2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲
演歌の世界には、時代を超えて輝き続ける珠玉の名曲たちがあります。
中でも2000年代は、新しい息吹と伝統が融合した黄金期と言えるでしょう。
「ふたり傘」のような心温まるストーリー性のある楽曲や、氷川きよしさんなどの新人による新しい風が、オリコンチャートをにぎわせた話題作など、さまざまな名曲が生まれました。
懐かしさと新鮮さが同居する2000年代の演歌の世界へ、一緒に心をはせてみませんか?
2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(41〜50)
山河五木ひろし

2000年に発売された五木ひろしのシングルで、作詞は小椋桂、作曲は堀内孝雄が手掛けた曲です。
人生を山河に見立てた内容の楽曲で、後に小椋、堀内それぞれがセルフカバー版を発表しています。
2000年の「第51回NHK紅白歌合戦」の白組トリおよび大トリで歌唱した、五木ひろしの人気の曲です。
生きる山本譲二

山本譲二の52枚目のシングルとして2003年に発売されました。
人生の持つ意味、その重みを見つける男の歌で、歌詞は星野哲郎が手掛けました。
命を与えてくれた神や両親に感謝の気持ちを込めた曲となっており、山本譲二の気持ちのこもった歌声が生きる力を与えてくれる曲です。
剣山北山たけし

北山たけしの8枚目のシングルとして2009年に発売されました。
「剣山」とは徳島県の最高峰の山で、日本百名山の一つに選定され、徳島県では県のシンボルになっています。
中国・四国地方のご当地ソングとして愛されている曲で、第60回紅白歌合戦でもこの曲が歌唱されました。
オリコンでは16位を記録しました。
大器晩成島津亜矢

島津亜矢の38枚目のシングルとして2005年に発売されました。
作詞は星野哲郎、作曲は原譲二(北島三郎)が手掛けた曲で、「大器晩成」の言葉通り、勇ましく、カッコいい男性の演歌の力強さを感じます。
島津亜矢の圧倒的な伸びやかでハリのある歌声が印象的な曲です。
ふたり花藤あや子

藤あや子の16枚目のシングルとして2000年に発売されました。
藤あや子らしい温かい女の愛情を描いた曲で、男性にそっと寄り添い、手を取り合い付いていくかわいい女性がイメージできる曲です。
伸びやかな歌声と艶やかでキレイな藤あや子の2000年のヒット曲です。
おわりに
2000年代は演歌シーンに新たな風が吹き込んだ時代でした。
世代を超えて愛される名曲の数々は、今もなお多くの人々の心に深く刻まれています。
懐かしい思い出とともに、演歌歌手の真摯(しんし)な思いが込められた珠玉の楽曲の数々を、ぜひゆっくりとお楽しみください。