【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ
民族音楽って、ロックとかジャズとかR&Bとか、いわゆる音楽ジャンルでくくられた作品とはまた違った魅力がありますよね!
今自分がいる場所とは違う世界が見えてくるというか……こう、言葉にできない情景が心の中に広がるような。
今回この記事では、世界各地で親しまれている民族音楽をたくさんご紹介していきます。
異国情緒あふれる作品だったり、意外と身近に感じられる曲だったり、ほんと幅広くそろいました!
ここに載っている楽曲を聴いて、ぜひ新しい扉を開きましょう!
- ケルト音楽の名曲。おすすめのアイリッシュ音楽
- メキシコの音楽|ノリノリなラテン・ミュージックが登場!
- 【全部オシャレ!】フランスのポピュラーな音楽
- 【アイルランド民謡】意外と身近な民族音楽の名曲・定番曲
- おすすめのエスニック音楽の名曲、人気曲
- アフリカ発祥の民族楽器まとめ
- 【2025】インドの名曲。人気のヒットソング&愛され続ける名曲【新旧】
- ワールドミュージックの名曲。おすすめの人気曲
- フラメンコの名曲。おすすめの人気曲
- フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説
- サルサの名曲。おすすめの人気曲
- ミュゼットの名曲。おすすめの人気曲
- オランダの音楽|最新の曲や定番の名曲を紹介!
- 【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ
【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ(21〜40)
マライカ

東アフリカのスワヒリ語圏を代表する名曲は、青年の切ない恋心を優しく包み込むような美しいメロディーが印象的です。
貧しさゆえに愛する人との結婚を諦めざるを得ない青年の想いを歌った本作は、普遍的なテーマと耽美な旋律で多くの人々の心を捉えてきました。
1960年代前半にケニアのファディリ・ウィリアムさんが録音したバージョンは、サックスやオルガンを効かせたアフロポップテイストの陽気なアレンジで、世界中の音楽ファンを魅了しています。
ゆったりとしたリズムとスワヒリ語の響きが織りなす異国情緒あふれる世界観は、心に潤いを求める人や、日常から少し離れた癒しの時間を過ごしたい人におすすめです。
BergvagabundenTakeo Ischi

アルプスの山々を舞台にした、高揚感あふれる冒険物語を描いた民謡がドイツ語圏で愛され続けています。
日本出身でドイツを拠点に活動するタケオ・イシさんによる本作は、アルバム『Der Import-Hit aus Japan』に収録された2003年の人気曲です。
壮大な自然と大地への賛美、そして仲間との絆が見事に表現された作品で、伝統的なヨーデル技法と現代的なアレンジが見事に調和しています。
2017年にYouTubeで2,500万回以上の再生を記録した『Chicken Attack』で知られるタケオ・イシさんならではの、洗練された歌唱力と表現力が存分に味わえます。
山登りの前や大自然に触れる時に聴くと、心が解き放たれて元気が湧いてくるはずです。
ノイチス・カリオカス

1800年代にブラジルで定着した音楽ジャンル「ショーロ」。
具体的な演奏方法や曲の作り方に決まりがあるわけではありませんが、総じての特徴としては即興演奏な部分。
またチェコの民族音楽「ポルカ」がルーツなので、その2つには曲構成などで似通った部分があります。
ジャコー・ド・バンドリン作曲の『ノイチス・カリオカス』はショーロの名曲として、長年に渡って愛され続けている作品です。
ちなみにサンバはショーロから派生した音楽と言われているんですよ。
ジョブ・オブ・ジャーニー・ワーク

民族音楽とダンスは切っても切れない関係なのかもですね。
こちら『ジョブ・オブ・ジャーニー・ワーク』はアイルランドの音楽。
アイリッシュ・ダンスと呼ばれる踊りでよく使われている楽曲です。
上半身はあまり動かさず、小刻みにステップを踏んで靴音を鳴らす、いわゆるタップダンスのような動きが特徴的なアイリッシュ・ダンス。
実際に映像で観れば、アイリッシュ音楽の華やかでリズミカルな曲調とぴったりなのがわかると思います。
アルマ・ジャネーラ

【ホローポ(ベネズエラ)】ラファエル・ボリーバル・コロナード作詞、ペドロ・エリアス・グティエレス作曲「アルマ・ジャネーラ(Alma Llanera)」。
演奏はコスタリカのヴァイオリン:リカルド・ラミレスさんとチェロ:マリアネラ・コルデロさんです。
シエリト・リンド

ユネスコの無形文化遺産にも登録されているメキシコの音楽「マリアッチ」。
『シエリト・リンド』はキリノ・メンドーサ・イ・コルテスによって作曲されたマリアッチの名曲の一つで、メキシコ国内ではサッカーの応援歌としても親しまれています。
ラテンの雰囲気を存分に味わえる、爽快な曲調が耳に残りますね。
マリアッチには「楽団」という意味合いがあるのですが、つまり同じ『シエリト・リンド』でも演奏する人々によって聴こえ方が違うということ。
ぜひあなた好みの作品を探してみてください。