邦楽の最新リリース曲【2025年5月】
2025年5月、音楽シーンに新たな風が吹き抜けています。
ホロライブ発のエレクトロポップから心温まるシティポップ、そして魂に響くメッセージソングまで、驚くほど多彩な楽曲が誕生しました。
恋の不具合をポップに歌った中毒性のあるナンバーや、青春への思いをつづった温かな楽曲など、それぞれが独自の魅力を放っています。
この記事では、そんな個性豊かなアーティストたちの作品をじっくりとご紹介します。
きっとあなたの心に刺さる1曲が見つかるはずです!
邦楽の最新リリース曲【2025年5月】(141〜150)
大人モードPES 、BIM

異なる世代のラッパーがタッグを組んだこの楽曲は、PESさんのメロディアスな軽快さとBIMさんの洗練された現代的スタイルが見事に融合した作品です。
成熟した大人の魅力が漂うリリックには、日常の葛藤や自己肯定感といったテーマが織り込まれ、聴く人の共感を誘います。
2025年4月に配信リリースされたこの曲は、両者初の正式コラボ作品。
Rascalのプロデュースのもと、ジャンルの垣根を超えた自由な音楽性が光ります。
リリースに先立ち2025年4月28日には渋谷WWW Xでツーマンライブも開催され、会場は大いに盛り上がりました。
音楽シーンの世代を超えたつながりを感じたい方や、異なるラップスタイルの融合に興味がある方におすすめの一曲です。
Everyday (feat. 藤原聡)TAIKING

ロックバンドSuchmosのギタリストとして活躍後、ソロでも注目を集めるTAIKINGさん。
Official髭男dismの藤原聡さんをゲストボーカルに迎えた本作は、メロウなギターサウンドと藤原さんの迫力ある歌声が絶妙に融合した一曲です。
特にアウトロでは、TAIKINGさんのギターと藤原さんの歌声が絡み合い、印象的なフィナーレを迎えます。
2025年4月に配信されたEP『Shuffle』に収録された楽曲で、MVでは船上でのセッション風景が収められています。
リラックスした雰囲気が漂う本作は、穏やかな日常のBGMとして、あるいは心地よいドライブミュージックとしてもぴったり。
多彩な音楽性を持つTAIKINGさんならではの魅力が詰まった一曲です。
ぱらいそTele

谷口喜太朗さんによるソロプロジェクトTeleの音楽は、文学的な歌詞と自由なサウンドが融合した独特の世界観が魅力です。
この楽曲は、2025年4月に発売されたアルバム『残像の愛し方、或いはそれによって産み落ちた自身の歪さを、受け入れる為に僕たちが過ごす寄る辺の無い幾つかの日々について』の最終曲として収録されています。
J-POPを基盤としながらも、エレクトロニカやロックなど多様なジャンルを取り入れた繊細なメロディが心に響く本作は、彼の音楽的探求心と表現力の集大成とも言える一曲。
言葉の使い方や情緒表現に関心がある方や、ジャンルにとらわれない新しい音楽を求めている方にぜひ聴いてほしい作品です。
邦楽の最新リリース曲【2025年5月】(151〜160)
PAPER MOONa子

繊細な歌声と夢のような音世界で聴く者を幻想的な空間へと誘う兵庫県出身のシンガーソングライターa子さん。
2025年4月にリリースされた本作は、彼女特有のウィスパーボイスが際立つイントロから始まり、夢の中をさまようような独特の世界観を描き出します。
多彩なジャンルを融合させた個性的なサウンドは、彼女のこれまでの作品群にも共通する魅力となっていますね。
a子さんが率いるクリエイティブチーム「londog」が手がけたMVも必見で、彼女のトレードマークである赤髪の女の子のイラストが印象的です。
静かな夜や物思いにふける時間に聴きたい一曲として、繊細な感性をお持ちの方にぴったりの作品ですよ。
陽だまりberry meet

春の陽射しのような温もりに包まれるメロディと柔らかなサウンドで、日常の中で立ち止まり、周囲の大切さに気づかせてくれるスリーピースバンド、berry meetの楽曲です。
ポップで鮮やかなメロディ、温かみのあるセンチメンタルな歌声、そして男女混声のコーラスワークが絶妙に融合した一曲となっていますよ。
2025年7月8日にユニバーサル ミュージックからメジャーデビューを果たすberry meetのアルバム『白昼夢、結んだ言葉は花束に』に収録される本作は、2025年4月23日に先行配信されました。
また4月19日にはFM802のラジオ番組で初めてオンエアされ、注目を集めています。
穏やかな時間を過ごしたいとき、心に寄り添う音楽を求めているときにぜひ聴いてみてください。
幅広い層に届く温かくも力強いメッセージが、きっとあなたの心も優しく包み込んでくれることでしょう。
惑星ロマンスimase

宇宙を舞台にした愛の物語を紡ぐ、imaseさんの新曲は2025年4月のジャックスCM「未来を、買ったんだ。」とのタイアップとして公開されました。
キャッチーなシンセサウンドと心地よいビートが特徴の本作は、まるで惑星間を旅するかのような浮遊感と、愛の必然性を歌い上げる歌詞が絶妙に調和しています。
imaseさんが全て作詞作曲を手がけ、『NIGHT DANCER』でコラボレーションしたESME MORIさんが編集を担当。
CMではimaseさん自身が愛用の小型シンセサイザーで曲作りに没頭する姿も印象的です。
2021年12月にメジャーデビューし、日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した経歴を持つimaseさんの音楽的成長を感じさせる一曲。
全国ホールツアー「imase Hall Tour 2025」でも披露されている本作は、新しい出会いへの期待感を抱く人や、恋のときめきを感じたい人におすすめです。
旧世界よりおいしくるメロンパン

失われた記憶と過去への郷愁を繊細に描いた楽曲が、おいしくるメロンパンのミニアルバム『antique』に収録されています。
白濁の太陽や壊れたオルゴール、油絵の砂浜といったイメージがちりばめられた歌詞世界は、聴く者の心に深い感情を呼び起こします。
2025年4月23日に発売された本作は、バンド結成10周年を記念する節目の作品。
映像作家・花田健吾監督によるMVも制作され、鏡面反射を用いた幻想的な演出が楽曲世界を視覚的に広げています。
アルバム発売に伴う全国8箇所のツアーも開催中で、ファイナルは日比谷野外大音楽堂。
過去と向き合いながらも新たな音楽的挑戦を続ける彼らの集大成ともいえる一曲を、静かな夜にじっくり聴きたい方におすすめします。