【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ
民族音楽って、ロックとかジャズとかR&Bとか、いわゆる音楽ジャンルでくくられた作品とはまた違った魅力がありますよね!
今自分がいる場所とは違う世界が見えてくるというか……こう、言葉にできない情景が心の中に広がるような。
今回この記事では、世界各地で親しまれている民族音楽をたくさんご紹介していきます。
異国情緒あふれる作品だったり、意外と身近に感じられる曲だったり、ほんと幅広くそろいました!
ここに載っている楽曲を聴いて、ぜひ新しい扉を開きましょう!
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【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ(21〜30)
BergvagabundenTakeo Ischi

アルプスの山々を舞台にした、高揚感あふれる冒険物語を描いた民謡がドイツ語圏で愛され続けています。
日本出身でドイツを拠点に活動するタケオ・イシさんによる本作は、アルバム『Der Import-Hit aus Japan』に収録された2003年の人気曲です。
壮大な自然と大地への賛美、そして仲間との絆が見事に表現された作品で、伝統的なヨーデル技法と現代的なアレンジが見事に調和しています。
2017年にYouTubeで2,500万回以上の再生を記録した『Chicken Attack』で知られるタケオ・イシさんならではの、洗練された歌唱力と表現力が存分に味わえます。
山登りの前や大自然に触れる時に聴くと、心が解き放たれて元気が湧いてくるはずです。
シエリト・リンド

ユネスコの無形文化遺産にも登録されているメキシコの音楽「マリアッチ」。
『シエリト・リンド』はキリノ・メンドーサ・イ・コルテスによって作曲されたマリアッチの名曲の一つで、メキシコ国内ではサッカーの応援歌としても親しまれています。
ラテンの雰囲気を存分に味わえる、爽快な曲調が耳に残りますね。
マリアッチには「楽団」という意味合いがあるのですが、つまり同じ『シエリト・リンド』でも演奏する人々によって聴こえ方が違うということ。
ぜひあなた好みの作品を探してみてください。
【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ(31〜40)
アルフォンシーナと海

【アルゼンチン・フォルクローレ】アリエル・ラミレス作曲「アルフォンシーナと海(Alfonsina y el mar)」。
演奏はケーナのエルネスト河本さん率いるフォルクローレグループ「グルーポ・カンタティ」。
チャランゴ:島田静江さん、ギター:武田耕平さん。
愛の喜びは

フランス圏の音楽体系、シャンソン。
言葉の意味としては「歌」なので、特定の演奏方法や歌い方を指すジャンルではありませんが、しかしゆったりとした曲調に大人びたメロディーの印象が強い音楽ですよね。
日本ではジブリ映画『紅の豚』で歌われた『さくらんぼの実る頃』が有名でしょうか。
今回ご紹介している『愛の喜びは』も、世界で愛されているシャンソンの一つ。
自分のもとを離れていった女性への未練を歌った、悲しいラブソングです。
Recuerdos de Ypacarai

パラグアイで生まれた音楽「グアラニア」。
アルパと呼ばれるハープの一種を使った楽器演奏、そして物憂げな雰囲気を持った曲調が特徴的なジャンルです。
パラグアイにはもう一つ「ポルカ」という、チェコの舞曲から独自に派生した音楽があるのですが、そちらは明るい曲調の楽曲を指します。
ご紹介している『Recuerdos de Ypacarai』を聴いてもらってもわかるように、グアラニアのセンチメンタルな音楽性は、遠く離れた日本にいる私たちの心も揺さぶる魅力を持っています。
チェリー・ピンク・チャチャ

社交ダンス、競技ダンスの演目として有名な「チャチャチャ」。
名前はステップして床を踏む、その音からつけられたそうです。
『チェリー・ピンク・チャチャ』はスペイン生まれの作曲家、ルイギがてがけた作品。
踊り方を知らなくても、自然と肩が揺れてしまうような曲調が良いですよね。
ちなみにチャチャチャは同じくキューバで生まれた舞曲「マンボ」から派生した音楽ジャンル。
ということで『チェリー・ピンク・チャチャ』には『チェリー・ピンク・マンボ』という別名があります。
ある恋の物語

社交ダンスの演目として有名な「ルンバ」。
キューバ生まれの音楽なのですが、細かく言うともともと、私たちの知るルンバは「ソン」というラテンミュージックの一つでした。
それが世界中で聴かれるようになり、ダンス曲として使用されるなどして独自に進化、今は民族音楽という枠から出て一音楽ジャンルとして定着しています。
ということで『ある恋の物語』もそいいう中の1曲。
いなくなってしまった大切な人への思いを歌う、悲しい愛の歌です。






