマンスとロックにとどまらない幅広い音楽性を持ち、数々の伝説を打ち立てた偉大なバンドながらザ・フーとして来日することが叶わなかったこともあって、日本での知名度は同時代のUKロックバンドと比べるとやや寂しいというのは残念なところですが、こちらで紹介している『The Rock』は音楽史にその名を刻む画期的なロックオペラアルバム『四重人格』に収録されている6分半をこえるインストゥルメンタル曲です。

『ジョジョの奇妙な冒険』としては第四部「ダイヤモンドは砕けない」において小林玉美のスタンド名として「ザ・ロック」というのが登場しますよ。

Like A VirginMadonna

Madonna – Like A Virgin (Official Video)
Like A VirginMadonna

女性アーティストとして歴史上最も成功を収めた存在であり、60代後半を迎えた今も現役として活躍する現在進行形の伝説にして「クイーン・オブ・ポップ」なマドンナさん。

世界的に2,100万枚を売り上げた傑作アルバム『Like A Virgin』の表題曲は、初期マドンナさんを代表する名曲ですよね。

プロデュースを務めたナイル・ロジャースさん、トニー・トンプソンさんとバーナード・エドワーズさんのリズム隊というシックの面々に支えられてマドンナさんのキュートな歌声が際立つ80年代らしい大ヒットソングですが、『ジョジョの奇妙な冒険』では第6部「ストーンオーシャン」において登場する脱走防止用のブレスレット型手錠の名称として「ライク・ア・ヴァージン」が登場しますよ。

『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ(11〜20)

Whole Lotta LoveLed Zeppelin

Led Zeppelin – Whole Lotta Love (Official Music Video)
Whole Lotta LoveLed Zeppelin

日本でも多くのロックファンから愛されているロックバンド、レッド・ツェッペリン。

多くの名曲を生み出してきたバンドのため、こちらの『Whole Lotta Love』を知っているという方も多いのではないでしょうか?

本作は7部の主人公の1人である、ジャイロ・ツェペリの元ネタとして知られています。

ブルースから強い影響を受けた本作のハードロックスタイルは、盗作などの指摘を受けたこともありますが、ギターのリフが非常に印象的かつ魅力的ですので、ロックが好きな方はぜひチェックしてみてください。

Tout, tout pour ma chérieMichel Polnareff

フランス出身のシンガーソングライター、ミッシェル・ポルナレフさん。

世界的に有名なオーディション番組などで審査員を務めているアーティストなので、ご存じの方も多いかもしれません。

そんなミッシェル・ポルナレフさんですが、ジョジョが好きな方ならすでにお気づきかと思います。

そうです、あの人気キャラクター、ジャン・ピエール・ポルナレフの元ネタとなった人物です。

彼の代表作『Tout, tout pour ma chérie』はポルナレフの騎士道精神を感じさせる品の良い楽曲に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください。

Get BackThe Beatles

ポピュラー音楽史において最も重要なグループ、ザ・ビートルズ。

2023年には最後の新曲として『Now And Then』がリリースされて全英1位を獲得、世界中でもヒットを記録するなど変わらぬ人気をアピールしたことも記憶に新しいですね。

そんな彼らが1969年に発表、ポール・マッカトニーさん主導で書かれた名曲『Get Back』の歌詞に「Jojo」という言葉が登場することを皆さんはご存じでしたでしょうか。

まさに「ジョジョ」の元ネタとされていることで有名なのですが、実は原作にそのまま曲名が登場するシーンも存在しているのです。

残念ながらジャンプ掲載時のみで、コミックスでは曲名が削られてしまっているのですが、興味のある方はぜひ調べてみてください!

Jumpin’ Jack FlashThe Rolling Stones

The Rolling Stones – Jumpin’ Jack Flash (Official Lyric Video)
Jumpin’ Jack FlashThe Rolling Stones

1962年の本格的な始動から実に60年以上、一度も解散せずに現役のバンドとして活動を続ける世界最高峰のロックバンド、ザ・ローリン・ストーンズ。

2023年のオリジナルアルバム『Hackney Diamonds』が第67回グラミー賞における最優秀ロックアルバム賞を受賞したことも記憶に新しいストーンズですが、代表曲の一つである1968年に発表された名曲『Jumpin’ Jack Flash』が『ジョジョの奇妙な冒険』の第六部「ストーンオーシャン」においてラング・ラングラーが用いるスタンドの名前として引用されていますよ。

軽快なリフがかっこいいストレートなロックナンバーですから、ぜひ聴いてみてください!