【高齢者】はぎれで楽しむ手作りの時間。思い出の素材で作品作り
眠っていたはぎれを活用して、ステキな手作り時間を楽しみませんか?
思い出の布や大切にしていたお洋服の端切れには、それぞれの物語が詰まっているはず。
高齢者の方にもやさしい、シンプルな手順で作れるアイテムをご紹介します。
マットやポーチ、小物入れなど、暮らしの中で使える作品作りを通して、指先を動かすことで脳を活性化させますよ。
布選びの時間から、縫い合わせていく工程まで、思い出とともに楽しむ手作りの時間をお過ごしください。
【高齢者向け】はぎれで作るすてきな作品。簡単活用術をご紹介
和風ちりめんしおりNEW!

和の雰囲気がすてきなちりめん布のしおりは、高齢者の方に喜んでお使いいただけそうです。
お好きな柄のちりめん布を用意し、半分に両面テープを貼り接着します。
針でちりめん玉に糸を通し、しおりに固定しましょう。
お好みでお花などを取り付けてもすてきですよ。
こちらの作品は小さなハギレでも作れるのが嬉しいポイント。
丈夫なしおりにしたい場合は、間に厚紙や接着芯を挟むと良いですね。
針の使用には十分気をつけて制作をお楽しみください。
マット

キルティング地のはぎれを使ってふかふかマットを制作しましょう!
先に型紙を作成しておくと、作業がはかどりますよ。
型紙より大きいサイズのはぎれを用意し、縫い合わせていきます。
印からはみ出さないように縫っていくと後の作業が楽なため、注意して縫い進めていきましょう!
13枚のはぎれを縫い合わせて7本の長い布を作り、キルティング地を取り付けます。
それぞれをたてまつりで縫い合わせ、裏にタオル地などのやわらかい布を取り付けたら完成です。
隣り合うはぎれは何にしようか考えたり、出来上がりを想像することは、脳の刺激になり認知症予防に役立ちますよ!
高齢者の方の制作レクリエーションのアイデアとしてお役立てくださいね。
ハギレブローチ

ブローチは、いつもの洋服につけるとワンポイントとなるすてきなアイテムです。
おしゃれになれる小物を、自分で作れたら楽しいですよね。
そこで今回は、針を使わないブローチ作りをご紹介します。
さらに材料に、残った生地のハギレを使いますよ。
手芸レクをした際に、生地が中途半端に残っているものなどがあったら使ってみましょう。
手芸用の球体の発泡スチロールを半分にして、小さな四角形にカットしたハギレを付けていきます。
四角形の生地を折りたたんで作る、つまみ細工の様に作っていきますよ。
集中して手先をたくさん使う工程が多いので、高齢者の方の脳トレにも効果が期待できますね。
パールやビーズを付けるとさらにすてきに仕上がりますよ。
コースター、鍋つかみ

はぎれを使った作品はたくさんありますが、こちらの記事では少し変わった使い方で作れるおもしろい作品を紹介します。
目印をつけ真ん中に切り込みを入れたはぎれをキルト芯に縫い付け、目印のとおりに開いていきましょう。
1枚開いたら上に重ねて同じ手順で縫い進めていきます。
縫い付けるはぎれは徐々にサイズが大きくなっていきますよ。
返し口で返したら、とてもかわいい模様ができましたね。
大きさは自由自在なので小さいコースターや鍋敷き、バッグなどを作っても楽しそうですね。
裁縫好きな高齢者の方とチャレンジしてみてくださいね!
ミニ財布

1枚のまとまった長さがある、はぎれが準備できたらぜひ作っていただきたいミニ財布をご紹介します。
裏地もある作品ですが、1枚の同じ生地で作っていきますよ。
ファスナーも付いた、本格的な財布です。
ですが、定規を使わずに指の幅で長さを測りますよ。
指で長さを測る工程は、高齢者の方も楽しんでいただけそうですね。
ミシンを使って縫っていきますので、手芸がお得意な高齢者の方なら制作に夢中になるかもしれませんよ。
ミシンに慣れない高齢者の方に合わせてサポートしてください。
作った作品は、実際に使うこともできるのがいいですね。