【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ
民族音楽って、ロックとかジャズとかR&Bとか、いわゆる音楽ジャンルでくくられた作品とはまた違った魅力がありますよね!
今自分がいる場所とは違う世界が見えてくるというか……こう、言葉にできない情景が心の中に広がるような。
今回この記事では、世界各地で親しまれている民族音楽をたくさんご紹介していきます。
異国情緒あふれる作品だったり、意外と身近に感じられる曲だったり、ほんと幅広くそろいました!
ここに載っている楽曲を聴いて、ぜひ新しい扉を開きましょう!
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【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ(1〜20)
フニクリ・フニクラ

日本ではイタリア民謡を指すときに使われる用語「カンツォーネ」。
言葉の意味は「歌」なので特定のイタリア音楽を表現しているわけではありません。
が、イタリアのナポリ周辺で歌い継がれている曲のことを「カンツォーネ」と表すことが多いそう。
ご紹介している楽曲『フニクリ・フニクラ』もその一つに数えられています。
聴きなじみ深いメロディーですが、しかしイタリアの音楽だと意識して聴くと確かに、異国情緒がしっかりとありますよね。
コパカバーナ

世界的に有名なブラジルの民族音楽、サンバを取り入れているのがこちらの楽曲。
『哀しみのマンディ』などのヒット作を生んできたアメリカの作曲家、バリー・マニロウさんの作品です。
日本では高校野球の応援歌としても有名ですね。
情熱的な曲調とはギャップのある、悲しい恋物語が描かれた歌詞が特徴的。
派手な衣装で踊るサンバのイメージとはちょっぴり違う感じがしますね。
ちなみにこの曲はよく、社交ダンスの演目「サンバ」で使用されているんですよ。
コンドルは飛んでいく

学校の授業で習った覚えのある方、多いんじゃないかなと思います。
サイモン&ガーファンクルによるカバーバージョンが広く知られている『コンドルは飛んで行く』は、南アメリカのアンデス山脈周辺で受け継がれてきた「フォルクローレ」という民族音楽の中の1曲。
タイトル通り、大空を悠々と飛ぶコンドルのイメージが湧いてくる、雄大な作品です。
のどかなのに神秘的な雰囲気を感じてしまうのが不思議ですよね。
フォルクローレは地域性が限定的な音楽ジャンルではないので、場所場所によって独自に発展した楽曲が存在しています。
ロス・グリフィニャフィトス

ベネズエラの民族音楽「ホローポ」から『ロス・グリフィニャフィトス』です。
ホローポは3拍子のリズムが基本のダンス音楽で、ベネズエラからコロンビアにかけて広がっている平原地帯、リャノ地方に住む人々によって演奏されていた歴史があります。
聴いてもらえばわかるように、フラメンコやアフリカ民謡の空気感を持っている、情熱的な音楽体系です。
多国籍な民族性を持つベネズエラという国だからこそ、発展してきたのかもしれませんね。
マリア・リシュボア

ポルトガル生まれの民族音楽「ファド」は情感豊かなギター演奏に、伸びやかかつ哀愁のあるメロディーラインが特徴的な音楽ジャンルです。
「これがファド」という決まりがあるわけではないですが、心の機微を描き出すような歌詞の世界観と感情揺さぶられるボーカルワークは、聴けばとりこになると思います。
『マリア・リシュボア』は久保田早紀さんの『異邦人』の原曲とも言われている、ファドの名曲です。
異国情緒にぜひ触れてみてください。
想いあふれて

ほっとするひととき、コーヒータイムなどで聴きたくなるのがブラジルの民族音楽「ボサノヴァ」。
やわらかくてオシャレな曲調に温かい歌声が合わさる、心安らぐ音楽です。
ご紹介している楽曲『想いあふれて』は1950年代に起きたボサノヴァブームのきっかけになった作品。
ジョアン・ジルベルトさんが歌ったこの曲がだんだんと広まり、その後の世界的な流行を作り出しました。
歌詞には愛する人への切実な思いがつづられています。