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【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ

民族音楽って、ロックとかジャズとかR&Bとか、いわゆる音楽ジャンルでくくられた作品とはまた違った魅力がありますよね!

今自分がいる場所とは違う世界が見えてくるというか……こう、言葉にできない情景が心の中に広がるような。

今回この記事では、世界各地で親しまれている民族音楽をたくさんご紹介していきます。

異国情緒あふれる作品だったり、意外と身近に感じられる曲だったり、ほんと幅広くそろいました!

ここに載っている楽曲を聴いて、ぜひ新しい扉を開きましょう!

【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ(11〜20)

クラリネットポルカ

clarinet polka|クラリネット・ポルカ
クラリネットポルカ

ポーランドの伝統音楽から生まれた陽気なダンス音楽が、時代と国境を越えて愛され続けています。

クラリネットが奏でる軽快な主旋律とポルカのリズムが織りなす魅力的な旋律は、聴く人の心を弾ませ、思わず体が揺れ出すような躍動感に満ちています。

19世紀末から20世紀初頭にポーランドで生まれ、移民とともにアメリカへ渡った本作は、シカゴやミルウォーキーなどで絶大な人気を博しました。

ラジオやテレビ番組でBGMとして採用され、さらなる知名度を獲得。

吹奏楽の定番曲として、世界中で演奏されています。

心が躍るような楽しいひとときを過ごしたい方や、異国情緒あふれる民族音楽に触れてみたい方にぴったりの一曲です。

AoibhneasLúnasa

アイルランドの伝統音楽の革新者として知られるルーナサの演奏は、まるで緑豊かな丘陵地帯を吹き抜ける風のように爽やかで力強い印象を与えます。

2001年に発売されたアルバム『The Merry Sisters of Fate』の1曲目は、フルート、フィドル、イーリアンパイプスが織りなす3つの伝統的なリールを見事に融合させた傑作です。

1997年の結成以来、36カ国以上で2,500回を超えるライブを行ってきた彼らの真骨頂が存分に発揮された本作は、アイルランド音楽の神髄を現代的な感性で表現しています。

伝統音楽に興味を持ち始めた方はもちろん、ケルト音楽のファンにもぜひ聴いていただきたい一曲です。

QuimbaraCelia Cruz

力強いラテンのリズムと情熱的なボーカルが心を揺さぶるラテン音楽の至宝です。

「サルサの女王」として世界中を魅了したセリア・クルスさんの代表作として、1974年にアルバム『Celia & Johnny』に収録された1曲。

キューバの伝統的なグアグアンコやルンバの要素を取り入れた本作は、アフロ・キューバンミュージックの真髄を伝える名曲として、2014年にアメリカ議会図書館の全米録音登録簿に登録されました。

2006年には映画『マイアミ・バイス』やビデオゲーム『グランド・セフト・オート:バイス・シティ・ストーリーズ』でも使用され、世代を超えて愛され続けています。

異国の文化や音楽に興味がある方、情熱的なダンスミュージックが好きな方におすすめの1曲です。

Coconut Liqueur

Coconut Liqueur / Steelpan Orchestra PAN NOTE MAGIC
Coconut Liqueur

南国の風を感じる爽やかなサウンドが魅力のPAN NOTE MAGICによる本格的な民族音楽をご紹介します。

日本のスティールパンオーケストラとして活動する彼らの作品は、カリブ海地域の音楽スタイルを見事に表現。

7人編成のスティールパン・オーケストラによる躍動感溢れるアンサンブルと、ドラムセットやパーカッションが作り出すラテンのリズムで、南国の開放感を見事に描き出しています。

本作はアルバム『MAGIC HOUR』に収録され、2012年8月に公開された作品です。

日本テレビ系列の人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』でもBGMとして使用され、南国ロケやリゾートを扱う場面を彩っています。

まるでビーチで涼やかなカクテルを飲みながら海を眺めているような気分に浸れる本作は、リラックスタイムのお供にぴったりです。

カリニョーゾ

2014 CARINHOSO RITA PAYES ELISABETH ROMA JOAN CHAMORRO JO KRAUSE
カリニョーゾ

19世紀にリオ・デ・ジャネイロで生まれたブラジルの民族音楽「ショーロ」。

ブラジルのジャズといわれているジャンルで、即興を重視した音楽ジャンルとしてはジャズよりも古い歴史を持ちます。

ボサノヴァやサンバといった後のブラジルを代表する音楽体系にも影響を与えました。

ボサノヴァの原型ということもあり、非常におだやかなメロディーにまとめられているのが印象的です。

現代的なフランスのシャンソンにも通ずる部分がありますので、そちらが好きな方にもオススメ。

オー・ソレ・ミオ

イタリアを代表する音楽「カンツォー」ネ。

定義が曖昧なジャンルですが、19世紀末から20世紀初頭に作られたイタリアの大衆音楽として今回は紹介したいと思います。

カンツォーネはオペラとして歌われることが多く、世界的な知名度も十分にあります。

こちらの『オー・ソレ・ミオ』はその中でも特に有名な作品で、日本でも教科書などに載っています。

民謡ではありませんが、イタリアの古き良き音楽を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ(21〜30)

ノイチス・カリオカス

“Noites Cariocas”-Maurício Marques Trio
ノイチス・カリオカス

1800年代にブラジルで定着した音楽ジャンル「ショーロ」。

具体的な演奏方法や曲の作り方に決まりがあるわけではありませんが、総じての特徴としては即興演奏な部分。

またチェコの民族音楽「ポルカ」がルーツなので、その2つには曲構成などで似通った部分があります。

ジャコー・ド・バンドリン作曲の『ノイチス・カリオカス』はショーロの名曲として、長年に渡って愛され続けている作品です。

ちなみにサンバはショーロから派生した音楽と言われているんですよ。