洋楽リリース曲まとめ【2025年4月】
2025年4月の洋楽シーンは、これまでにない多彩な音楽体験を届けてくれます。
イギリスのアイ・シー・オレンジさんが90年代のグランジスピリッツを現代によみがえらせた渾身の1曲から、アメリカのレオン・トーマスさんとハリー・ベイリーさんによる心に寄り添うR&Bコラボレーション、そしてスコットランドとイギリスの気鋭プロデューサーが織りなす洗練されたハウスサウンドまで。
ジャンルの垣根を越えて響く感動の旋律たちが、あなたの心に新たな扉を開いてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年4月】(21〜30)
RATHER BE ALONELeon Thomas, Halle
コンテンポラリーR&Bを基盤としながら、ロックとソウルを織り交ぜた感情豊かな楽曲に仕上がっています。
アメリカ出身のレオン・トーマスさんとハリー・ベイリーさんによるコラボ曲で、2025年4月に発売されたアルバム『MUTT』のデラックス版の先行シングル。
関係性に迷いを覚えた二人の心情を、スモーキーなギターリフと絡み合うストリングスが美しく表現し、自己と向き合う瞬間を印象的に描き出しています。
グラミー賞を受賞したトーマスさんと、ノミネート歴を持つベイリーさんの歌声が見事に調和した本作は、心の整理をつけたい夜に、そっと寄り添ってくれる一曲になるでしょう。
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PrezzyMIKE & Tony Seltzer
ニューヨークのアンダーグラウンド・ヒップホップシーンで頭角を現してきたマイク・ジョーダン・ボネマさんとトニー・セルツァーさんによる、サイレン音のようなシンセサイザーと不規則なビートが絶妙に絡み合う実験的なサウンドが魅力的な楽曲です。
2025年5月に発売予定のアルバム『Pinball II』からの先行シングルで、本作では自身を「トニー・ソプラノ」に例えながら、ロレックスなどの高級品と自己肯定感をテーマにしたリリックが印象的。
ニコラス・スタッフォード・ブリッグス監督によるミュージックビデオもブルックリンで撮影され、楽曲の世界観を見事に表現。
実験的なサウンドと遊び心のあるリリックを楽しみたい方におすすめの一曲です。
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XOXOMike Dimes
荒々しさの中にもクールな魅力を感じさせるトラップミュージックに、内省的な歌詞が重なり合う印象的な楽曲。
アメリカ・テキサス州サンアントニオ出身のマイク・ダイムズさんは、2021年にTikTokで約20億回の視聴を記録したシングル『My Story』で知られるラッパーです。
本作は彼のキャリアにおける新境地を感じさせる一曲で、優れたサウンドプロデューサーWealthiboiとのタッグにより、重厚なビートと洗練されたアレンジメントが見事な調和を生み出しています。
深い自己洞察に満ちた歌詞世界と、力強いデリバリーが印象的な本作は、アーバンミュージックの真髄を味わいたい方にぴったりの一曲となっています。
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bed no breakfastMaren Morris
ドリーミーなシンセサイザーの旋律と柔らかな歌声が溶け合う、洗練されたポップ・ナンバーの誕生です。
アメリカ出身のマレン・モリスさんは、カントリーとポップの要素を巧みに融合させた音楽性で知られるシンガーソングライターで、グラミー賞をはじめとする数々の賞を受賞してきた実力派。
本作はアルバム『D R E A M S I C L E』からの先行シングルとして2025年4月に公開された作品で、現代のデート文化における自己主張や境界線の重要性をユーモラスに描いています。
軽快なビートと印象的なメロディラインが織りなす爽やかな雰囲気は、恋愛の機微や人間関係の距離感について考えたい方におすすめですよ。
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In The Air Tonight (Phil Collins Cover)Marilyn Manson
フィル・コリンズのシグネチャーソングを、ゴシックでダークなアレンジで蘇らせたのは、1989年にフロリダ州で結成されたマリリン・マンソン。
2025年4月のリリースとなった本作は、原曲の持つ緊張感とドラムの心臓のような鼓動を見事に継承しつつ、インダストリアル・ロックの要素をふんだんに盛り込んだ意欲作です。
プロデューサーのタイラー・ベイツとのタッグで生み出された重厚なサウンドは、『Sweet Dreams』や『Tainted Love』など過去のカバー作でも高い評価を得てきた彼らの真骨頂。
同年開催の「One Assassination Under God Tour」のプロモーション曲としても話題を呼び、限定版マキシシングルCDは発売からわずか4時間で完売という記録を残しました。
孤独な夜道や、静寂に包まれた深夜のドライブBGMとして、本作の真価を味わってください。
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I Ain’t Comin’ Back (feat. Post Malone)Morgan Wallen
カントリーとポップスを巧みに融合させた魅力的なサウンドメイクで人気のモーガン・ウォーレンさんとポスト・マローンさんによる、渾身のコラボレーション作品です。
幾重にも重なり合う軽快なカントリーロックのサウンドと、アメリカ文化の象徴をちりばめた言葉選びで紡がれる世界観が印象的。
2025年5月発売予定のアルバム『I’m the Problem』からのプロモーションシングルとして2025年4月に公開された本作は、両アーティストの個性が見事に調和し、失恋からの解放と再生をテーマに描かれています。
アメリカ生まれのウォーレンさんは、2024年のBillboard Hot 100で6週連続1位を獲得するなど輝かしい実績を残しており、ポスト・マローンさんとの2度目となる本作でも、その実力を遺憾なく発揮。
心に染み入るようなメロディと共に、自分を見つめ直したい時に聴きたい1曲となっています。
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MARRIAGENelly Furtado
7年の沈黙を破って2024年にアルバム『7』をリリースしたカナダの歌姫、ネリー・ファータドさん。
彼女が2025年4月に公開した本作は、結婚や愛、自分らしさを問いかける物語性豊かなミディアム・バラード。
R&Bとソウルを織り交ぜた洗練されたサウンドに乗せて、深い感情を注ぎ込んだ歌声は聴く人の心に染み入ります。
グレイ・ホーケンのプロデュースのもと、2年の制作期間を要し、3都市を股にかけて録音されたという本作。
『GOD』とのダブルA面シングルとして発売され、アルバム『7』には未収録の楽曲となっています。
深い愛や人生について考えたい時に、ぜひ耳を傾けてほしい1曲です。
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