【高齢者向け】介護施設の春を彩る。壁面アイデア集
デイザービスなどの高齢者施設では毎月、季節に合わせて壁飾りを変えるところが多いかと思います。
高齢者の方にも作っていただき、一緒に飾るのが楽しいですよね。
こちらの記事では高齢者の方向けの、春の壁面飾りの制作アイデアをご紹介します!
桜やタンポポなどのかわいい花や、ひな祭りに関するモチーフなど春という言葉から連想されるものはたくさんあると思います。
どれも明るくかわいいものが多いのが特徴ですね。
お部屋の中でも春を感じられるような、すてきな壁飾りで施設の壁面を彩ってくださいね。
【高齢者向け】介護施設の春を彩る。壁面アイデア集(1〜20)
桜のリース

折り紙で作った桜の花と葉っぱのパーツをつなげて輪にした、立体的でかわいらしい桜のリースです。
重要なのは桜の花の作り方で、ここはそれぞれの花びらを作ってから、それを組み合わせて花が咲いた立体的な形に仕上げています。
半分の三角形に折って両端を持ち上げ、はみ出た部分をカットしてから筒状に広げれば花びらは完成で、あとはこれを並べて花の形に整えましょう。
あとはリング状にカットした土台に、この桜の花と葉っぱのパーツを貼り付ければ全体は完成、つりさげられるようにひもをつけるものオススメですよ。
春の草花

春の草花の壁画を作ってお部屋を春らしく彩りましょう。
100均などに売っている色紙を使って手軽に作れます。
色紙はそのままですと大きいので、4分の1サイズや、さらにその4分の1サイズに切っておきます。
クローバーは8つに折って線を引き、はさみで切れば完成、さくらやパンジーなど5枚の花弁の花は辺の3分の2の位置で折りたたむとうまく作れます。
また、6枚弁の花を作っておき、切り込みを入れて重ね合わせて5枚弁にしても立体的な花が作れます。
大きな色画用紙を土台にしてできた花や葉っぱを貼っていけば完成です。
水仙

やわらかいおはな紙で水仙の花を作ってみましょう。
白のおはな紙を半分に折り、その上に半分の大きさのオレンジのおはな紙をのせます。
そうしたら、それを6頭分のじゃばらに折り、半分に折ってから端を斜めに切ったら真ん中の部分をホチキスでとめます。
とめたら花びらを広げていきましょう。
広げたら白とオレンジの紙を分離させます。
オレンジの部分は花の芯になるので、まっすぐに切りそろえておきます。
葉の部分は色画用紙を細く切ったものをえんぴつに巻きつけて先を丸めましょう。
満開の桜ディスプレイ

日本の春には欠かせない桜の木をイメージした、紙を組み合わせることで作っていくディスプレイです。
桜の花は円を花の形にカットするだけのシンプルな作り方ですが、ここで折り目を付けて立体的にしておくことで、最後のボリューム感にもつながりますよ。
花が完成したら角度も考えつつならべていって、木に配置するように設置すれば全体の完成です。
花をさまざまな色で作ってグラデーションを出していくと、より立体的に感じられるのでそちらもオススメですよ。
いちご
高齢者の方が指先を使う細かな作業を楽しめる、クイリングの手法を使った立体的ないちごの作り方を紹介します。
赤い折り紙を長方形にカットし、細かい切り込みを入れます。
それを竹ぐしに巻きつけながら、くるくると形を整えていきます。
巻き終わったらボンドで固定し、少し広げることで、ふんわりとした立体感のあるいちごが完成します。
葉っぱの部分は、緑色の折り紙をカットし、ギザギザ模様をつけた後、折り込むことで立体感を出します。
作る楽しさだけでなく、完成後に壁面を彩る喜びを味わえるのも魅力です。
作品を並べると春らしい華やかさが生まれる作品です。