80年代のビジュアル系バンドのデビュー曲
華やかだったり、退廃的な世界観で多くの人々を魅了するビジュアル系バンドは、男女問わず根強い人気がありますよね。
80年代にも多くのビジュアル系バンドがデビューしていますが、そのデビュー曲についてはどのくらい知っていますか?
80年代のビジュアル系バンドのデビュー曲をまとめてみましたのでご紹介します。
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80年代のビジュアル系バンドのデビュー曲(21〜30)
惡の華MADAME EDWARDA

ゴシックで文学的な香りをまとった、MADAME EDWARDAならではの退廃的な世界観が魅力の1曲です。
変拍子や転調を駆使した複雑な曲構成は、80年代当時のシーンの中でもひときわ異彩を放っていたのではないでしょうか。
この楽曲が描くのは、禁じられたものだけが持つ妖しい魅力と、その背徳の中にきらめく純粋な感情なのかもしれませんね。
Zinさんの歌声が、聴く人を唯美な物語の世界へと誘うようです。
本作は1984年に発売されたアルバム『ヒステリックな侯爵夫人』に収録された1曲。
後のシーンに大きな影響を与えた彼らの、原点ともいえる純粋なエネルギーが詰まっています。
日常を忘れ、少しミステリアスな気分に浸りたい夜に聴いてみてはいかがでしょうか。
Dark SidePHAIDIA

切り裂くような歌声と重く響くサウンドが、聴く者を一瞬で暗く美しい世界へと誘います。
日本のゴシック・ロックシーン初期を代表するPHAIDIAが放つ、初期の魅力が凝縮された一作です。
本作が収録されたのは、1985年に発表された名盤『In The Dark』。
絶望や内面の闇を描きながらも、そこには抗いがたい退廃的な美しさが宿っているのを感じますよね。
1985年5月に都内のスタジオで録音されたという事実からも、当時のアンダーグラウンドシーンの熱気が伝わってくるようです。
日常を忘れ、美しくミステリアスな世界観に深く浸りたい夜に聴けば、その退廃美が心に響くことでしょう。
ホンキー・トンキー・クレイジーBOØWY

80年代の音楽シーンを席巻したBOØWYが1985年6月に発売した、記念すべきメジャー初のシングルです。
軽快なシャッフル・ビートと布袋寅泰さんの鋭いギターカッティングを耳にすれば、理屈抜きで体がリズムを刻んでしまう、そんな衝動的なロックナンバー。
都会の夜を疾走する若者の刹那的な高揚感を、氷室京介さんのシャウトが加速させますよね。
アルバム『BOØWY』に続いて発表されたこの楽曲は、B面に『“16”』を収録し、バンドの多面性を示しました。
窮屈な日常から抜け出したい時、このサウンドに身を委ねてみませんか?
純粋なエネルギーが、心を解き放ってくれることでしょう。
度々、BOØWYはヴィジュアル系かどうか、という話は出てくるかと思いますが、今回は少なからず影響を与えていると思ったので入れさせていただきました。
GET THE GLORYLAUGHIN’ NOSE

個性的なファッションとエネルギッシュなサウンドで、80年代の音楽シーンに風穴を開けたLAUGHIN’NOSE。
この楽曲は、駅のホームで衝動的にメロディが生まれたという逸話を持つ、彼らの原点そのものです。
「栄光をつかめ」というシンプルで力強いメッセージは、聴く者の魂を直接揺さぶります。
1983年12月に自主レーベルから世に出たEPの表題曲であり、後のメジャーデビューアルバム『LAUGHIN’ NOSE』への道を切り開いた、まさにバンドの象徴です。
本作が放つ純粋なエネルギーと情熱は、現状を打破したい時や、仲間と共に未来へ向かう高揚感を味わいたい時に、無限の勇気を与えてくれることでしょう。
INSANEREACTION

80年代メタルシーンにその名をとどろかせたREACTIONの、原点にして神髄とも言える1曲です。
内側に渦巻く激情をたたきつけるかのようなシャウトと、限界まで高められた演奏の疾走感が強烈な印象を残します。
嵐のように荒れ狂うリズム隊と切り裂くようなギターリフが一体となり、聴く者の感情を根こそぎ揺さぶるのです。
本作は1985年7月に発売されたインディーズの名盤『INSANE』に収録されたもので、レーベル初の作品ながら1万枚以上を売り上げたという逸話をご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
どうしようもない苛立ちや閉塞感を覚えた時、この純粋な破壊衝動が心のよどみを吹き飛ばしてくれることでしょう。
RosenfeldROSENFELD

大阪のスラッシュメタルシーンを席巻したROSENFELDが、1989年4月に配布したデモテープ『B』に収録した、自らの名を冠した象徴的な楽曲です。
金属を切り裂くようなギターリフと、天を突くハイトーンシャウトが一体となって襲いかかってくるサウンドは圧巻ですよね。
攻撃的なメタルサウンドに、当時のビジュアルシーンに通じる唯美で劇的な世界観を融合させたスタイルが彼らの真骨頂。
戦禍や暴力といったテーマを通して、己の存在を激しくたたきつけるような姿勢に、心をわしずかみにされる人も多いはずです。
後の代表作『Pigs of the Empire』にもつながる、純粋な初期衝動に満ちた1曲。
何かを打ち破りたい時、この凄まじいエネルギーがあなたの背中を強く押してくれます。
OVER ALIVETHE ZOLGE

ヴィジュアル系シーンの草分けとして知られるTHE ZOLGEの、記念すべきデビュー作です。
1984年8月に発売された本作は、スタジオ盤ではなく、同年6月のライブの熱気をそのままパッケージしたフレキシ・ディスクでした。
たたきつけるようなギターリフと疾走感あふれるリズムは、まさに生々しいパンクそのものですよね!
「生きている」ことすら超えていく、そんな切迫した叫びに心をわしづかみにされるかのようです。
本作に続き、ミニ・アルバム『Crisis My Guest』なども制作されました。
どうしようもない閉塞感に苛まれた時、この初期衝動の塊のようなサウンドが、きっとあなたの背中を力強く押してくれることでしょう。





