【ロックでも歌える!】矢沢永吉の歌いやすい楽曲
キャロルとして活動したのち、ソロのロックシンガーとしてもいくつもの名曲を生み出してきた矢沢永吉さん。
渋くかっこいい音楽性に憧れる一方で、しゃがれの効いた男らしい声質により、彼の楽曲は難しいという印象をお持ちの方も多いと思います。
今回はそんな方に向けて、矢沢永吉さんの歌いやすい楽曲をピックアップしました。
楽曲の解説だけではなく、ボーカルテクニックについても触れていますので、ぜひチェックしてみてください。
もくじ
【ロックでも歌える!】矢沢永吉の歌いやすい楽曲
東京矢沢永吉

ムードのある楽曲に興味がある方は、こちらの『東京』がオススメです。
このような作品は豊かな表現力が求められる一方で、声量やロングトーンを必要としない傾向にあります。
本作も例にもれず、ロングトーンや大きな声量を求められることがありません。
そのため、二次会で声が出なくなってきた頃でも、十分に歌えると思います。
キレイに歌うのではなく、あえてにごした発音で歌うとより映えるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
風の中のおまえ矢沢永吉

26thアルバム『LOTTA GOOD TIME』に収録されている楽曲『風の中のおまえ』。
スポーツ番組『ニッポンチャレンジドアスリート』のテーマソングとして起用された楽曲で、キャッチーなギターリフのイントロとシャッフルビートの跳ねたリズムが爽快ですよね。
メロディーがゆったりしているため、歌いやすいですが、音域が広いためご自身に合ったキーに設定して歌いましょう。
また、矢沢永吉さん特有のレイドバック気味の歌唱をマネするのが難しいため、オリジナルを何度も聴いてイメージしてから歌ってみてくださいね。
長い黒髪矢沢永吉

男らしさがただようロックが好きな方はこちらの『長い黒髪』がオススメです。
本作は矢沢永吉さんの代表曲である『WHY YOU…』に似た構成で、AメロBメロは抑え気味で、サビに入ると一気にボルテージを上げてシャウトをかけながら歌うというものに仕上げられています。
サビはやや難易度の高い作品ですが、AメロBメロは非常に簡単です。
声がしゃがれている方にとっては、非常に歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
時間よ止まれ矢沢永吉

しっとりとしたメロディーラインが印象的な本作。
矢沢永吉さんの魅力が詰まった名曲として知られていますね。
歌詞に込められた切ない想いが、優しさの際立つギターのアルペジオによって、より一層引き立てられています。
1978年6月にリリースされた本作は、資生堂のCMソングとしても採用され、大きな話題を呼びました。
オリコン1位に3週間連続でランクインするなど、矢沢永吉さんにとって最初のナンバーワン・ヒットとなりました。
程よい歌唱力があれば心から楽しめる本作は、ロマンチックな雰囲気を味わいたい方にぴったりです。
エイシャン・シー矢沢永吉

14thアルバム『東京ナイト』に収録されている楽曲『エイシャン・シー』。
哀愁を感じさせるアンサンブルと歌声を特徴とした、ノスタルジックな気分にさせる空気感が印象的ですよね。
一部ハイトーンになる部分がありますが、全体的にキーが低くテンポもゆったりしているため、歌があまり得意でない方にも挑戦しやすいのではないでしょうか。
カラオケでは矢沢永吉さんのハスキーな歌声を意識して歌ってみてほしい、渋い楽曲を歌いたい時に選曲してほしいナンバーです。
Sweet Winter矢沢永吉

ソロデビュー30周年を記念してリリースされた通算29作目のアルバム『ONLY ONE』に収録されている楽曲『Sweet Winter』。
ピアノとアコースティックギターをフィーチャーした奥行きのあるアンサンブルは、センチメンタルなクリスマスの風景を描いたリリックとともに心を震わせますよね。
メロディーがゆったりしておりキーもそこまで高くないため、歌いやすいですが、急な音程の跳躍やレイドバック気味の歌い回しがリズムから外れやすいため注意が必要です。
寒い季節のカラオケにおすすめな、ぜひレパートリーに入れてほしい隠れた名曲です。