『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ
1986年の連載開始以降、漫画として、またアニメ作品として幅広い世代から人気を集めている、荒木飛呂彦先生原作『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。
いわゆる「超能力バトル」の先駆け的な作品で、手に汗握るストーリーや個性の強いキャラクターたちが多くのファンから愛され続けています。
そんな『ジョジョの奇妙な冒険』の特徴の一つといえば、登場人物の名前、また能力名などに、実在するアーティストやバンドの名前、曲名が元ネタとして使用されていること。
ということで今回この記事では『ジョジョ』シリーズに関連する洋楽曲をまとめてみました!
ぜひ音楽視点で『ジョジョ』の世界を覗いてみましょう!
『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ(11〜20)
Rock And Roll All NiteKISS

アメリカを代表するハードロックバンド、キッス。
日本でも多くのリスナーから知られている有名なバンドですね。
彼らはエルメェス・コステロのスタンド名「キッス」に由来するバンドとして知られています。
そんなキッスの名曲が、こちらの『Rock And Roll All Nite』。
本作は彼らの名盤として知られている『Destroyer』に収録されている作品で、70年代のハードロックシーンの雰囲気をたっぷりと味わえます。
Knockin’ on Heaven’s DoorBob Dylan

ロックやフォーク、ブルースといったさまざまなジャンルに取り組む世界的なアーティスト、ボブ・ディランさん。
日本でも世代によっては彼のことを誰でも知っているほど有名ですね。
そんな彼の楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『Knockin’ on Heaven’s Door』。
本作は超人気キャラ、岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」の元ネタとして知られています。
爽やかな楽曲も多いボブ・ディランさんですが、本作はやや泥くさい感じの曲調に仕上げられています。
そんな泥くささが岸辺露伴のキャラクター性にもマッチしていると感じる方も多いのではのないでしょうか?
Brown SugarThe Rolling Stones

日本でも大人気のロックバンド、ローリング・ストーンズ。
いまだに若い世代のロック好きから愛されているほど、偉大な名曲を残してきた彼ら。
もちろん、彼らの楽曲はロックが好きな荒木先生によって、しっかりとサンプリングされています。
こちらの『Brown Sugar』は5部の人気キャラクター、ブチャラティのスタンドの元ネタとして有名ですね。
ブチャラティの性格とはややかけ離れた内容とメロディーですが、楽曲自体の魅力は十分にあるので、5部を見ていた方はぜひチェックしてみてください。
The PretenderFoo Fighters

ニルヴァーナの元ドラマー、デイヴ・グロールさんを中心に結成されたバンド、フー・ファイターズ。
日本でも非常に人気の高いバンドですね。
こちらの『The Pretender』はそんな彼らの代表作の1つとして知られている作品です。
本作は6部に登場するキャラクター、フー・ファイターズの元ネタとして知られています。
強烈なインパクトを持ったキャラクターでしたが、元ネタとなった本作も耳に残る印象的なリフとラウドな質感が特徴です。
King NothingMetallica

世界的な人気を集めるヘヴィメタルバンド、メタリカ。
日本でもファンが非常に多いバンドですね。
そんな彼らの名曲『King Nothing』はジョジョと深いつながりを持つ作品です。
本作は第8部『ジョジョリオン』に登場するキャラクター、東方憲助が使うスタンド「キング・ナッシング」の元ネタとなった楽曲として知られています。
ザクザクしたギターリフが非常に印象的なので、ヘヴィメタルが好きな方もジョジョが好きな方も、ぜひチェックしてみてください。
DriveThe Cars

ニューウェイブを代表するロックバンドとして知られる、カーズ。
彼ら、ジョジョの2部『戦闘潮流』に登場するラスボス、カーズの元ネタとなったバンドとして有名で、こちらの『Drive』が収録された『Heartbeat City』という名盤はカーズの雰囲気にマッチした楽曲が多いことで知られています。
2部を全て読んだ方は、ぜひこの楽曲に加えてアルバムの方もチェックしてみてください。
個人的には『Magic』という楽曲が特にカーズの雰囲気に合っているので、そちらも要チェック!
『ジョジョ』シリーズ・元ネタになった洋楽まとめ(21〜30)
Both Sides NowJoni Mitchell

『ジョジョの奇妙な冒険』の第七部「スティール・ボール・ラン」に登場するレースの騎手名は音楽ネタの宝庫でありますが、実はステージ名にもネタが隠されています。
第8ステージ「ボース・サイド・ナウ」はカナダが生んだ偉大なシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルさんが作詞作曲した永遠の名曲『Both Sides Now』が元ネタと言われており、この細かい引用はさすがの一言ですよね。
邦題『青春の光と影』と言われた方がピンとくる方も多いかもしれませんが、ちなみに最初にこの曲を歌ったのはジュディ・コリンズさんで1967年リリースの『Wildflowers』というアルバムに収録されていますよ。