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【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ

民族音楽って、ロックとかジャズとかR&Bとか、いわゆる音楽ジャンルでくくられた作品とはまた違った魅力がありますよね!

今自分がいる場所とは違う世界が見えてくるというか……こう、言葉にできない情景が心の中に広がるような。

今回この記事では、世界各地で親しまれている民族音楽をたくさんご紹介していきます。

異国情緒あふれる作品だったり、意外と身近に感じられる曲だったり、ほんと幅広くそろいました!

ここに載っている楽曲を聴いて、ぜひ新しい扉を開きましょう!

【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ(21〜40)

愛の喜びは

Angela Gheorghiu – Martini: Piacer d’amor – Barcelona 2004
愛の喜びは

フランス圏の音楽体系、シャンソン。

言葉の意味としては「歌」なので、特定の演奏方法や歌い方を指すジャンルではありませんが、しかしゆったりとした曲調に大人びたメロディーの印象が強い音楽ですよね。

日本ではジブリ映画『紅の豚』で歌われた『さくらんぼの実る頃』が有名でしょうか。

今回ご紹介している『愛の喜びは』も、世界で愛されているシャンソンの一つ。

自分のもとを離れていった女性への未練を歌った、悲しいラブソングです。

ある恋の物語

「ある恋の物語」 ザ・クラスオブルミノス1周年記念 ラテンナイト
ある恋の物語

社交ダンスの演目として有名な「ルンバ」。

キューバ生まれの音楽なのですが、細かく言うともともと、私たちの知るルンバは「ソン」というラテンミュージックの一つでした。

それが世界中で聴かれるようになり、ダンス曲として使用されるなどして独自に進化、今は民族音楽という枠から出て一音楽ジャンルとして定着しています。

ということで『ある恋の物語』もそいいう中の1曲。

いなくなってしまった大切な人への思いを歌う、悲しい愛の歌です。

エル・ マンボ

Que Rico El Mambo / Rhythm Society Orchestra OB Mambo Band
エル・ マンボ

【マンボ(キューバ)】キューバの音楽家、ダマソ・ペレス・プラード作曲「エル・ マンボ(Que Rico El Mambo)」。

日本大学リズム・ソサエティ・オーケストラOBマンボ・バンドの演奏、新宿文化センターにて。

ラテン・パーカッションが楽しそうですね!

これすべてファド

ファド 津森久美子 Tudo isto é fado これすべてファド Kumico Tsumori
これすべてファド

ポルトガルの伝統的な音楽「ファド」。

少し前までは衰退していましたが、2000年代からマリーザさんの活躍によって、再び世界的な注目を集めるようになりましたね。

そんなファドの魅力はなんといっても、鼻母音を使ったボーカルでしょう。

女性が歌うことの多いジャンルなのですが、恐らくはこの鼻母音と女性の高い声の相性が良いからだと思います。

リリックも胸を打つ感情的なものが多いため、ファドを楽しむ際は和訳もチェックしてみてください。

何という心の痛み

Violeta Parra – Que Pena Siente El Alma (Audio)
何という心の痛み

音楽を通じて社会を変えようとした、活動家の側面も持つ音楽家、ビオレータ・パラの『何という心の痛み』。

チリ、ひいては南アメリカの音楽体系「フォルクローレ」の名曲の一つです。

タイトルにあるように痛む心をそのまま表現した作品で、牧歌的な空気感を持つ曲調のせいか、物悲しさがさらに増しているような気がします。

フォルクローレの地域性や文化については、調べれば調べるほどに興味深く感じられるはずなので、よかったらぜひ。

Recuerdos de Ypacarai

パラグアイで生まれた音楽「グアラニア」。

アルパと呼ばれるハープの一種を使った楽器演奏、そして物憂げな雰囲気を持った曲調が特徴的なジャンルです。

パラグアイにはもう一つ「ポルカ」という、チェコの舞曲から独自に派生した音楽があるのですが、そちらは明るい曲調の楽曲を指します。

ご紹介している『Recuerdos de Ypacarai』を聴いてもらってもわかるように、グアラニアのセンチメンタルな音楽性は、遠く離れた日本にいる私たちの心も揺さぶる魅力を持っています。